お尻のトップの位置をグッと引き上げる！

前編では、カウンセリングや姿勢チェック、ストレッチなどの模様をレポートしましたが、体を動かす準備ができたところで今回はいよいよ器具を使ったトレーニングに。「下半身を引き締め、美しいラインを目指す」編集おこめにトレーナーの本橋菜津さんがまず提案したのは、「クラムシェル」というトレーニング。床に横になり、ゴムバンドをつけたひざを開閉するトレーニングです。

ポイントは、骨盤を後ろに倒さないことと、足の内側同士をつけたまま行うこと。正しいフォームで行うことで、お尻の上部にある中臀筋という筋肉が鍛えられ、お尻のトップの位置が引き上がります。

続いて、足首とひざにバンドをつけ、腰を落として横歩きをするバンドウォークでお尻全体を鍛えます。脚のつけ根から上体を折り、お尻を突き出した状態をキープしたまま、左右交互にステップを踏みます。かかとでしっかり床を踏み、体を上下させないのがポイントです。

日常生活でも、使うべき筋肉を使える体に

ほかにも、体の後ろ側に体重をかけ、重心を正しい位置に戻すトレーニングや、下半身全体の筋肉を使って重い負荷を持ち上げるデットリフト、トレーニング器具の柱を利用したワイドスクワットにもチャレンジ。

いずれも、下半身のボディメイクに必要な筋肉を鍛えるだけでなく、日常生活でも正しい姿勢で使うべき筋肉を使える体に導いていくトレーニングです。

最後に食生活のアドバイス。トレーニング中に積極的に摂取したい栄養素や、それらの栄養素を食事で上手に摂取する方法を、本橋さんが自身の食生活を例に挙げながら指導してくれました。

女性のボディメイクのノウハウを持ち、女性が心地よくトレーニングができる女性専門のトレーニングジム・レヴィアス。興味を持った人はぜひ一度体験を！

【体験トレーニングを終えて】

トレーナーさんがとても気さくでハツラツとされていたので、気持ちよくトレーニングできました。トレーニングをひとりで行うと、いつも腰やひざなどが痛くなり、回数をこなせないのですが、正しいフォームと回数を教えてもらい、今日は安心して体を動かせました。ツラいトレーニングにはついつい弱音がこぼれてしまいましたが、トレーナーさんの励ましやサポートのおかげでやり切れました！　体は体験直後から筋肉痛に。継続的に指導を受けることで、確実に体が変わっていきそうです。教えていただいたストレッチやトレーニングを自宅でも取り入れていきたいです。

『レヴィアス』

都内近郊に16店舗展開する女性専門パーソナルジム。「究極のモテボディ」をテーマに、女性らしい曲線をもった美しいカラダに導くトレーニングを提唱。ボディメイクのための食事、自宅で復習するためのトレーニングもレクチャー。モデルやタレントなど著名人の信頼も厚い。

レヴィアス監修の書籍『ほしいのは、キレイなカラダ！』（学研プラス）

撮影／布川航太　取材・文／馬渕綾子