小さな習慣が大きな成功に。ダイエット習慣をパターン化するコツ

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ダイエットをすることで「自制心が心の力になる」と話すのは習慣化コンサルタントの古川武士さん。ダイエットの"複利効果"と、複利効果を生む、パターン化する秘訣についてお伺いしました。

ダイエットを習慣にすることで、ボディラインが変わるというのはもちろん、ただやせるだけでなく、体が軽くなってアクティブになる、健康になる、考え方が変わると、それ以外の良い効果もきっとでてきます。それを習慣化コンサルタントの古川武士さんは「複利効果」と呼びます。

ダイエットしていることが自信につながる

ダイエットの複利効果にはどのようなものがあるでしょうか。
「ダイエットの途中過程でも、食事を制限したり運動を日課にしたりすると、自分に規律を持てている状態になります。自己規律がある状態は自信につながり、自制心があることで自分にエネルギーを感じると思います。
そういうことは何か失敗をして周りから批判された時でも、自分を好きでいられるということです。それはとても大きな複利効果だと考えています」(古川さん)

気分が晴れやかになって、毎日が少し楽しくなるというのも複利効果といえます。


パターン化で規則正しいリズムを作る

ただ、複利効果が得られるまでは少し時間がかかる場合も。効果を感じる前の段階は挫折も伴うキケンな時期。結果が見えそうな時に、投げ出してしまってはもったいない。そういうときには一定パターンで続けることがすごく効果的。決まったタイミング、場所、時間、やり方を決めてしまい、無意識的に行えるようにしていくのです。

パターン化する二つの方法

1、できるだけ「聖域」を考える
変動や多いタイミングや場所は避けます。ウォーキングを日課にする場合は、家に帰り、夜ご飯食べたあとに歩くというルールよりも、変動の少ない通勤時間に歩く時間を増やす方が働いている人にとっては成し遂げやすい条件となります。夜は残業や飲み会などで時間が取れない場合も多いからです。

また、時間や回数が自由なジムよりも、ある程度時間が決まっているエクササイズのクラスをとった方が、多少辛くても通うので、長く続けられるものです。

2、一石二鳥で考える
 「ダイエットは段階的に5つくらい作戦を考えて、一つずつルールを積み重ねていきましょう。段階的にすることで徐々に体が慣れ、リズムが出来上がっていきます」(古川さん)

最初の3週間は、夜のご飯を半分にするというルールを決めたら、次に、食前に野菜を一皿食べるというように、既にある習慣に新しい習慣を組み合わせていきます。時間を新たに生み出すよりも既にある習慣に上乗せすると、習慣化するのが楽になります。

「結局食欲に関してはコントロールすることは、そんなたやすいことではないのですよね。普段からずっとダイエットのことばかりを考えているわけではなく、仕事や人間関係に意識は持っていかれてしまいます。ダイエットから離れてしまった時に、どうやってモチベーションを取り戻すか、そこにかかっています」(古川さん)


できるだけルールはシンプルに、そして少しずつルールを積み上げていくことはダイエットから離れた時に気持ちを戻す効果もあります。ダイエットから長期間、意識が外れてしまった時、やせる習慣が身についていれば、太ったりリバウンドしたりすることもなく、体重をコントロールできるというものです。

【参考書籍】
古川 武士著『マンガでわかる 「続ける」習慣』(日本実業出版社)



古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役。
約3万人のビジネスパーソンの育成の現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、 日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。
オリジナルの習慣化理論・技術を基に、個人向けコンサルティングを行っている。

文/庄司真紀 写真(イメージ)/© YakobchukOlena-fotolia.com

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