「食べていないのにやせない」理由(3/4)「【タイプ2】生活活動代謝低下型の傾向と対策」

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ラクやせ

食事だけでなく活動量も減らしてしまったのが生活活動代謝低下型。
「電力不足のときに節電して少ない電力でも生活できるようにするのと同様に、体もエネルギーが不足すると、少ないエネルギーでも生きていけるよう省エネモードになります。その結果、いつもは階段を上っていたのにエスカレーターを使うなど、無意識に活動量を減らしてしまうケースが多く、消費エネルギー量が減ってしまうのです。特に日ごろから運動習慣のない人は、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回らずにやせないという結果に」(土田先生)
 省エネでエコな体はダイエットには不向き。食事は減らしても、燃やす体をキープすることがカギ。

 食事を減らしたら活動量は増やす

 生活活動代謝低下型の行き着く先は、基礎代謝低下型。
「活動量が減れば、使われる筋肉量も減るため、筋肉が落ちてしまいます。その結果、基礎代謝まで下がってしまうことに。代謝を下げずにダイエットするには、食事を減らしたらそのぶん活動量を増やすくらいのイメージで、積極的に動くことが大切です」(土田先生)

 筋肉を落とさないためにはやはり筋トレなどの運動をしなきゃダメ?
「筋肉を増やすには筋トレが必要ですが、今ある筋肉量をキープするだけなら、それほど激しい運動は不要。5分でもいいから歩く時間を増やしたり、ひとつひとつの動作を大げさに動くだけでも効果があります。大切なのは、筋肉が使われるような体の動きをすること。いくら仕事や家事などで忙しくしていても、あまり動きがなければ、熱量は使われないため活動量は増えません」

 熱量を使わない動きとは

例えば炊事は一見忙しそうでも、キッチンの狭い空間での動きであって、歩く距離はなし。移動距離が少なく、手の動きも小さいようだと、忙しくしていても熱量はほとんど使われません。

 熱量を使う動きとは

例えばゆっくり歩きながら掃除機をかけるだけでは、あまり熱量は使われません。熱量を使うにはぞうきんがけなどで手足を大きく動かしたり、足での移動を多くしたりなどが必要。

監修/土田 隆(よこはま土田メディカルクリニック)、構成・文/宝田明子

「食べてないのにやせない」理由

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