ホルモンに関係あり?ストレス太りのメカニズム(4/5)「コルチゾールの大量分泌が太る要因をもたらす」

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 ストレスホルモンであるコルチゾールは、ストレスに対処するため必要なもの。でも、過剰に分泌されると、ダイエットに悪影響を及ぼします。
「コルチゾールは、食欲を抑える働きのある脳内ホルモンのセロトニンを低下させるため、食欲が増進。また、インスリンの働きを阻害して、インスリンの過剰分泌を招くため、脂肪が蓄積されやすくなります。さらに、コルチゾールそのものにも、脂肪の合成を促す働きがあるため、肥満を促進してしまうのです」(深川内科クリニック院長・深川光司先生)

 脂肪の蓄積を促すだけでなく、脂肪燃焼を妨げる要因にも。
「過剰に分泌されたコルチゾールは、筋肉づくりや脂肪分解に関わる成長ホルモンの分泌を抑制するため、脂肪が燃えにくい体をつくります」(深川先生)

コルチゾールが及ぼす太る原因

セロトニンを低下させ食欲を増進
「コルチゾールは脳内ホルモンのセロトニンを減少させてしまうため、ストレスが続くとセロトニンが不足した状態に陥ります。セロトニンは食欲を抑える働きがあるため、セロトニン不足は食欲の暴走を招くことに」(深川先生)

インスリンの過剰分泌を招き脂肪を蓄積
「インスリンの働きを低下させるため、食後に上がった血糖値を下げるのに、通常より多くのインスリンが分泌。インスリンは脂肪の蓄積に働くため、過剰分泌により、食べたものが体脂肪として蓄えられやすくなります」

成長ホルモンの分泌を抑えて代謝ダウン
「成長ホルモンには、筋肉を発達させたり、運動によって損傷した筋肉を補修したりする働きが。しかし、コルチゾールは成長ホルモンの分泌を抑制するため、筋肉づくりに悪影響を及ぼします。代謝も悪くなり、脂肪が燃えにくい体に」

監修/片山隆司、深川光司、取材・文/宝田明子

ホルモンに関係あり?ストレス太りのメカニズム

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