世界一過酷なマラソンレース 矢原里夏のサハラマラソン挑戦記

ついに1stステージをクリア!
灼熱のサハラ砂漠を走ってきたモデルの話。
#ヤハラサハラ

sahara17_main.jpg
[4月9日]


CP1を出発

一人で進み続けていたらやっと遠--くに1st stageのゴールが見えて来ました。
でも砂漠、広大すぎて、見えてからが遠い・・・。
それでも思ってた以上にとっても元気に最初のステージをクリア!
制限時間にも数時間余裕があり、
「やった!やったよー!できたよ!私でも1st stageクリアできたよー!」と嬉しくなりました。

sahara17_01.jpg
砂漠にひとりぼっち


ゴールしてからもすぐには休めません

1st stageのゲートをくぐったら、自分のテント番号を探して戻ります。
テントメンバーはもう私以外全員ゴールしていて、お夕飯を食べたり、体のケアをしてくつろいでいました。早く走った人はそれほど体力も使うけど、太陽に当たる時間が少なく済んで、休憩の時間も長くとれます。でも私みたいに遅い人はここでまたゆっくりできません。
太陽が沈むまでに夕飯と次のステージの支度と体のケアをしなくてはならないのです。

でも熱中症で頭が痛い・・・。体も火照っていたのでカップ付きのキャミソール一枚になり、太陽が沈んで冷え込むまで熱を放出するとします。
そして火を起こしてご飯を食べたら次は体のケアです。

まずは重い荷物を背負った肩。
一番かさばる食料は日に日に消化していくので、初日が一番重くて辛いのですが、この日はバキバキになりました。なので、トレーナーの桑原弘樹先生に頂いたPF11という痛み止めクリームをこれでもかというくらい塗り込みました。まだ痛くなかったけど、足もたぶん疲れているのでマッサージクリーム代りに使用。まだたった1日クリアしただけで、あと6日間残っているので、早め早めの処理が大切。
何かが起きる前から予防しようと今までで一番自分の体の声を聞きました。

sahara17_02.jpg
おまじない代りの痛み止めクリーム


最大のミス

体のケアをしながら靴下を脱いだら、足にマメが5〜6個できていました。「何より足のマメ対策が大切」と言われていましたが、そんなに痛くなかったので気づきませんでした。
ゼッケンを止めた安全ピンをライターで熱して消毒し、プシュッとつぶして日本から持参した消毒液をかけました。野営地にはドクターもいるのですが、皆が詰めかけて野戦病院状態なので時間がかかり、程度の軽いものは自分で処理したほうが早いのです。

フルマラソンを走っても足にマメができたことがなかったので、初めてのマメの処置に、若干楽しくなっていました。そして最大のミスが初日にして発覚。それが「靴下」です。

ネット検索で「防水靴下がいい」というのを見つけて、一足5000円もする防水靴下を三枚もゲットしたのに、靴下の跡がくっきりわかるほど赤く腫れてかぶれてしまいました。なんじゃこりゃ。

しかし二枚履きしていた綿の靴下は、重ねる用に薄い物しか持って来ていなかったので一枚だと頼りないです。仕方ないので防水靴下を履き続けることにしました。
嫌な予感はしていたのですが、もちろん新しい靴下を買うこともできるわけがなく、これがレース期間中、私を一番苦しめることになりました。

sahara17_03.jpg
野営地(ビバーグ)にて


レース中の洗濯

野営地に戻ったときにはゴールと同時に1.5Lのお水のボトルを3本もらえたので、調理と飲用に二本残して、一本はアーミーナイフで上の方を切り、ペーパー石鹸を入れてシェイク。即席の洗濯機にしました。もちろん限られた水で衣類を全部洗えるわけではないのですが、それでも砂漠で洗濯ができるということを発見して喜びを感じていました。

足のマメをつぶしたときと同様、ゼッケンに使っていた安全ピンを使って、テントの布に刺して干し、ここに来て[ゼッケン][足のマメつぶし][洗濯干し]と三回も活躍してくれた安全ピンを、「安全ピンでめっちゃ使える!」と絶賛。砂漠の非日常の環境下におかれた私は「有るもので新しい使い方を生み出す」という喜びに興奮したのでありました。

しかしそれもつかの間。火照った体がなかなか冷めません。
太陽が沈み、急激に気温が下がっても頭の痛さがとれません。
テントのみなさんとの会話もほぼなく、19:30くらいにもう耳栓をして寝こんでしまいました(不安)。

つづく・・・

sahara17_04.jpg
即席洗濯機!


*写真も本人によるもの


矢原里夏
矢原 里夏
第一回FYTTE専属モデルオーディション・未来賞を受賞しOLからモデルへ転身。過去に20キロ近いダイエットを経験している。数多くのCMに出演すると同時に特技のスポーツを活かし、テレビやラジオなどのリポーター、MC・舞台などで幅広く活躍中。スポーティーライフ溢れるTwitterやinstagramも要チェック!
(共通→@rika_yahara)





ページの先頭へ戻る