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CATEGORY : フィットネス |ストレッチ

[1日5分]二重あご・ほうれい線・肩こりを自力で解消するセルフケア方法

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Contents 目次

二重あごになる、原因とは?

二重あごになるのは、脂肪や顔まわりのむくみが挙げられますが、舌の奥の筋肉「舌筋」が大きなカギを握っているのだそう!
「のど付近にある舌筋は、日常では使いづらい筋肉。意識的に使わないと、年齢とともに筋肉が衰えて舌の位置が下がり、あご下のたるみや二重あごの原因になります」

口を閉じた自然な状態で上あごに舌がついていなければ、舌の位置が下がっている証拠。
「舌の位置が下がっている人には、口が半開きで口呼吸が習慣になっている人が多いので、注意しましょう」

舌筋トレーニングで、舌の位置を引き上げ!

「舌の位置を引き上げるには、舌のつけ根にある舌筋を鍛えるトレーニングが必要。毎日コツコツと続けて土台の筋肉を鍛えると自然と舌を引き上げられるようになり、すっきりとしたフェイスラインが手に入ります」

ふだん使わない舌の奥の筋肉なので、意識しながらしっかり動かすことがポイント。初級〜上級までの3ステップは、できる範囲でまずは毎日少しずつ続けてみましょう。

<初級編>

舌のつけ根をほぐしながら、上に持ち上げるトレーニング。
舌のつけ根からしっかり上げ下げするように動かしましょう。

(1)舌を根もとから上に持ち上げる

口を閉じたまま、舌先を上前歯の裏に軽く当て、舌全体を上あごにべったりとつけるように持ち上げる。根もとからしっかりつけたら、20秒キープする。

(2)舌の根もとを下げる

口を閉じたまま、舌を根もとから下におろして下あごにつける。そのまま10秒キープ。
(1)と(2)をくり返し、1日6回行う。

*わかりづらい場合は、手をあごの下に当てながら行いましょう。(1)のときは凹んですっきりとして、(2)のときは下に膨らみます。

<中級編>

舌全体をまんべんなくしっかりと動かすトレーニング。
根もとからしっかり大きく動かしましょう。

(1)歯をなぞるように舌を回す

口を閉じたまま、歯をなぞるように舌を動かして口の中を1周する。舌を少し前に出すようにして舌の根もとからしっかり動かし、できるだけゆっくりと大きく回す。左右に10回ずつ行う。

<上級編>

舌筋を引き上げるトレーニング。
舌のつけ根からしっかり伸ばして負荷をかけましょう。

(1)頭をうしろに倒す

頭をうしろに倒して、顔を天井に向ける。のどをしっかり伸ばすようにする。

(2)舌を思いっきり突き出す

上を向いたまま、舌を天井方向につきだすように伸ばす。限界まで伸ばしたら、そのまま20秒キープする。

(3)10秒休憩する

(2)が終わったら、舌を戻してラクな姿勢で10秒間休憩する。1日6回行う。

ほうれい線の原因は、ほおのたるみ!?

あるだけで5歳も10歳も老けて見えてしまう、ほうれい線。高級化粧品を使ったり、シワを伸ばしたりと試行錯誤している人も多いのでは? でもその原因は、ほおのたるみにありました。

「ほうれい線は、ほおがたるむことで口もとに落ちてきてシワが寄っている状態です。ですから、ほおのたるみを解消することでほうれい線も解消され、顔全体をキュッと引き上げてくれますよ」

側頭筋を使って、顔を引き上げる!

顔を引き上げるときに大切なのが、側頭筋。こめかみをさわりながら、奥歯を食いしばると動く筋肉が側頭筋です。ここがこっていると筋肉をきちんと使えず、顔を引き上げることができません。

「筋肉は使うことで自然と血流もよくなりほぐれるし、使わないとどんどん使えなくなってしまいこりにもつながります。顔を引き上げる役割のある側頭筋がこりかたまっていると、筋肉がじょうずに使われず、顔の筋肉を引き上げることができなくなり、ほおのたるみにつながるんです

側頭筋の動きをしっかり意識しながら、顔の筋肉を引き上げるトレーニングで、キュッと引き締まったほおのラインを手に入れましょう。

<はじめる前に>

トレーニングの効果を最大限生かすために、側頭筋をしっかりほぐしておきましょう。こめかみや耳の上あたりをぐるぐるとほぐせばOK。おでこの生え際やおでこといった前頭筋など、イタ気持ちいい場所を探して、まんべんなく頭皮マッサージをしておくと、より効果的です。

