トレーニングで運動効果を引き出すための3つの定義

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 一生懸命トレーニングしているはずなのに、イマイチ効果が出ない...。それには、ちょっとした体と心への働きかけがありました。せっかくトレーニングするのだから、最大限の効果を引き出すための3つの定義を教えます!

トレーニングで大切なのは気持ちで負けないこと

 一般的にトレーニングは苦しいものという認識だと思いますが、一方で楽しんで行なっている人もたくさんいますよね。トレーニングを単なる作業や苦役としてとらえるか、はたまた楽しみの一つとしてとらえるか、その差はどうやって生まれるのでしょうか? その苦楽の分かれ道に関わる「トレーニングの定義づけ」について、コンディショニング・トレーナーの桑原弘樹先生に伺いました。


1)トレーニングとはエネルギーを使い切ること

「トレーニングを行なったと言える大前提として、まず“体の中のエネルギーを使い切ること”があります。逆に言えば、決まった種目をこなして1時間きっちりで終わったとしても、まだ疲れていなければトレーニングの効果はないと言っていいでしょう」(桑原先生)
 運動を行なう際に、時間や回数などを目安として決めるのはOK。ですが、しっかりと体の中のエネルギーを使い切るまで回数や時間、強度を調整して行なうことがトレーニングの効果を出すポイントです。
「ただし、エネルギーを使い切るのはあくまで練習のときだけにしましょう。もしもマラソンのレースやスポーツの試合の本番に向けてトレーニングをしているのであれば、本番ではエネルギーを温存すること。練習ではエネルギーを使い切る癖をつけ、本番では温存できるようになるとパフォーマンスを上げることができます」


2)トレーニングとは弱い自分を超える作業

「トレーニングを行なっていると、途中でもうやめてしまおうかな、と思うことは誰しもありますよね? その誘惑を乗り越えてトレーニングを続ける、さらにもう1回行なう、それこそがトレーニングと言えます」
 大切なのは、この目標の設定方法。高すぎる目標は諦めの気持ちが強くなりますし、低すぎてもやる気が起きません。運動の回数や強度などを設定する際に、「このレベルなら頑張れば何とか越えられそうだ」という絶妙なところに設定することが大切です。


3)トレーニングとは体と心の限界を近づけること

「このように、トレーニングには(1)気持ちの限界と(2)肉体の限界があることがわかります。この2つの限界を近づけていくことが究極のトレーニング、とも言えます」
 気持ちの限界は肉体の限界よりもグッと低いところにあります。最初につらいと思うのは脳の反応。実は肉体の限界はまだまだ先にあるので、そこでめげずにもう1回、と続けていくことで肉体の限界に少しずつ近づけるようになります。


 このように、トレーニングで気持ちの限界を越えていく、という成功体験を積み重ねていくとは、自分への自信につながります。

「トレーニングのいいところは、自信がつくと同時に謙虚にもなれるということ。目標をクリアするたびに、次の試練がやってきて〝まだまだだな〟と謙虚になれる。この相反する2つの心のあり方は、仕事など他のことにも応用ができるので、肉体とともに人間的な成長にもつながりますね」
 運動効果以外にも自分を高められるトレーニング。自分にとって《トレーニングとは》ということをもう1度考えてみてはいかがでしょうか。


桑原 弘樹

桑原 弘樹

〈桑原塾〉主宰。多くのアスリートにコンディショニング指導を行うほか、スポーツ・サプリメントの開発にも携わる。
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桑原塾

撮影/布川 航太 文/大石結花 写真(イメージ)/©hagamera - fotolia.com

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