代謝UPでやせ体質になれる仕組み(4/5)「ダイエットを妨げる代謝低下の原因とは?」

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代謝機能の司令塔は自律神経
 私たちの体のさまざまな機能を調整しているのが自律神経。代謝も自律神経に支配されています。
「代謝の材料となる栄養素がいくら体内にそろっていても、指令がなければ代謝は動けません。この代謝を動かす重要な司令塔が自律神経。自律神経が乱れれば、的確な指令が出なくなるため、代謝は正しく機能できなくなるのです」(青木先生)

 代謝をつかさどる自律神経の働きをよくすることが、代謝低下を防ぐ絶対条件。
「自律神経は、生命維持のために外的環境に生体内環境を合わせて調整をする神経。そのため、外気温との差が激しい冷暖房の効き過ぎた部屋にいたり、昼夜逆転の生活をしていると、自律神経が乱れて代謝の低下を招きます」

 また、暴飲暴食や極度の食事制限など不規則な食生活もNG。
「特に、油っこいものや炭水化物のとり過ぎは、体脂肪に蓄積されやすくなります。逆に食べる量を減らし過ぎるのもNG。脂肪と一緒に筋肉も落としてしまい、基礎代謝の低下を招きます。また、インスタント食品などに含まれる保存料などの有害物質は、体内で毒素としてたまることに。自律神経を整えるには、1日3食のバランスのとれた食生活を送るようにしましょう」

代謝を下げる要因[1] 「食べ過ぎ」

代謝力が間に合わず脂肪に蓄積!

ダラダラと食べ続けたり、ドカ食いをしたりなど、代謝能力を超えるような食べ過ぎは、代謝機能を疲弊させて鈍らせる原因に。また、炭水化物中心など偏った食事で、代謝に必要な栄養素が不足すると、代謝が滞り、脂肪として蓄積される割合が増えてしまいます。

代謝を下げる要因[2] 「筋力低下」

体重55㎏の場合の一例。
5㎏減らしたうち、その半分の2.5㎏程度は筋肉が減った量。筋肉が減ると基礎代謝も下がるため、リバウンドしやすくなります。リバウンドによって増えるのは筋肉ではなく脂肪のため、さらに太りやすくなることに。

燃える場所が減って基礎代謝ダウン!

基礎代謝の大半は筋肉で使われるため、筋力の低下は代謝の低下に直結。運動不足のほか、極端に食事量を減らすダイエットは、脂肪と一緒に筋肉も落としてしまうため、代謝の低下を招きます。食事量は減らしても筋肉は落とさないよう、適度な運動をプラスすることがポイントに。

代謝を下げる要因[3] 「自律神経の乱れ」

指令が届かず代謝が停滞

自律神経は代謝を動かす司令塔。ストレスや不規則な生活習慣は、交感神経と副交感神経の切り換えがうまくいかず、指令が滞り、代謝に悪影響を及ぼします。運動や食事などの生活習慣を見直して、自律神経の働きを正常化することが、代謝を円滑に進める前提条件。

代謝を下げる要因[4] 「毒素」

自律神経の手間を取らせるやっかい者

体に毒素がたまると、自律神経の働きが解毒プログラムにとられて代謝がダウン。現代社会では、大気汚染やインスタント食品の保存料など、あらゆる有害物質により毒素が体にたまるため、これらを外側から解毒するプログラムを取り入れ、自律神経の負担をなくすことがカギ。

代謝を下げる要因[5] 「冷え」

必要な熱量が大幅にダウン!

体温が低ければ、それだけ体温維持のために熱をつくり出す量も少なくてすむため、消費エネルギー量も少なくなります。体温が1℃下がると、代謝は約15%も下がるため、平熱は36℃以上にしておきたいもの。半身浴やマッサージなどで血流を促し、体を冷やさないようにして。

代謝を下げる要因[6] 「加齢」

出典:「2010年版 日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)

10代前半をピークに下降線

残念ながら、基礎代謝のピークは10代前半で、それ以降はじょじょに下降していきます。筋肉量の低下や、自律神経が乱れやすくなることなどが原因ですが、運動により筋肉量を増やしたり、自律神経を整える生活を心がけることで、代謝の低下スピードを遅らせることは可能に。

監修/青木 晃、イラスト/ナカムラヒロユキ、構成・文/宝田明子

代謝UPでやせ体質になれる仕組み

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