Diet
Fitness
Healthcare
Beauty
Lifestyle
年収や貯金の金額って、まわりの友だちにもなかなか聞くことができないですよね。でも30歳で独身となると、友だちがキラキラしているように見えたり、色んな意味で焦りがでてくるという人も少なくはないはず。今回の「大人女子のマイルド貯蓄」では、アラサーの平均的なお金事情についてご紹介していきます。
Contents 目次
女性は生涯を通して年収が低い
まずひとつ悲しいデータとしてあるのが、女性は生涯を通して年収が低いというところ。
平成28年分の国税庁のデータをみてみると、全年齢の男女の平均給与が約500万円に対して、女性だけに絞ると全年齢でも平均が280万。女性で年収が一番多い年齢が30~34歳の315万円となっています。
みんな意外と持っていない
また、将来のために備えているいわゆる貯金額は、おそらく現実に近いデータでいえば、20代は200万円ほど、30代だと500万円ほどとでています。今は景気もよくなく、派遣や契約社員で働かれている人も多い時代ですから、なんとなくネットの記事や貯金本に描いてあるような、「数千万円すぐ貯まる」というのを見て焦ってしまいがちですが、それをなかなか実現するのも厳しい時代です。
焦らなくてもいい。でも意識を持とう
意外とみんな貯金していないし、年収も低いという環境ですので、ひとまずそこまで焦る必要はありません。とはいえ、30歳といえば今後のライフステージで、結婚、育児、老後などなど、たくさんのイベントが待ち構えている年齢でもあります。
そういったライフイベントのために、貯金は必要です。もし今、貯金が全然できていないのであれば、まずは意識を持つことから始めてみてください。
また、このテーマに関していうと、ミレニアル世代の特に女性が今後こういった環境や実態にどうやって向き合っていくべきか、私の著書『ミレニアル世代のお金のリアル』にもさらに詳しく書いてあります。出産育児等もあり、人生でお金に向き合う機会は女性のほうが多いはず。ぜひそちらも参考にしていただければと思います。
『ミレニアル世代のお金のリアル』（フォレスト出版）
イラスト／うつみ ちはる
