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アクティビティの聖地「クィーンズタウン」でスリルな体験に挑戦!【ニュージーランド#3】

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アクティビティの聖地「クィーンズタウン」でスリルな体験に挑戦!【ニュージーランド#3】

この旅の拠点となるのは、南島の都市「Queenstown (クィーンズタウン)」。壮大にそびえ立つ山々と美しい湖に寄り添うこの街は世界有数のリゾート地として知られ、年間130万人もの観光客が訪れます。ここ、クィーンズタウンは大自然をいかしたアクティビティが盛んなことでも有名です。スキーやゴルフ、トレッキング、クルージング…あらゆるアクティビティのベースが整っていますが、今回注目したのは息を飲むほどのスリルな体験。バンジー、ジェットボート、ゴンドラ。どれもこれもこの地の名物アトラクション。挑戦しない手はありません。

Contents 目次

バンジージャンプはここで誕生。43mの吊り橋から、いざジャンプ!

クィーズタウンのアクティビティといえば、まずはコレ! そう、バンジージャンプです。じつは商業バンジージャンプはここクィーンズタウンが発祥の地。

そんなニュージーランド発のアクティビティを体験すべく私たちがやってきたのは、クィーンズタウンの中心部から車で約20分の場所にあるカワラウ渓谷。今や誰もが知るバンジージャンプですが、今回体験した「AJ Hackett Bungy(AJハケット・バンジー)」の創設者の発案により、約30年前の1988年、まさにこの場所から歴史がスタートしたそうです。

渓谷にかかる吊り橋の高さは、43m。ここから下を流れるカワラウ川に向かってジャンプ!するわけですが、やっぱり目の前にするとなかなかスリリングな光景。とはいえ、先に並ぶ挑戦者は次々と飛び込んでいくので、「できるかも⁉」そんな気持ちもわいてきます。

そして、わりと迷いなしにジャンプした私。いざジャンプ台に立つと、もちろん恐怖心がわきますが、体験して感じたのは、すぐに飛ぶことこそがポイント。1度「怖い!」と躊躇してしまうと恐怖心は深まるばかり。「飛ぶしかない!」と腹をくくり勢いよくジャンプするのがオススメです(笑)。

ちなみに水面すれすれまでの落下か、水中に全身水没かを選択ができます。もし、水中まで入りたいという人は着替えを忘れずに!

●AJ Hackett Bungy(Kawarau Bungy Centre)
住所:State Highway 6, Gibbston Valley,
営業時間:9:00~16:30
定休日:無休
電話:+64-3-450-1300
料金:$205
http://www.bungy.co.nz/
※1日に数本、無料送迎バスのサービスがあります。

360度の回転スピンも! 迫力満点、60分の「ジェットボート」

水上を疾走する「ジェットボート」もまた、クィーンズタウンを代表するアクティビティ。盛んゆえにいくつかのジェットボート会社がありますが、約60年の歴史をもつ「K Jet(Kジェット)」はクィーンズタウンジェットボートの元祖。ワカティプ湖、カワラウ川、ショットオーバー川といったクィーンズタウンを象徴する3つの水路を、目にもまぶしい黄色いボートで駆け抜けます。

K Jetは、スタート地点がクィーンズタウン街の桟橋というアクセスのよさも魅力。ボートに乗り込みいよいよ出発すると、ツインエンジンが唸り出し、たちまち猛スピードに。時速80㎞のスピードで水上を突き進み、途中でスピードを落としたかと思えば、また急発進。そして、360度の回転スピンの繰り返しも! 座っているだけながらも、体は終始左右に揺れ続け、スリル満点です。

他社にはない約60分に及ぶ走行もK Jetの特徴。もちろんアクティビティ大好きな人にとってはうれしいロング走行なのですが、酔いやすい人には少々ハードな場合も。酔い止めを用意したり、見学にするかなどの検討も!

●Kjet
場所:Main Town Pier(街の中心地にある桟橋)より出発。
料金:$119.00(大人)※クィーンズタウンの水中展望台に無料で入れる特典つき。
営業時間:8:00~夕暮れまで
定休日:無休
電話:+64-3-409-0000
https://www.kjet.co.nz/
※事前の予約が必要です。

南半球一急勾配のゴンドラとリュージュで味わう絶景とスリル!

バンジーやジェットボートは少々ハードルが高い。そんな人でも挑戦しやすいのが、「Skyline Gondola(スカイライン・ゴンドラ)」と、その山頂できるアクティビティ。

スカイラン・ゴンドラの乗り場までは、街の中心部から徒歩わずか5分。目の前に広がる壮大な景色を眺めながら約10分乗ると、標高790mの頂上にたどり着きます。
このゴンドラ、実際に乗っても、遠くから眺めてもかなり急な斜面を移動していることがわかるのですが、それもそのはず! じつは、南半球でもっとも急勾配を誇るゴンドラなのだとか。平均傾斜37.1度という斜面を一気に上がっていくので、これだけでもスリルを味わうことができます。

山頂の展望台に行くと、そこには息をのむほどの大パノラマが!
「クィーンズタウン」という町の名前は、「ヴィクトリ女王にふさわしい、美しい町」という意味を込めて名づけられたそうですが、その名の通り、眼下にはリマーカブル山脈とワカティプ湖に囲まれた、美しいクィーンズタウンの絶景が広がります!

そして山頂で挑戦したのが、リュージュです。
リュージュとは、プラスチック製のソリのような乗りものに乗り、専用コースを滑り降りるアクティビティ。エンジンはついていないので、自分でハンドル操作をしながらアクセルとブレーキをコントロール。子どもでも気軽に挑戦できるアクティビティですが、アクセルを強めれば、ぐんぐんスピードはアップ!
初心者向けとスピードが出やすい上級者向けの2コースからの選択ができますが、下記の料金で2回滑りが可能なので、まずは初心者向けで様子をみながら、ぜひ2回目は上級者コースにトライを!

ほかにも山頂では、マウンテンバイクやハイキング、パラグライダーなども楽しむことができます。また、レストランやカフェ、ショップも充実。夜におこなわれる星空観賞ツアーも人気です!

●スカイラン・ゴンドラ、スカイ・リュージュ
住所(ゴンドラ乗り場):Brecon St PO BOX 17 Queenstown
営業時間:9:00〜21:00前後(要確認) ※頂上のレストランは〜20:45
定休日:無休
料金:ゴンドラ往復+ルージュ2回 $39(大人)
電話:+64-3-441-0101
http://www.skyline.co.nz/queenstown_jp/

取材・文/柿沼曜子

 

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