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CATEGORY : ダイエット |レシピ

薬剤師おすすめ!食欲の秋・冬の脂肪太りを撃退する「お肉」のレシピ

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ローストビーフ

本格的な冬が始まり、忘年会や新年会、イベントなどが増えるこの季節。
効率的に脂肪をエネルギーに変えるために欠かせないカルニチンについてご紹介します。
ちょっと早いですが、年末のディナーにもおすすめです。

監修 : 冨尾 明里紗

薬剤師・インナービューティープランナー。
製薬会社勤務にて、ビタミン様物質、免疫学的製剤を担当し、学会等で、腸を整える大切さを出会い、食からキレイと幸せを叶える日本最大級の専門機関で、「インナービューティープランナー®」取得。現在、女性の幸せにより密に貢献するため、「美と健康のための体質改善」を主とするアリス薬局にて、ダイエットや摂食障害、生活習慣病に悩む女性のパーソナル栄養管理に従事している。

Contents 目次

■ダイエットを強力サポートしてくれるカルニチン

カルニチンがとれる赤身肉のサラダ

よくダイエットで“カルニチン”という言葉を耳にしますが、何にいいのでしょうか?
私たちのエネルギーは、細胞のミトコンドリアという器官でエネルギーを生成しています。脂肪がエネルギーに変わるためには、このミトコンドリアの膜を通過する必要があります。
しかし脂肪だけあっても、この膜は通過できず、カルニチンがあって初めて通過することができ、エネルギーに変換されているのです。
カルニチンは、植物性のものにはあまり含まれておらず、お肉の赤身の部分に存在します。
ヒトの体内では、なんと98%が筋肉中に存在し、筋肉がエネルギーを消費するときに大切な成分です。主に腎臓と肝臓で生成されています。
医療の臨床現場では、高齢者で赤身のお肉をあまり食べない方や、腎臓や肝機能が低下している方では、健常人よりもカルニチンが不足していることが指摘されています。
筋細胞での、カルニチンが不足してしまうと、脂肪がうまくエネルギーに変わらず、筋痙攣を起こすことがあります。これがこむら返りの1つの原因です。
ダイエット中にあまりお肉を食べなかったりしたときに、足がつった経験は、ありませんか?
もしかするとカルニチン欠乏症かもしれません。
赤身のお肉をたくさんとりたいところですが、お肉に含まれるたんぱく質や飽和脂肪酸は、しばしば、腸内環境を悪化する要因になることがあるので、今回は、発酵調味料をしっかり使うことで美腸も叶えたカルニチンのレシピをご紹介します。
さらに、ダイエットをサポート促進するため、玉ねぎを使用します。
たまねぎのうれしいダイエット効果成分も一緒にいただきましょう。

<たまねぎに含まれるダイエットに有効な栄養素>
ケルセチン…内臓脂肪の燃焼を助けて排出する働き
硫化イソプロピル…血液中の糖の代謝を促進するため、血糖値を下げる働き
カリウム…塩分を外に排出し、むくみ防止効果
ビタミンB1…糖代謝を促進

カルニチンの赤身肉とたまねぎ、発酵調味料をつかった美腸ダイエットレシピはこちら。

 

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