代謝UPでやせ体質になれる仕組み(5/5)「代謝を上げる食事のとり方とは?」

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代謝アップの秘訣は酵素にアリ!
 エネルギー源となるのは、たんぱく質・炭水化物・脂質の三大栄養素。
 「食事でとった三大栄養素は、小腸で単一の物質に分解されたのち、細胞内でエネルギーを生み出すクエン酸サイクルへと入っていきます。このような、それぞれの物質の生体内での生化学的反応の過程を“糖代謝”や“脂質代謝”などと呼びますが、この代謝能力を大きく左右しているのが酵素。酵素は、食べたものが消化されエネルギーとして使われるまでの全過程において、欠かすことのできない存在で、たとえば、炭水化物がエネルギー源となるまでには、何十種類もの酵素が関係しています。そのため、代謝の材料となる三大栄養素やビタミン・ミネラルをしっかりとっていても、酵素がひとつ欠けただけで重大な代謝の機能障害が生じてしまうのです」(鶴見クリニック院長・鶴見隆史先生)


 でも、人間の酵素の量は潜在的に決まっているそう。
 「体内で1日につくれる酵素量は限られており、一定の範囲内で代謝酵素と、食べものの消化に使われる消化酵素がつくられています。そのため、消化酵素として使われる量が増えると、代謝酵素として使われる分が減ってしまうのです」
 そこで、外部から酵素をとり入れることが重要に。
 「野菜や果物、肉、魚などあらゆる動植物に含まれる食物酵素には、その食物自体を自己消化する働きがあります。そのため、消化酵素を使わずにすみ、そのぶんを代謝酵素にまわすことができるのす。ただし、食物酵素は48℃以上に加熱すると死滅してしまうため、生で食べることが必須。生野菜や果物、刺身などで積極的に食物酵素を補いましょう」

 代謝を上げる食べ方のコツ[1] 「生で食べる」

酵素は48℃以上に加熱すると死んでしまうので、生であることが大切。新鮮な野菜や果物には、生きた酵素はもちろん、代謝に必要なビタミンやミネラルもたっぷり入っているため、1日3食毎回食べましょう。魚なら刺身がベスト。

 代謝を上げる食べ方のコツ[2] 「すりおろして食べる」

野菜をすりおろすと、細胞が壊れて酵素が活性化するため、酵素力がUP。野菜のすりおろしをスープやドレッシングに混ぜたり、ミキサーでジュースにしたりもおすすめです。ただし、酸化が早いため調理したらすぐに食べて。

 代謝を上げる食べ方のコツ[3] 「肉や魚は果物と一緒にとる」

加熱した肉や魚などの動物性たんぱく質は、消化に手間がかかるため酵素を大量に消費しがち。たんぱく質分解酵素を多く含む果物と一緒にとって、酵素のムダ使いを防ぎましょう。パイナップル、パパイヤ、メロン、キウイなどがおすすめ。

 代謝を上げる食べ方のコツ[4] 「酢を加える」

酢には酵素を活性化する働きがあり、消化を助けてくれます。また、酢の主成分である酢酸は、クエン酸回路を円滑に動かすのに必要で、代謝アップに欠かせない物質。酢のものや黒酢ドリンクなど、お酢メニューをとり入れるようにしましょう。

 代謝を上げる食べ方のコツ[5] 「発酵食品をとる」

納豆やみそ、漬物、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品は、発酵の過程で酵素が活性化し、その働きがアップ! また、発酵食品に含まれる乳酸菌は、腸内環境を整えるため、体内の老廃物がスムーズに排出されるようになります。結果、代謝もスムーズに。

 代謝を上げる食べ方のコツ[6] 「夜8時以降は食べない」

人体の生体リズム

人間の生体リズムには、「排泄」「栄養補給と消化」「吸収と代謝」の3つの時間帯があり、夜8時を境に消化から代謝の時間帯へと切り替わります。そのため夜8時以降は食べず、消化から代謝へとうまく移行させると、代謝の働きもUP。

監修/鶴見隆史、イラスト/ナカムラヒロユキ、構成・文/宝田明子

代謝UPでやせ体質になれる仕組み

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