FYTTE

Fitness
CATEGORY : フィットネス |ストレッチ

手首や指が疲れたら実践!オフィスでできる簡単ストレッチ

Share
腱鞘炎を防ぐストレッチ

ひじから先の前腕が痛い、指の動きが鈍い、あるいはこわばるといったことが続く場合は、腱鞘炎かもしれません。長時間PCやスマホを使ったり、ペンを持ったりする人は、腱鞘炎になりやすいもの。ときどきストレッチで筋肉をゆるめてあげることも大切ですよ。トレーナーの坂詰真二先生に、腱鞘炎予防のストレッチを教えていただきました。

監修 : 坂詰 真二 (スポーツトレーナー)

NSCA認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト。横浜YMCAスポーツ専門学校講師。横浜市立大学文理学部卒。株式会社ピープル(現コナミスポーツ株式会社)でディレクター、教育担当を歴任後、株式会社スポーツプログラムスにて実業団などのチーム、個人選手へのコンディショニング指導を担当。1996年に独立し「スポーツ&サイエンス」を主宰。各種指導者へのパーソナル指導、トレーナーの育成、メディアを通じての運動指導を中心に活動中。ベストセラーとなった『世界一やせるスクワット』(日本文芸社)など著書多数
Instagram

Contents 目次

手首や指の使い過ぎが腱鞘炎を招く

デスクワークの女性

腱鞘炎とは、指や手首の関節を動かすベルトのような役割をする「腱(けん)」や腱の周りにある「腱鞘(けんしょう)」に炎症が起きていることをいいます。原因は使い過ぎ。指を使う職業の人がなりやすく、PC作業が多い、ペンを持つ時間が長い人ほどかかりやすいようです。
また女性の場合は、女性ホルモンのバランスも関係していて、出産や更年期に腱鞘炎を訴える人も少なくありません。

腱鞘炎は、同じ動作をくり返すこと、つまり使い過ぎによって起きる炎症なので、こまめに前腕周辺の筋肉を伸ばすストレッチで、手のひらや前腕部にある筋肉の緊張をほぐし、腕の一部に集中的にかかっている負担を軽減させましょう。

腕の外側を伸ばすストレッチ

手の甲を外側に向け、まっすぐ伸ばした腕を、逆側の手でせき止めるようにします。お互い反発し合うようにして、ストレッチします。

ストレッチ1

<1>手の甲を内側に向け、胸の前に置く
左の指先を下、手の甲を正面に向け胸の前に置きます。右手で左手の甲と指全体を包むように握ります。

<前から見るとこんな感じ>

ストレッチ正面

ストレッチ2

<2>手を伸ばして前腕をストレッチ
左腕を肩の前にまっすぐ前に伸ばすと同時に、右手で左手全体を引くように押さえます(右手で壁をつくり、左手の甲をせき止める感じ)。前腕の筋肉が伸びているのを意識しましょう。10秒×1~3セット。逆側の腕も同様に。

続いては腕の内側を伸ばすストレッチをご紹介します。

 

1/2ページ

関連記事

  1. Healthcareスマホの使い過ぎで手が痛い人に! ゲーム好きライターおすすめの親指用サポーター

    スマホの使い過ぎで手が痛い人に! ゲーム好きライターおすすめの親指用サポーター

    33
  2. Healthcare「スマホ腱鞘炎」急増中! 手首の状態をセルフチェックする方法と予防&対処法

    「スマホ腱鞘炎」急増中! 手首の状態をセルフチェックする方法と予防&対処法

    32
  3. Fitness足のむくみの原因は冷え!? 簡単ストレッチでむくみを解消

    足のむくみの原因は冷え!? 簡単ストレッチでむくみを解消

    86
  4. Healthcare腱鞘炎予防にも!スマホやデスクワークで疲れた腕のストレッチ【動画】

    腱鞘炎予防にも!スマホやデスクワークで疲れた腕のストレッチ【動画】

    100

おすすめの記事PICK UP