体質のウソ・ホント(2/2)「時間をかけてついた脂肪は時間をかけないと落ちない?」

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脂肪が落ちにくく変化するのではなく、原因は体力低下!

 

「まず、10年かけてついた脂肪が、10年という年月を経て、"落ちにくい状態"に変化してしまうということはありません。いつついても、どれだけ時間が経っても、脂肪は脂肪です」(坂詰真二先生)

 

 "落ちにくく"感じるのは、脂肪ではなく、生活や体力が変化してしまっているからなのだそう。

「たとえば、20歳から10年かけて10㎏太ったとします。10㎏も太るということは、運動もさほどしていないでしょうから、20歳当時と30歳のいまを比べても、体力が落ちているのは明らか。運動を始めても、10年前より『しんどい』と感じるし、長い時間続けることもできないので、結果も出にくいでしょう。また、体力とともに筋肉が落ちていれば、代謝も低下していますから、そもそもやせにくい。これが、『長い時間かけてついた脂肪は落ちにくい』と感じるメカニズムです」(坂詰真二先生)

 

 逆に言うと、体力が低下していないのであれば、「短い時間でついた脂肪は落ちやすい」ということでしょうか?

「そういうことになりますね。数か月や1年程度では、体力が大きく落ちることはないし、暴飲暴食をしていない限り、体の中身もそれほど変わっていません。なんとなく太ってきたと感じている人は、早いうちに手を打ったほうがいいですよ」(坂詰真二先生)

 

 

監修/坂詰真二、取材・文/馬渕綾子

体質のウソ・ホント

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