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バレエダンサーが教える、体幹を鍛えるストレッチ3STEP<初級編>

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バレエダンサー武田亜希子さん

体幹を鍛えることは代謝アップにつながるため、年齢を重ねるにつれて意識してやっておきたいことですよね。しかし、体幹を鍛えるトレーニングは、キツくてつらいトレーニングが多いことから、継続したくても続けられなかったという人もいることでしょう。
そこで今回は、運動が苦手な人でも続けられる体幹ストレッチを、バレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。

監修 : 武田 亜希子

日本女子体育短期大学舞踊専攻卒業。
様々なバレエ公演、TV、イベント、テーマパークダンサーや振り付け等を経験後、現在はクラシックバレエを中心にピラティス、ジャズダンスの講師として活動中。

Contents 目次

 

■体幹ストレッチ初級編<1>

バレエダンサー武田亜希子さん

床に座って、脚をムリのない角度で開脚します。骨盤はしっかり立てて、背すじを伸ばしておきましょう。
どうしても背中がまるくなってしまう人は、お尻にクッションやタオルを敷いて座ってください。

バレエダンサー武田亜希子さん
両手を胸の前で組んだら、上半身を左右にゆっくり振ります。ウエストをひねるのではなく、背骨を意識してひねりましょう。
体が左右に動くイメージを持ちながら、動けていたら正解です。

バレエダンサー武田亜希子さん
ひねりながら、背骨をしっかり意識して行うことで、自然と体幹の筋肉に効いてきます(武田さん)

 

■体幹ストレッチ初級編<2>

バレエダンサー武田亜希子さん

脚を前に伸ばして座ります。足もとは、かかとから90度に曲げた状態にして、背骨は伸ばして骨盤をしっかり立てましょう。
この姿勢がつらい場合は、ひざを少し曲げて座ってもOK。

バレエダンサー武田亜希子さん
両手を胸の前で組み、息を吐きながら背骨をうしろに倒していきます。
いきなり倒すのではなく、背骨をひとつひとつ床においていくイメージで倒していきます。目線はお腹に。肩が上がって力が入りがちなので、肩の力は抜いて下ろしておきます。

ムリに一番下まで倒す必要はありません。ツラいと感じるギリギリのところで止まり、そこから元の体勢に戻します。戻していくときは、背骨をひとつひとつはがしていくイメージで行って。この一連の流れをほどよくくり返してください。

一番効くのは、床に背骨が全部つくギリギリのところです。
継続しながら目標にしてみましょう。(武田さん)

 

■体幹ストレッチ初級編<3>

バレエダンサー武田亜希子さん
脚を肩幅に開いて立ちます。頭頂部から糸でつられているイメージで立つのがポイント。
両手は体から少し離しておいて、手のひらをうしろに向けます。

バレエダンサー武田亜希子さん
息を「ハッハッ」とリズミカルに4回吐きながら、両手を腕のつけ根から動かして、うしろにバウンドさせるようにします。
息を吐くときは口を少し開けて。イメージとしては深いため息をつくときの吐き方が効果的です。

バレエダンサー武田亜希子さん
うしろに手をバウンドさせた勢いで、上半身が前に突き出したり反対に、うしろに傾いたりしないように意識して行います。
息を吐くごとに、お腹を引き締めるのもポイントです。

息を吐いた5回目には「ハーッ」と息を強く長く吐き、手も大きくうしろにひきます。
お腹も呼吸に合わせて、強く長く引き締め続けることがポイントです。

5回を1セットとして、8セットを目安にやってみましょう(武田さん)

以上が体幹ストレッチの初級編。少しずつ慣れてきたらステップアップ! 次回の中級編に挑戦してみましょう。

取材・文/高田空人衣

 

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