ホルモンに関係あり?ストレス太りのメカニズム(3/5)「ストレスホルモンが分泌され摂食中枢を刺激」

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 ストレスがあるとつい食べ過ぎてしまうのはなぜでしょう?
「通常、空腹感というのは、食事をとってから時間が経過するのに伴い出てくるもの。血糖値やインスリン値が下がることで摂食中枢が刺激され、空腹感や食欲が出てくるのです。ところが、脳の前頭葉がストレスを感じると、視床下部に対しコルチゾールなどのストレスホルモンを分泌するよう指令を出します。このストレスホルモンこそが、ニセの空腹感をつくり出す元凶。ストレスに立ち向かうため、エネルギーを必要以上に補充しようと摂食中枢に働きかけ、食欲を暴走させてしまうのです。ふだんの何倍も食べてしまったり、近くにあるものについ手が出てしまうのは、ストレスホルモンが原因なのです」(片山先生)

ストレスによって生じるからだの不調

不安・イライラ
交感神経が高まるため、精神的に不安定になったり、イライラして怒りっぽくなりがちに。

不眠
交感神経が高い状態が続くと、副交感神経への切り替えがうまくいかず、睡眠障害を招きます。

過食
食欲を増進させるホルモンが分泌。ストレスに対抗する栄養補給のため食欲が暴走します。

便秘・下痢
神経細胞が多く集まる腸はストレスの影響を受けやすいため、便秘や下痢を起こしやすくなります。

胃炎
ストレスは胃酸の分泌に影響を及ぼすため、胃の粘膜があれて炎症を引き起こします。

冷え
交感神経が高まった興奮状態では、血管が収縮して血液循環が悪化。冷えにつながります。

かぜをひきやすくなる
ストレスがかかると体の抵抗力が落ち、免疫機能が低下。かぜをひきやすくなります。

月経不順
ストレスでホルモンバランスが乱れると、月経不順やPMSなど月経トラブルを招くことも。

監修/片山隆司、深川光司、取材・文/宝田明子

ホルモンに関係あり?ストレス太りのメカニズム

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