おいしく飲んでキレイになれる! うれしい美パワーがつまった「麹甘酒」のつくり方

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発酵食ブームから火がつき、今「甘酒」が人気沸騰中! 市販品が続々と販売され、さまざまな味わいの甘酒が楽しめるようになりましたが、美容や健康に役立てたいなら断然「手づくり」がおすすめです。甘酒の知識、つくり方をご紹介します。手軽に楽しくキレイになりたい人、必見です。

美容健康におすすめ!「甘酒」の基礎知識

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coasehsieh /shutterstock.com


リーズナブルなうえ、自分好みの甘さに調節できて飲み続けやすい手づくり甘酒。そこで今回ご紹介したいのは、料理研究家&国際中医師である石澤清美先生の教えてくれた「麹甘酒」のつくり方と、その美パワーについて。

まずは、古くから親しまれてきた甘み飲料「甘酒」の基礎知識をおさらいしてみましょう。

「甘酒」には、2種類あることをご存じでしょうか? ひとつは、今回のメインテーマとなる「麹(こうじ)甘酒」。米(おかゆ)に米麹を加えて保温すると、麹の酵素が米のでんぷんを「糖化」させることで甘酒となります。

「甘酒」という名称ですが、こちらはアルコール分を含まないのが特徴で、子どもやアルコールが苦手な人でもおいしく飲むことができます。

もうひとつは「酒粕(さけかす)甘酒」。日本酒の副産物である酒粕を、水や湯で溶きのばし砂糖などで甘みをつけてつくられます。
有名銘柄の酒粕を使った甘酒なども販売されているので、「あの日本酒の!」なんて思わず買ってしまった人もいるのでは?

こちらはわずかですがアルコール分が含まれています。麹甘酒が発酵させてつくるのに比べると、酒粕甘酒は「溶きのばす」だけでつくれるので手軽だというメリットがありますが、砂糖で甘みを加える分、麹甘酒よりもカロリーが少し高くなりがちです。
どちらも同じくらい美容健康にいい栄養素が含まれている飲み物ですが、今回はよりダイエット向けといえる麹甘酒へスポットを当てていきましょう。

※ちなみに市販品は「麹甘酒」という名称でも、甘味料や酒粕が入っているものもあります。純粋な麹甘酒を求めるならば、原材料に「米、米麹」と書いてあるかをチェックして。


ここがすごい! 麹甘酒の美パワー

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takayuki /shutterstock.com


その魅力を「飲む点滴」と表現されることが多い、麹甘酒。それは、消化吸収の良さが大きな理由です。
麹甘酒は、甘みの主成分が「ブドウ糖」(対して酒粕甘酒の甘みは砂糖なのでショ糖)。これは糖類を体内に吸収するために分解される最終的な形なので、時間をおかずに即吸収できるのです。

飲むとすぐに血糖値が上がり疲労や空腹感を和らげてくれるので、上手に使えば食べ過ぎ防止に役立ちます。
うまみのあるまろやかな甘みは少量でも満足度が高く、ダイエット中に甘みが欲しくなったときに便利。

しかし血糖値がスピーディに上がるという点は、低インシュリンダイエットなどを実践中の人には不向きでしょうから、目的にあわせて上手に使い分けるといいでしょう。


ダイエットや美肌効果も!

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abc1234 /shutterstock.com


甘酒が血糖値を素早く上げることに加え、疲労回復効果をさらに後押ししているのが、豊富に含まれるビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、ビオチン)です。
ビタミンB群は血行促進、ひいては代謝アップにもつながる栄養素。甘酒に含まれるアミノ酸とあいまって、美肌づくりやダイエットにも働きかけます。

さらに腸を整えるオリゴ糖や食物繊維も含まれるますので、血行促進作用とあわせて免疫機能アップや便秘改善も期待大。また、消化吸収の良さはブドウ糖だけでなく、「麹菌」の働きもひと役買っているのだとか。
栄養満点ながらも消化吸収がいいということは、胃腸の負担が軽いということ。夏バテをはじめとするお疲れタイムにも、元気回復ドリンクとしてぜひ活用してみて。

