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大根の煮物

ヘルシーなイメージがあり、風邪のときに生の大根の汁を飲むなど民間療法にも使われる大根ですが、実際にどんな栄養や効果があるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。今回は大根の栄養成分や効果、食べ方や人気のメニューなどをご紹介します。大根を上手に利用して効率よく体に取り入れる方法を知っておきましょう。


低カロリーでヘルシー!「大根」の栄養成分と効果効能

2本の大根の画像

大根はカロリーが低く生で根の部分だと100g中18kcalになります。食物繊維は1.3g含まれているので、デトックス効果も期待できる野菜です。よけいな塩分を排出してくれるカリウムも230mgと豊富に含まれており、ほかにもカルシウムやマグネシウム、ナトリウムにリン、鉄といった栄養素がみられます。

ビタミン類ではビタミンCが11mgと大根の中で最も多く含まれており、以下のようなビタミン類が存在します。根の部分は栄養もあることにはありますが、どちらかというとヘルシーで満腹感が得られデトックスも期待できるという、ダイエットや美容向きの食材です。

ビタミンB1:0.02mg
ビタミンB2:0.01mg
ビタミンB6:0.05mg
ビタミンC:11mg
ナイアシン:0.2mg
葉酸:33μg
パントテン酸:0.11mg

生の葉の部分は根の部分よりも食物繊維が100g中4gと高く、カリウムも400mgであったりするなど総じて根よりも高い栄養価となっています。含まれているビタミン類に関しても根にはなかった栄養素が含まれるなど栄養が豊富です。

カロテン:3900μg
ビタミンE:3.8mg
ビタミンK:270μg
ビタミンB1:0.09mg
ビタミンB2:0.16mg
ナイアシン:0.5mg
ビタミンB6:0.18mg
葉酸:140μg
パントテン酸:0.26mg
ビタミンC:53mg

※文部科学省より/五訂増補日本食品標準成分表(本表)

大根の効果効能

大根に含まれている「ジアスターゼ」はデンプン分解酵素なので、デンプンを大根の汁に混ぜると糖にする効果があります。大根が消化にいいといわれているのは、このジアスターゼのデンプン分解効果のためです。体にとり入れると胃液の分泌を促し消化を助けてくれ、胃もたれや胸やけの改善に役立ちます。「大根もち」の甘みも、このジアスターゼのデンプン分解効果によるものです。

大根にはジアスターゼのほかにも「プロテアーゼ」というたんぱく質を分解する消化酵素や、脂肪の分解や燃焼に関係する「リパーゼ」が含まれています。さらに「オキシダーゼ」という成分もたんぱく質や脂肪の消化を助けてくれるので、大根は胃腸の調子をよくするのに最適な食材です。

大根には抗菌作用があるといわれていますが、これは大根の辛み成分である「ラファサチン」が大きく関係しています。ラファサチンは「グルコラファサチン」という物質が酵素により分解されることで作られる物質であり、「イソチオシアネート」の一種です。大根の根っこの1番下の部分は最も辛みが強い部分ですが、このイソチオシアネートが辛みを引き起こしています。

大根の旬の季節と収穫時期。値段が安くなる時期は?

大根の収穫イメージ画像

大根は品種改良が進み1年中収穫されるようになりました。昔から栽培されている古い品種も含めるとその種類は相当な数になります。一般的に出回っている大根は「青首大根」と呼ばれるものであり、旬の時期は秋の終わりから冬にかけてです。カレンダーでは12月が最も旬の時期です。

旬の時期は市場に大量に大根が出回ることになり値段が安くなります。旬であってもお盆やお正月など仕事休みの時期に入ると価格が上昇することもあるので、注意が必要です。飲食店では価格が上昇する前に大量購入をして在庫を持つことがあり、その結果スーパーで確保できる量が減少、価格が上昇します。

旬の時期であっても価格が高めだと感じるときは、市場に出回る量が、なんらかの理由で少ないということです。天候によって農家が被害を受けたときも、収穫量が落ちて価格は上昇します。旬の時期は基本的に安くなりますが、できれば天候や行事なども考慮すると安く購入するタイミングを逃さずに済みます。

おいしい大根の選び方&食べ方

大根と刻んだ大根がキレイにスタイリングされている画像

葉つき大根の場合は葉を見て元気のあるものを選ぶようにします。しおれておらずハリがあり、緑色のしっかりとしたものを選ぶのが正解です。葉の中心部分を見て芽が育ちすぎていないものを選ぶことも大切なポイントとなります。

葉がついていないときは根の部分だけで判断することになりますが、まず手に持ったときにしっかりと重みを感じるものがいい大根です。表面を触ってみてみずみずしさとハリを感じるものにしましょう。根の部分の色で判断する場合、白いものほど鮮度がよくみずみずしいという証拠です。曲がっていたり、形が枝分かれしているものは避けましょう。

また、大根の根にある毛穴やひげの部分が少なくなめらかなものを選ぶのもポイントです。ひげ根がキレイに縦に並んでいるものは、ムリなくスムーズに成長したよい大根です。ゴツゴツしていない大根ほど辛みが少なく食べやすいので、おいしい大根を選びたいときはひげ根まで見るようにしましょう。

1本の大根で4つの味!部分で味が違う理由と葉の食べ方

大根を調理するときは大根の根の部分である3か所と葉の部分の合計4つの部分で使い分けると、よりおいしくいただけるうえ栄養もしっかりととることができます。それぞれの部分で味や硬さなどが違うので、調理のさいには分けて使うようにしましょう。

まず根の先(先端)の部分ですがここは1番辛みが強い部分です。すりおろしたり、細かく切るなどして、大根おろしやマリネにするなど辛みを活かせる料理に使ってみてください。

次に真ん中の部分はいちばん甘みのある部分であり、やわらかいところになります。大根そのものを味わう料理に向いています。甘みを活かすことのできる煮もの料理など、大きめにカットして使いましょう。

葉がついている部分の近くは辛みの少ないところであり、少々ほかの部分よりも硬めです。歯ごたえを活かしたサラダや炒めものなどがおすすめです。せん切りや薄切りにして使います。

葉の部分はβカロテンが根の部分よりもたくさん含まれています。油で炒めると歯ごたえもよくおいしくいただけるので、細かく刻んでチャーハンなどに混ぜてみてください。みそ汁に入れるのもおすすめです。また彩りとして使ってもいいでしょう。

大根の葉の水分がなくなるまで炒めるとうまみが凝縮され、保存食にもなります。塩でもめば簡単な漬物にもなります。葉つき大根があったら、ぜひ栄養も調理の仕方も豊富な葉も食べてください。

最後に皮ですが、基本的にはむいてしまうことが多いと思いますが、固くて水分が少ないので、歯ごたえを楽しむ料理にアレンジも可能です。しっかり洗って使うようにしましょう。

次のページでは大根を使ったアレンジレシピをご紹介します。

 

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