ゼロになった自信をとり戻すヨガの思考法とヨガポーズ

“Boost Your Confidence ”〜自分に自信を持ちましょう！

４月のメッセージは、まさに今の自分への言葉。
このコーナーでは、私自身の経験をもとにテーマとヨガのポーズを考えています。そうすることで、現実味があると同時に、私と同じような気持ちを抱えている人たちへの心の支えになればという思いで、あえて今の自分をトピックにしています。

私たち人間は、さまざまな感情が常にあって、昨日は自信たっぷり！　だったのに誰か、もしくは自分のひと言で今日は自信がゼロに…ということもあると思います。

でもできるだけそうならないように、私は２つのことを意識しています。
まず、ひとつめ。
自分をしっかりとGroundingすることが大事！
そしてふたつめが、
自分へ思いやりを持って接すること。（自分に対して思いやりを持って接することができれば、周りの人にも同じように接することができます）

Groundingについて、うまく日本語に訳すことができないのですが、直訳すると”接地”という意味になります。
イメージとしては、足がまるで木の根っこのようになり、ぐ〜っと地に根が張り、どっしりとした感覚。そして、心には落ち着きがあり、ちょっとしたことでは心がざわつかない状態のことを言います。

自分の自信は、自分の内側から作り出すもの。
まさに漢字の通り、自分を信じることで生まれるのです。
なので自分を信じられるようにまずはGroundingしましょう。
今日はヨガのポーズで自分をさらにGroundingしていきます。

そして自分に思いやりを持って接するために今日一日、もしくはこの１週間、自分が頭の中で自分にどんな言葉をかけているかを観察してみます。

どんな言葉を自分に投げかけているのか？　頭の中の言葉はとても大切です。
常に自分がどんな風に自分と会話をしているかによって自信が減ったり、ついたりします。

例えば、”自分の笑顔は素敵！”と、常に鏡を見る度に自分に言っていたら、
それを信じるようになり、自分の笑顔に自信がつきます。
反対に自分は失敗ばかり。と失敗をするたびに言っていたら、どんどん自信がなくなり、失敗をもっとするようになります。
私たちの頭の中の言葉は、とてもパワフル！
だからこそ、できるだけ肯定的な言葉を自分に話しかけるようにして自信を持てるようにしましょう！

私は今、出産後６か月を目前に、少しずつ赤ちゃんの体も安定し、強くなってきたので、自分の体をケアする心の余裕ができてきました。
でも、出産後しばらくは、運動をまったくしていない自分の体を鏡で見てはマイナスの言葉が頭に浮かび、ボヨボヨの太ももを見ては自信をなくしていました。
そんな自分の心も体もアップリフトできるのは自分！
太ももや二の腕、お腹など、体のケア不足で引き締まった体ではないけれども、今の自分の体をしっかりと受け入れて、それでも自分は美しい！　とまず自分に思いやりを持った言葉をかけて少しずつエクササイズをスタートするようになりました。

今日のこのポーズで、太ももを引き締めると共に心をGroundingさせて自信にみなぎる自分になってみてください！

（１）最初にあお向けになりゆっくり呼吸を行います。鼻から息を吸うと共に体のすみずみへプラスのエネルギーを運び、吐くと共に体全体のテンションをリリースさせます。次に、ゆっくりと両ひざを立てて足首がひざの真下にくるようにします。

（２）そのまま、ゆっくりとお尻を天井へと持ち上げていきます。このときに、お尻の筋肉に力を入れるのではなく、足をぐっと床・マットにふみ込みお尻を持ち上げていきます。

（３）次に、右肩左肩と片方ずつ体重を移動させながら、少し内側へと肩を入れて手のひらを床・マットに下ろします。できる人は手を背中の下で組みます。どちらの人も、このままのポーズで呼吸を４回。
太ももの内側にブロックがあるのを想像して（実際にブロックがある人はぜひブロックを内ももにはさみながらこのポーズを行ってください）キュッと内ももに力を入れてひざが開かないように注意。

Sending you lots of ALOHA!!

※写真は本人によるもの。