疲労回復、美肌、整腸作用による免疫力アップ&便秘予防、冷え解消等、美と健康に嬉しいパワーがぎっしりの甘酒。
次はいよいよ、そのつく方です。



【麹甘酒のつくり方】

news17051122_04.jpg●材料
米……カップ1 ※もち米(甘みが強くなります)や玄米でもOK。
米麹(乾燥板麹を使用)……200g 
※生麹と乾燥麹の2種ありますが、保存のきく乾燥麹がおすすめです。
水……カップ4

●道具について
鍋……1.5リットル以上(直径20~22センチ)程度のふたのあるものが適しています。あれば鋳物(いもの)の厚手鍋や土鍋など、保温性が高いものがベター。

●保温道具……あれば発砲スチロールの箱。なければ鍋を包めるサイズのバスタオルやブランケット、タオルなど。

●保存容器……ガラスやホーロー、プラスチック素材のものが◎。アルミやステンレスは、酵素の働きで穴が開いてしまう可能性があります。

●つくり方
<1>
米を洗って鍋に入れ、カップ3の水を加えて30分~1時間ほど浸水させる。しっかり給水させると米が柔らかくなり、仕上がりが甘くなる。浸水させている間に、板麹を手でばらばらにほぐしておく(ばら麹を使う場合はそのままでOK)。

news17051122_05.jpg<2>
1の鍋を強火にかけ、米がなべ底に貼りつかないようにゴムベラなどで混ぜる。

<3>
2が沸騰したら弱火にし、ふたをして15分、おかゆを炊く。※吹きこぼれるようであれば、ふたを少しずらしておく。

<4>
おかゆが炊けたら火をとめ、すぐに水カップ1を加えて、ゴムベラで1分ほどぐるぐると混ぜ温度を下げる。目安は湯気が少しおさまる程度(温度計ではかる場合は65~70℃程度)。

news17051122_06.jpg<5>
ほぐしておいた麹を4に加え、全体によく混ぜる。このときの温度は60℃程度。

<6>
5の鍋にふたをしたら鍋全体をタオルでくるみ、あれば発砲スチロールの箱などに入れて保温する。なければさらにバスタオルや毛布などでぐるぐる巻きにし、できるだけ温度を保つよう気をつけながらそのまま4~10時間置いておく。
その他、保温機能のあるポットやジャーを使うのも手。おかゆに水と麹を混ぜてから、あらかじめ内側を熱湯で温めておいたポットに移し、4~10時間保温する。
※小さいジャーを複数使って小分けにしても問題ありません。

news17051122_07.jpg<完成!>
味見をしてみて、甘みがあれば完成。米(おかゆ)や麹の粒が残っていても問題なし。


放置時間が短いと甘さ控えめになり、長くすると甘みが増すので、もし甘みがものたりなければ、保温時間を長くするか鍋を再度60℃まで温めてから再度保温を(その際は沸騰させないように注意を)。
保存する場合は粗熱をとってから、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫へ。保存期間は約10日間。保存するほどに甘みが強くなります(長期保存したい場合は小分けにして冷凍しましょう)。

麹は45~60℃の間で酵素が働き、糖の分解が進んで甘くなります。
鍋で作るとだんだん温度が下がるため、甘さが控えめになりがち。もし甘めが好みなら、温度を一定に保つことができる炊飯器を使うと、しっかりした甘みに仕上がりになります。

その場合の分量は、鍋でつくるのと同様。おかゆに麹と水を加えたものを炊飯器の内釜に入れ、蓋をあけたまま濡れ布きんをかけて保温にして。
ときどき混ぜながら、4~6時間おいておきましょう。

女性に嬉しいパワーがつまった麹甘酒、健康的にキレイになりたい「美活」中の人は、ぜひお試しあれ!


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石澤 清美

石澤 清美

料理研究家。国際中医師・国際中医薬膳師。米国Nutrition Therapy Institute(NTI)認定栄養コンサルタント。ハーバルセラピスト。料理とパン、食養生の教室も主宰。

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