<トレーニング>

(1)目と口を大きく開ける

口と目を大きくしっかりと開ける。おでこを引き上げ、口は縦横に大きく口角は上げて、あごは下に引き下げる。これを2秒間キープ。引き上げるときは、側頭筋の動きを意識して。

(2)口をすぼめる

目は開けたまま、口もとに力を入れながらすぼめる。前に突き出すようにしながら中心に寄せて、しっかりすぼめるのがコツ。これも2秒間キープ。(1)と(2)を1分間くり返す。

顔を開く筋肉と閉じる筋肉をしっかり使うトレーニング。ゆっくりと動かしながら、顔全体の筋肉を使っていることを意識しながら行うのがポイントです。朝晩行うとベストですが、どちらかなら朝が◎。朝しっかり動かしておくことで1日正しく顔の筋肉を使って過ごせます。代謝がアップするので、顔のむくみが気になるときにもおすすめ! 笑顔にも磨きがかかります。

目もとのたるみやクマに効果的なマッサージとは?

眼輪筋は目をパッチリと開くための筋肉。これが衰えてしまうと、まぶたを引き上げる力が弱ってまぶたが重く垂れ下がり、眠そうな目に。目の印象もぼんやりして目力も弱くなります。クマは、同じく眼輪筋の下部が影響しています。上下の眼輪筋をマッサージすることで、パッチリと開いた明るい目もとになります。

「パソコンやスマホの見過ぎによる眼精疲労も、目のたるみやクマの要因に。疲れてこりかたまったせいできちんと使えていない眼輪筋をマッサージしましょう。また目の疲れや血行不良は首こりも引き起こします。お風呂などで首を温めながら眼輪筋のマッサージをすると、より効果的ですよ

「ゴルゴ線」はなぜできる!?

目頭からほおにかけてたるんだように線が入る「ゴルゴ線」は、疲れて暗い印象に見えてしまいます。加齢によるシワだと思ってあきらめている人も多いかもしれませんが、目もとのトレーニングで解消できます。

ゴルゴ線は、眼輪筋がゆるんで脂肪がたまりやすくなり、ほおがたるむことが原因。目の下に縦に伸びる口角挙筋がゆるんでいます。これを引き上げる力を鍛えることで解消できますよ」

<眼輪筋をほぐして、明るくすっきりした目もとに>

お湯で濡らした温かいフェイスタオルを丸めて、湯船のふちに置き、首に当てながら行いましょう。白目に近い場所なので、傷つけないよう注意しながら行いましょう。

眼輪筋の上部をほぐす

眼輪筋をほぐして、目をすっきりと開けられるようにするマッサージ。
ぼんやりと眠そうに見える目がすっきり。

眉頭、眉の中央、眉尻の3箇所にそれぞれ指を当てる。少し上に持ち上げたら、小刻みに左右に動かす。イタ気持ちいいくらいの力加減で、筋肉をほぐすイメージで。1分間続ける。

目の下のクマを解消

目の下の巡りをよくしてクマを解消するマッサージ。明るい印象の目もとに。

目の下にある骨のキワに、目頭、中央、目尻の3箇所に指を当てる。少し奥にある骨のキワの筋肉にアプローチするように、小刻みに左右に動かす。イタ気持ちいいくらいの力加減で。1分間続ける。

ゴルゴ線を解消するトレーニング

目の下に縦に伸びている口角挙筋をトレーニングして、下まぶたを引き上げる力をアップ。

(1)

人さし指で軽くほおを引き下げる

黒目の下のたるみが気になる部分に、人さし指を置いて、ほおを少し下に引っ張り負荷をかける。

(2)下まぶたを意識して上げる

まぶしくてまぶたを閉じるようなイメージで、下まぶたを上にあげる。ほおに置いた指が引き上げられていることを意識しながら行う。<1>と<2>を、30回(約1分間)行う。1日3セット行うと効果的。

筋肉は正しく使えばたるまないし、血行不良も改善されるはず。ふだん使えていない人ほど、効果も早く感じやすいそうですよ。ぜひチャレンジしてみてください。

続いては、多くの人が悩む肩こり。いくら肩をもんでもいっこうに改善しないという人に試してほしいストレッチをご紹介します。

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