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“ハンドプレス”で美肌スイッチがオンに?! 肌がゆらぐ季節こそ行いたい、スキンケアのテクニック
春は花粉や寒暖差、マスクの着用などの刺激や新生活のストレスで、肌がゆらぎやすくなります。デリケートな肌にふれるときは、やさしいタッチを心がけてあげましょう! コスメコンシェルジュの私が実践している方法をご紹介します。
Contents 目次
ゆらぎ肌は刺激を与えないやさしいケアがマスト
季節の変わり目は、朝晩の気温差が大きくなり、肌を刺激から守るバリア機能の働きが低下して、肌荒れを起こしやすくなります。肌が弱った状態で、花粉や紫外線にさらされることも増えるので、ますます肌の調子がゆらぎやすくなってしまうのです。
そんなデリケートな肌のとき、肌によけいな刺激を与えるのは厳禁です。スキンケアの際には、肌をこすらないようにしましょう!
やさしいタッチのお手入れをするなら、美容ツールよりも自分の手のひらが最適です。清潔で温かな手のひらで自分の肌にふれると、肌の調子もチェックできますし、化粧品をじっくりと肌になじませることができますよ。
今回は、手のひらを使って化粧品をなじませる方法をご紹介しますので、毎日のスキンケアでとり入れてみてくださいね!
保湿ケアは“ハンドプレス”で美肌スイッチをオンに!
手のひらを使ったお手入れは、実際に美肌を生み出す効果があることが、最近の研究から明らかになっています。
スキンケアのとき、毎日手のひらで顔の肌にふれると、肌の質感が向上するのだそうですよ!
(出典:https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2018/20180712-003/)
この研究結果を参考にして美肌を目指すなら、化粧水を手のひらでおさえるようにしてなじませる「ハンドプレス」というテクニックがポイントです。
ハンドプレスを行うと、幸福感や満足感、リラックスなどの心地よさを感じ、その感情が大きいほど、肌のうるおいや透明感、ツヤやなめらかさがアップする、というわけです。
自分の手のひらが美肌へのスイッチをオンにしてくれるなんて、うれしいですね!
【ハンドプレスの効果】
✓手のひらで肌を温めるので、血行が促進される
✓化粧品の浸透がよくなり保湿効果がアップ
✓マッサージ効果でむくみが解消される
✓深呼吸しながら行えばリラックス効果も
保湿ケアをするときは、ぜひ、手のひらを使ったハンドプレスを試してみてください。新生活でストレスがたまっている人も、リラックスすることができると思います。
ハンドプレスでうるおいを閉じ込める方法
さっそくハンドプレスを行ってみましょう!
手のひらで肌を強く押し込むのではなく、壊れやすい卵を、割れないようにそっと持つくらいのやさしいタッチを心がけてくださいね。
(1)肌にふれる前に、手を洗って手のひらを清潔にします。手が冷たい人は、両手をこすり合わせるようにして温めておきましょう。
(2)手のひら全体をぬらすように化粧水を広げ、まずは顔全体にまんべんなくなじませておきます。
ここから、パーツごとにハンドプレスをしていきます。1回のハンドプレスにつき10秒くらい行うのが目安です。
(3)両手のひらでほおを包みこみます。顔の中心から外側に向かって、少しずつ場所をスライドさせながら、やさしく押さえます。
(4)両手のひらで目の上をおおいます。皮膚が薄い部分なので、手のひらをそっとのせるイメージで。
(5)片手でひたい、もう片方の手であごをおさえます。顔のカーブに手のひらを沿わせるようにしましょう。
(6)ほおづえをつくように、両手のひらでフェイスラインを包みこみます。
(7)最後に首すじを温めて仕上げます。
ハンドプレスしている手のひらに、肌が吸いつくような感触があれば、化粧水がなじんだサインです。途中で化粧水が足りなくなったときや、肌のうるおいが足りないと感じるときは、重ねづけをしましょう。
ハンドプレスを行うのは、化粧水だけでなく、美容液や乳液、クリームをつけるときでもOKです。化粧品のテクスチャーや香りなどを感じながら、じっくりと肌を温めるように行ってみてくださいね!
春先から紫外線量が一気に増加しています。ゆらぎ肌のケアのために、日焼け止めを塗るのも忘れずに!