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腹筋運動というと、体育座りをして上半身を起こす動作をイメージしますよね。しかしこの動きは、腹筋を引き締めるのに全く効果がないそう。そこで今回は昔ながらの腹筋がNGなワケと、効果的な腹筋の鍛え方を学んでいきましょう!
■“昔ながらの腹筋”は逆効果!?
10月7日放送の「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)では、「絶対に耳を塞ぎたくなる初耳学」を紹介。“昔ながらの腹筋”に関する新常識をピックアップしました。
一般的に腹筋といえば、ひざを立てて上半身を起こす運動を思い浮かべます。同番組では正しい腹筋の鍛え方を探るため、バキバキの腹筋を持っているSexy Zoneのメンバーの元を訪れて伝授してもらうことに。
最初に腹筋の鍛え方を披露してくれたのは松島聡さんです。メンバーに脚を抑えてもらいながら腹筋を始めますが、披露してくれたのはごく一般的な腹筋方法。続く中島健人さんも、手を頭の横に当てながら腹筋を繰り返します。一見しっかりと鍛えているように思えますが、この鍛え方はNG行為なんだそう。
それは“昔ながら”の腹筋だと、お腹の表面にある“腹直筋”しか鍛えられないから。アメリカでの研究によると腹直筋“だけ”しか鍛えられないので、むしろお腹が出てしまう可能性が。実際にアメリカ陸軍では、体力テストに使われていた“昔ながらの腹筋”を廃止しています。
この事実を伝えると松島さんと中島さんは、「俺たち無意味なことやってたの!?」と驚愕。放送を見た視聴者からも、「今までこの腹筋しかやってこなかったよ!」「逆にお腹が出ちゃうってどういうこと!?」といった驚きの声が続出していました。
■菊池風磨さん絶賛の腹筋術
では腹筋を鍛えるには、どの部位を鍛えればよいのでしょうか。それは腹横筋と呼ばれるインナーマッスルです。コルセットのような役割があるので、腹横筋を鍛えるとお腹が凹むという仕組み。
インナーマッスルを鍛える腹筋術を教えてくれるのは、「日本筋力トレーニング推進協会」の佐藤健一代表理事です。まずは床に体操座りした状態で背筋を伸ばして、腕を真上に持ち上げましょう。基本姿勢をキープしたまま息を吐いて、お腹をグッとへこませます。続いて背中をじょじょに丸めて、体が「C」の字になったら手をももの後ろで交差。この時息は吐き続けたままにするのがポイントですよ。
体を十分に丸めたら、大きく吐きながら元の状態に戻りましょう。最後に股関節を意識しながら、体を前後にゆらゆら。目安としては、この動きを1日10回やるだけでウエストの引き締め効果がアップするそう。実際に腹筋にチャレンジしていた菊池風磨さんは、「これ効くわ!」と驚いた表情でコメントしていました。
ちなみに冒頭で正しい腹筋運動を聞いたときに、正しく回答していたのは菊池さんだけ。インナーマッスルをコツコツ鍛え続ければ、菊池さんのような肉体美が手に入るかもしれませんね。
文/プリマ・ドンナ
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