「クリニックのスキンケアを自宅で」がコンセプト

今回講師として「DR.WU」について教えてくれたのはRita Tsai（サイ）先生。美容家の船山葵さんとのトークセッションのなかで、ドクターズブランドコスメDR.WUの歴史や商品についての紹介が進んでいきました。

DR.WUブランドを創立したのは呉（WU）英俊先生。皮膚科医であり台湾大学病院の臨床教授でもある呉先生は、1978年に皮膚科クリニックを開業します。美容医学を生かしたクリニックとしてはアジア初だったそうです。

そんな呉先生が考えたことは、「どんなに優秀な医者でも、多くて１日100人の患者さんしか対応できない。誰でも自宅で安心して使える化粧品を開発すれば、通院の頻度が下がるはず！」ということでした。こうして誕生したのがDR.WU。2003年のことです。
「高機能」「低刺激」「香料無添加」「色素無添加」「アルコールフリー」。これら５つの軸をもとに商品を開発したとのこと。

「15秒に１本売れる」記録を作った「マンデリック リニューアル 18%セラム」

どんな肌の人にも合うように、というコンセプトのもと、DR.WUには多彩なラインナップがあります。そのなかで今回紹介された商品のひとつは、自宅でケミカルピーリングができるという「マンデリック リニューアル 18%セラム」。角栓、ニキビ、ニキビ跡や毛穴のトラブルを改善するもので、「マンデル酸」というフルーツ酸の一種を使用したマンデリックシリーズのひとつです。

フルーツ酸は角質ケアに効果的なものの、皮膚への刺激が強いものも多いそう。ところがマンデル酸という種類のフルーツ酸は、ほかのフルーツ酸と同じ効果が得られるうえに低刺激という特長をもつそうです。呉先生は、このマンデル酸を18％という、最も皮膚が吸収しやすい濃度で配合。「マンデリック リニューアル 18%セラム」は2011年発売当初から評判を呼び、15秒に１本売れるという記録を残したほどです。

オイリー肌の人は、洗顔後、この商品を全顔に使い、その後、保湿します。一般的な肌の人や敏感肌の人は化粧水を塗ってから、目もと・口もとを避けて使用することができます。Tゾーンに使って違和感がなければケアを続けてOKとのこと。２か月間継続使用している船山さんは、１週間でくすみが消えてきたと実感し、２か月後の今は、メイクのノリがよくなったと話していました。

「うるおいの注射」といわれるヒアルロン酸を使った美容液「ヒアルコンプレクス　モイスト　セラム」

続いてお話があったのは、「うるおいの注射」といわれるヒアルロン酸を配合した「ヒアルコンプレクス（ヒアルロン酸配合）シリーズ」の商品。日本、ドイツ、フランス製のヒアルロン酸を使ったDR.WUいちばん人気のシリーズで、術後など弱い肌の人でも使えるそう。

「ヒアルコンプレクス　モイスト　セラム」（美容液）は、手にとったときは糸を引くほどの粘りがあるのですが、つけるとさっぱりしていて、あっという間に吸収されてしまいます。だからといって保湿としてもの足りない感じはなく、つけたあとは肌のキメが整っているように感じられました。

髪や爪にも！　ゼラニウムの香りに癒される「エイジバーサル リペア オイルセラム」

乾燥の季節に欠かせないオイルケア。最後に紹介されたのは「エイジバーサルシリーズ」のなかのひとつ、「エイジバーサル リペア オイルセラム」。オイルなのにベタベタせず、ゼラニウムの香りに癒されます。髪の毛や爪にも使用できることはもちろん、リキッドファンデーションに１滴加えるなど、空気や肌の乾き具合に合わせた自分なりのカスタマイズが可能です。

私はかなりの乾燥肌なので、好みに合うオイルはベタベタしてしまうし、サラッとしたオイルは表面をなでるだけで奥に入っていかない感覚があるしで、いつも選択に迷います。「エイジバーサル リペア オイルセラム」を試してみたところ、つけ心地は軽いのですが、肌の温度と感応したのか、とろっとした温かい感触になり、とても気持ちがよかったです。時間を置いてオイルをつけた手とつけていない手を比べてみると、つけた手のほうが、皮膚がやわらかかったので、これは期待できそう！とニンマリしてしまいました。

ご紹介したDR.WUコスメは今年１月より、日本版公式ECサイトにて発売開始！　興味がある人はぜひ、公式サイトで詳しい情報をGETしてくださいね。（編集まりりん）

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