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「縦線の入ったお腹」「くびれ」を作り! お腹やせストレッチ&エクササイズ

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「縦線の入ったお腹」「くびれ」を作り! お腹やせストレッチ&エクササイズ

ダイエットやボディメイクを始めても、少し油断しているうちにまたお腹周りがぽよっとしてしまったり、くびれが消失してしまうことにお悩み中。そんな人は、ぜひやみくもにお腹を鍛えるのではなく、心と体のパーソナルトレーナー日高靖夫先生が教える「おもち理論」のストレッチ、そしてエクササイズに挑戦してみましょう!

監修 : 日高 靖夫

心と体のパーソナルトレーナー。神奈川県葉山で会員数限定のパーソナルトレーニングジムY’S BODY FACTORYを運営。プロアスリートのメンタルトレーニングも行っている。運動生理学、骨格構造学、心理学、脳科学、コーチングを融合した独自のダイエット法やボディメイク術をベースにしたわかりやすい指導に定評があり、無理のない身体づくりは多くの女性の支持を集めている。著書に『タテ伸びモーションでマイナス10歳愛され美ボディメイク』(秀和システム)がある。
Y’S BODY FACTORY:http://ysbodyfactory.com/

Contents 目次

体を伸ばしてくびれを作る「おもち理論」ストレッチ

みなさんのなかには腹筋をすればウエストシェイプできると思っている人がいるかもしれませんが、じつは腹筋をやりすぎるとウエストが太くなってしまうのをご存じでしょうか?
日高先生が提案する「くびれを作るストレッチ」は、『おもち理論』に基づいています。聞き慣れない言葉ですが、『おもち理論』とはどのようなものなのでしょうか。

「おもちは縦に伸ばすと真ん中が細くなりますよね。おもちのように体を縦に伸ばしてくびれを作りましょうというのが私が考える『おもち理論』です。
今回はその理論に基づいてストレッチをご紹介します。ふだん使っていないお腹の外側の筋肉が伸びているのを意識しながら、レベル1からレベル3の『くびれを作るストレッチ』を行い、理想のくびれを手に入れましょう!」(日高先生)

日高先生が提案する「くびれを作るストレッチ」は、それぞれのストレッチがたった20秒の動作でOK! まずはレベル1からスタート。レベル1の動きに体が慣れてきたら、レベル1〜2を行い、レベル2に慣れてきたらレベル1〜3までを流れで行います。

<動画でくわしく動きをチェック>

運動初心者さんの場合は、まずはムリせずOK。レベル1から徐々にチャレンジして、憧れのくびれをGETしましょう!

【レベル1】ツイストストレッチ(20秒)
背中から腰まわりの筋肉をほぐすストレッチです。

<1>あお向けに寝転び、右腕を真横に伸ばす。左脚はまっすぐ伸ばした状態で、右ひざを90度に折り曲げ、腰を右から左側に倒す。左手で右ひざの外側を押しながら20秒ストレッチ。

<2>手脚を入れ替えたら、反対側も同様に20秒キープする。

<Point>
左右の肩は、床から離れないようにしましょう。

【レベル2】マーメイドサイドバージョン(20秒)
わき腹を伸ばすストレッチです。

<1>うつ伏せの状態で寝転び、両手のひらを床につけて上体を起こす。右脚をうしろに反らし、左ひざを前に曲げて20秒キープ。脚を入れ替えて反対側も同様に20秒間ストレッチを行って。

<Point>
お腹の腹斜筋が伸びていることを意識しましょう!

【レベル3】マーメイドひねりバージョン (20秒)
さらにわき腹をひねりながら伸ばすストレッチです。

<1>レベル2のポーズをとります。

<2>左の腰に左手を添えて目線を右足のつま先に向け、20秒ストレッチ。
手をつく位置が体に近いほど負荷が高くなるので、慣れるまでは体から少し離れた位置に手をおくのがおすすめ。手脚を入れ替えて反対側も同様に行いましょう。

<Point>
目線は、伸ばしている足先へと持っていきましょう。

3次元の動きで腹筋に縦線を作るエクササイズ

「くびれエクササイズ」でウエストの引き締めをした人のなかには、ステップアップして「もっと美しいウエストを目指したい!」という人もいるはず。ウエストシェイプを行う際に大切なのは、「おもち理論」の考え方だと日高先生は言います。

「おもちは伸びた状態だと真ん中が細くなりますよね。それと同じで、体を縦に伸ばすことでウエストがシェイプできるのです。今回の『腹筋に縦線を作るエクササイズ』も、以前紹介した『くびれエクササイズ』も考え方は同じ。基本にあるのは、『おもち理論』なのです。
『腹筋に縦線を作るエクササイズ』も、体を伸ばすエクササイズで構成しています。レベル1ではウエストの上下、レベル2はウエストの左右、レベル3になるとウエストをひねるエクササイズになります。このような3次元の動きをすることで、腹筋に縦線が入りやすくなります。今回はわき腹の腹斜筋を鍛えるエクササイズが入っているので、『くびれエクササイズ』よりも少しハードかもしれませんが、チャレンジしてみてくださいね!」(日高先生)

<動画でくわしく動きをチェック!>

【レベル1】上下バキューン(15回)
上半身を伸ばすエクササイズです。

<1>右足を一歩前に出して腰を落とし、左脚のひざから足先までを床につける。両手を前に出して左右の手を組み、両手の人さし指を突き出す。

<2>ひじを曲げずに両手をそのまま上げて、腕が耳のうしろに来たところで止める。その動作を15回行う。

<Point>
両腕は耳の前や横ではなく、耳のうしろで止めます。

【レベル2】天井バキューン(左右15回ずつ)
左右のウエストを引き締めます。

<1>レベル1と同様に右足を一歩前に出して腰を落とし、左脚をうしろにしてひざから足先までを床につける。

<2>両手を組んで人さし指を前に出した腕を、耳のうしろに持っていく。

<3><2>の状態から上半身を右側に倒す動作を15回行う。

上半身を左側に倒すときは左足を前に出し、右足のひざから足先を床につけて行う。

<Point>
左右のお腹の横の筋肉をしっかり伸ばしましょう。

【レベル3】左右バキューン(左右15回ずつ)
最後は、左右のわき腹をひねります。

<1>レベル1~2と同様に、右足を一歩前に出して腰を落とし、左足はひざから足先までを床につける。両手を組んで人さし指を前に向ける。

<2>目線は前方を向けたまま、腰を右側にひねる。この動作を15回行う。

腰を左側にひねる動作を行う場合は、左足を前、右足をうしろにする。

<Point>
目線は常に前を向けておき、腰をひねるときに息を吐きながら行いましょう。
3つのエクササイズに挑戦することで、くびれているだけでなく、縦線の入った引き締まったお腹を作り上げていきましょう!

写真/山上忠 動画/しぶちこ モデル/古谷未寿城 文/マルヤマミエコ

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