世界一過酷なマラソンレース 矢原里夏のサハラマラソン挑戦記

2nd ステージ!サハラマラソン2日目の朝
【#ヤハラサハラ】

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[4月10日]


野生的な生活リズム

2ndステージの朝。前の晩に体の火照りと熱中症による頭痛が消えないまま、誰よりも早く寝た私は、もう少しで夜明けを迎えるであろう薄暗い時間に自然と目を覚ましました。
昔の人はこうやって太陽が沈むと共に寝て、太陽が上がると共に寝ていたんだろうなぁと思うと、自分が今、野生に戻ってる...とまた感動しました。

相変わらず夜は冷え込むおかげで昨夜の熱中症の症状もすっかりなくなって体は元気に復活していました。
つまり、昼間どんなに暑くてどんなに熱中症になっても、夜には冷めるのです。
ステージのゴールさえくぐることができれば朝には復活できるのです。
これが自信になりました。

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寝床からの朝焼け


食欲がわかない・・・

同じテントの皆さんも続々と起きてきて、それぞれに朝食の準備を始めます。
あんなに走って体を動かしているのに全く食欲がわきません。
夏でも、風邪でも、何かで落ち込んだ時でも、「ご飯が食べられない」という経験がほとんどない私にとって、それは想定外の状態でした。
「お腹空かないなぁ」と呟くと、同じテントメンバーが「食べなきゃ死ぬよ」と呟きました。本気です。
ここでいう「死」という言葉は冗談になりません。
なので無理矢理にでも口に入れようと、火をおこし、アルファ米とお味噌汁、サプリメントを口にしました。

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朝の身支度中


砂漠に届いたメッセージ

テントには担当のボランティアスタッフがついていて、毎日朝と晩に連絡事項を伝えに来てくれます。
私たちのテントの担当はフランス人の若い女性で、「英語苦手だけどごめんね」と言いながら一生懸命話してくれるかわいい人でした。
しかし、そんなかわいい彼女が笑顔で「今、本当は8時なんだけど、ここでは7時ってことにするわね。時計の時間、変えておいて」と言った時には笑いました。
まぁお店もないし、広大な砂漠に今のところ人工的なものは我々以外一切見当たらないので何のしがらみもないんですけど、時間を操るって斬新。
とっても自由。とってもフランス的。
そんな彼女が「1169。RIKA。メッセージが来てるわよ」と紙を渡してくれました。
なんと日本からの応援メッセージです。

この大会ではHPにアクセスして私のゼッケン番号を入力するとメッセージが送れるようになっていて、出発前にSNSで自分のゼッケン番号をお知らせしていました。
が、熱中症で自分の体調に気を取られてすっかり忘れていました。
メッセージは私たちがスタートしてから送れるようになっていたらしく、受け取ったメッセージはスタート前に送ってくれた様子の「いよいよスタートだね!」「I'm proud of you!!(すごいね!)」といった内容のメッセージが書かれていました。

なにこれー! うれしー! すごく元気をもらいました。
それに、以前にサハラを走った人は、メッセージは掲示板に張り出されると言っていました。
そしてその人は掲示板を見に行く体力がなくて読めなかったとも言っていました。
でも今回は配りに来てくれています。最高です。
携帯の電波もない砂漠にきてまだ4日目でしたが、毎日何時でも何処でも、何度も何度も電波を使って人と文字でやり取りしていたんだなぁと久しぶりに現代文明を感じました。

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サハラ砂漠に届いたメッセージ





矢原里夏
矢原 里夏
第一回FYTTE専属モデルオーディション・未来賞を受賞しOLからモデルへ転身。過去に20キロ近いダイエットを経験している。数多くのCMに出演すると同時に特技のスポーツを活かし、テレビやラジオなどのリポーター、MC・舞台などで幅広く活躍中。スポーティーライフ溢れるTwitterやinstagramも要チェック!
(共通→@rika_yahara)





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