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50〜60代になってくると、若いときと同じようなメイクでは隠しきれないような肌トラブルが増えてしまいます。今回は、そんな“シニア女性”に向けた若返りメイクのやり方をご紹介しましょう。
シニア女子向けスキンケア
6月5日放送の「あさイチ」(NHK)では、60代からのシニア女性に向けた若返りメイクを特集。ヘアメーキャップアーティストの赤坂渉さんが、メイクの基本からポイントメイクのやり方までを教えてくれました。
40代、50代でも若返りメイクのコツをつかんで実践してみましょう!
赤坂さん曰く、シニア女性はメイク前の下準備が命。まずはスキンケアとマッサージから始めていきましょう。コットンに化粧水をたっぷり取ったら、顔の中央から外側へマッサージしながら染み込ませていきます。クリームもしくは乳液も、化粧水と同じように内側から外側へ。最後にあごを挟むようにつかみ、耳に向かってスライドさせて下準備は終了です。
化粧下地は、くすんだ肌を明るく見せるピンクやパープルがおすすめ。ベージュやオークルよりも肌を明るく見せてくれるため、下地の段階で肌トラブルを軽減させ厚化粧を避けられます。下地は目頭付近や口角の下など、暗く見えがちな部分は特に厚めに乗せてください。
ベースメイクはクリームファンデがおすすめ!
下地が終わったら、ベースメイク最後の段階であるファンデーションに取り掛かりましょう。シニア女子の多くはパウダーファンデーションを使っていますが、赤坂さんのイチ押しは保湿力の高いクリームファンデーション。パウダー状だとほうれい線や小じわに粉が集中し、よれたり崩れたりしやすくなってしまうのです。クリームファンデは化粧下地と同じように暗く見える部分に点で乗せ、外側に伸ばすように広げてください。
ファンデーションを伸ばすときは片手の指先で済ませる人やスポンジを使う人がいますが、より均一にするためには両手で包み込むように広げるのがベスト。片手だと左右でムラが出ることがあるので、両手を左右対称に動かしてみましょう。あごの下までしっかり伸ばして、首の色との境目を隠すことも忘れずに。
仕上げのコンシーラーは、濃淡2色のものを使っていきます。カバーしたい部分に暗い色から乗せるのですが、なるべくピンポイントに乗せることで厚塗りを防止。暗すぎると感じたら、明るい色で調整していきましょう。
雑誌などではなかなか学べないシニア向けメイクは、「普段はすっかりノーメイクだけど、たまにはやってみようかな」「昔と同じやり方より全然効果ありそう」「肌に透明感が出るだけでグッと若く見える!」と視聴者にも大好評。
下準備をしっかり行うだけでもメイクの乗りが変わってくるので、ぜひ試してみてくださいね。
文/プティ・キョーコ
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