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健康のためにいろいろと気を使っていても、意外と見落としがちなのが"血管"。「まだそんな年齢じゃないから大丈夫」と思っていると、どんどん血管の老化が進んでしまうかもしれません。今回は、血管の老化防止に効果的な栄養や食材をご紹介。普段の食事に簡単に取り入れる方法も取り上げていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
血管の老化防止には亜鉛がいい!?
1月23日放送の「名医とつながる! たけしの家庭の医学」(朝日放送)では、“血管の老化防止”について特集しました。血管の衰えをほったらかしにしておくと、動脈硬化を起こし、脳出血や大動脈の破裂など命に関わる病に直結してしまうことも。血圧の上昇に耐えられる血管を保つためにも、今のうちから気をつけておきましょう。
血管の老化を防止するためには“亜鉛”が欠かせません。亜鉛はチーズやナッツ、肉などにも含まれていますが、中でもずば抜けて含有量の多い食材が“牡蠣”。ちょうど今が旬でおいしい時期なので、蒸し焼きにしたりフライにしたりと、お好きな食べ方で摂取してみては?
また、「肉は重くてあんまり食べられない」「牡蠣は苦手…」という人には、日常で補える“ちょい足し食材”がおすすめです。「卵」「粉チーズ」「ごま」は亜鉛が多く含まれている万能食材。卵は1個、粉チーズは大さじ2杯でサイコロステーキ2個分の亜鉛を摂取できます。ごまの100gあたりの含有量は牛肉よりも多いので、食事にちょこっとプラスするだけでもGOOD。どれも普段の料理に活用しやすいものばかりなので、ぜひ取り入れてくださいね。
ネット上では、「朝は卵かけごはん、昼はスパゲッティにチーズたっぷりをよく食べてる」「ごまはご飯に混ぜてもスープに振りかけてもおいしい」との声が。アレンジ方法を考えてあれこれ作るのも楽しそうです。
亜鉛不足を確認するセルフチェック
番組では、亜鉛不足になっていないかを家庭で調べられるチェック方法も紹介されています。やり方はとっても簡単で、コップ1杯の水に耳かき3杯分の塩を入れて飲むだけ。塩味を感じたら問題ありませんが、普通の水と違いがわからない場合は要注意。亜鉛不足による味覚異常を起こしているかもしれません。
実際にスタジオで普通の水と飲み比べた坂下千里子さんは、「同じじゃん! しょっぱさがどっちもないよ!」と全くわからない様子。一方で久本雅美さんは「めっちゃわかるよ~」とコメントしており、感じ方にはかなりの差があるようです。ネット上でも「違うのはわかるけどしょっぱいのがどっちかはわからん…」「逆にこれわかんない人いるの!?」など、さまざまな意見が。気になる人はぜひお家で試してみては?
また、普段から濃い味が好きな人も注意が必要。亜鉛が不足すると味を感じる細胞が減り、濃い味を好む味覚の異常が起こりやすくなります。さらに濃い味の食事ばかりとっていると、塩分量が増加して高血圧を引き起こす危険性も。薄味に徐々に舌を慣らして、塩分過多にならないよう気をつけてくださいね。
すでに動脈硬化が進んでしまっていても、亜鉛を積極的に摂れば血管の老化の改善が期待できます。普段から亜鉛を多く含んだ食材を食べるよう心がけて、健康な血管を手に入れましょう。
文/プリマ・ドンナ
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