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両手で泡を立てている画像と掌にクリームを乗せた画像

春を感じる温かな日が増えてくるのはうれしいけれど、一方で花粉やホコリが気になる季節でもありますね。肌の汚れは肌荒れの原因にもなるので、帰宅したらしっかりと洗顔して汚れを落としましょう。コスメコンシェルジュの牧内夕子さんに基本の洗顔方法を教えていただきました。

監修
牧内 夕子

洗顔は朝も必要なの?

洗顔する女性の画像

肌の汚れを落とす洗顔は、お手入れの基本中の基本。洗顔料で落とす肌の汚れは、2種類あります。

(1)汗や皮脂、古い角層など自分の肌から出るもの
(2)チリやホコリ、花粉などの外部から肌につくもの

1日の終わりにそれらの汚れをオフするために洗顔をするのはわかるけれど、朝も洗顔って必要なの?と疑問に思う人もいるかもしれません。

人は寝ている間にも汗や皮脂が分泌されています。そこに寝具のホコリなどが付着したりして、朝の肌は意外と汚れているもの。汗やホコリなどはぬるま湯でも落ちますが、皮脂の汚れは落ちにくいのです。

お皿洗いをイメージしてみてください。お皿についた油汚れを、洗剤を使わずお湯だけでスッキリ落とすのは難しいと思います。肌も同じそれと同じ。皮脂汚れは油の汚れなので、きちんと落とすためには朝も洗顔料で洗うのがおすすめです。

肌にやさしい洗顔のための5つのポイント

泡を両手に乗せた女性の画像

肌にダメージを与えずに汚れを落とすためのポイントを見ていきましょう。

1.お湯の温度は人肌以下で

冷たい水だと毛穴が閉じて汚れが落ちにくくなってしまうので、ぬるま湯で洗います。肌の温度は体温より低めなので、温かいと感じるお湯では熱すぎて肌のうるおいまで洗い流してしまいます。お湯はかなりぬるいと感じるくらいが適温です。

2.こすらずたっぷりの泡で洗う

洗顔は手でこすって洗うのではなく、泡で洗うものと考えましょう! 汚れを落としたい部分は、汚れをからめとるようなイメージで泡をくるくると動かします。毛穴の汚れが気になるときは、泡を手のひらで毛穴に押し込むようにしてから、パッと手を放すようにして吸い出します。手で直接肌をさわらないのがやさしい洗顔のポイントです。

3.TゾーンからUゾーンの順で

洗う順番は、皮脂分泌が活発なおでこと鼻のTゾーンが先。顔の上にTの字に泡をのせて洗ってから、両ほおやあごのUゾーンに泡をのせます。乾燥しやすいUゾーンや目もとは泡をのせるだけでも十分洗えます。

4.すすぎ残しに注意

洗顔料が肌に残っていると、肌トラブルの原因になります。髪の生え際やフェイスラインなどはすすぎ残しがないように要チェックです。

5.タオルでふくときは、肌を押さえるように

洗顔後はタオルドライのときも、やさしさを心がけて。肌は摩擦によって傷つきやすいので、タオルでこするのはNG。上から押さえるようにして水気をふき取ります。できればタオルの素材にもこだわって、肌にやわらかくふれるものを選びたいですね。

自分の手でモコモコ泡をたっぷり作る方法

やさしい洗顔にはたっぷりの泡が欠かせません。泡立てネットなどのグッズを使ってもよいですが、衛生管理に気をつけて清潔な状態で使用しないと肌トラブルの原因になることも。自分の手のひらで十分な泡立てができれば、手早くてラクですよ! 1日に何度も洗顔する日もあった商品企画部員時代に覚えた、泡立て方法をお伝えしますので、ぜひ試してみてください。

今回はドラッグストアなどで手に入りやすい、一般的なクリームタイプの洗顔料で実演します!

1.お湯は少しずつ足す

最初に手にとった洗顔料にぬるま湯を足すと思いますが、たくさんのお湯を一気に混ぜてしまうと泡の濃度が薄まって泡立ちにくくなります。最初は少なめに、泡がブクブクっと立ってきたらさらに足す、というように、少しずつ足していくのが成功のポイントです。

2.両手のひらをボールと泡立て器のように使う

手のひらをこすり合わせて泡立てようとしても、このように泡が薄く広がるだけでなかなか泡立ってきません。

白いクリームが広がった手のひらの画像

両手の使い方のコツをご説明しますね。片方の手のひらをボールに見立てて、まん中をくぼませ、もう片方は泡立て器のように手のひらの上に立てるようにします。指先全体でそのくぼみをかき混ぜるように動かしてみてください。

ボウルと泡だて器の画像と、ボウルと泡だて器のようにした両手の画像

イメージはまさに、お菓子作りの生クリームの泡立てです。気泡を巻き込むようにしてかき混ぜると、生クリームがどんどんきめ細かくなっていきます。泡を手のひら全体に広げるのではなく、くぼみになるべく集めて泡立てるのがポイントです。

3.泡を手のひらの中心に集めてかき混ぜる

ブクブクっと泡立ってきたら、手のひらに広がる泡をくぼみにかき集めるようにしてさらに細かく混ぜていきます。泡量が足りないようなら、少しずつぬるま湯を足しましょう。

ぶくぶくした泡をかき混ぜている画像

こうしているとだんだんと大きな気泡が細かくなっていき、泡の密度が上がっていきます。

きめ細かな泡を立てている画像

クリーミィな泡が片手にこんもりとレモン1個分くらいでき上がったら成功です! クッションのような泡に顔全体が埋もれるような感覚で心地よく洗えます。

こんもりした泡を手に乗せている画像

商品によっても泡の立ち方や泡質が違ってきますので、お好みの泡が作れる洗顔料を探してみてくださいね。

花粉やホコリでゆううつな季節ですが、お菓子作りみたいに泡立てを楽しみながらお手入れしていきましょう!

牧内 夕子

牧内 夕子

化粧品メーカーにて18年にわたりアンチエイジング化粧品や健康食品などの商品を開発。その経験をもとに、コンセプトプランニングやコンサルティング、美容と健康に関する執筆やコスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)としても活動。

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