薄着の季節が近づいてきました。今年こそ、早めにダイエットやパーツケアを行いたい! 今回、FYTTE読者の皆さんのダイエット意欲やモチベーションを高めるために、専門家の方々が実際にしていることを教えてもらいました。今日は、代官山でフィリピンの伝統的なマッサージ(ヒロット)を行っている山口理津子先生の美脚習慣をお届けします!
Contents 目次
異国の雰囲気も楽しめる!フィリピン流で美脚マッサージ
私は脚の疲れやむくみ、すっきりとしたラインを整えるために、朝晩のケア、食事や睡眠も合わせて行っています。冷えやむくみ、脚の疲れなどそのときによってケアを組み合わせています。参考になればうれしいです。
1.モリンガスクラブ
モリンガはフィリピンのスーパーフードです。モリンガのパウダーとオイルを混ぜて、脚をやさしくさするようにスクラブします。なめらかな肌ざわりになりますよ。
2.朝夜はヨガでストレッチ
朝起きたとき、むくみが気になるときは、ヨガの太陽礼拝「スーリヤ・ナマスカーラ」を行い、全身のめぐりをよくして体を目覚めさせます。1日の終わりには、筋肉の疲労やむくみをとるため、「鳩のポーズ」で臀筋(でんきん/お尻まわりの筋肉)を伸ばし、「合蹠(がっせき)のポーズ」で股関節を調整します。
3.エキストラバージンココナッツオイルでマッサージ
夜寝る前には、エキストラバージンココナッツオイルでマッサージをします。疲れがひどい場合は、(2)のヨガポーズやストレッチでそけい部やひざのリンパ節を開いたあとに行います。
フィリピンのフットケア「ダグダガイ(2本の竹の棒を巧みに駆使して足ツボにアプローチする山岳地方に伝わる伝統的なフィットケア)」で足裏から足指、甲、足首~ふくらはぎ、ひざ裏、太ももとほぐしながら5つのラインに分けて流します。(手で行うこともあります)
足裏はしっかり親指で全体を押し、指先も足の間に指を入れてはさみ、圧迫して血流を促進します。くるぶし、かかと周りは腰やむくみケアになるので、四指を使ってやさしく流します。
ふくらはぎは、大きな骨のきわ~ひざ下までを内側から外側まで圧迫しながら流します。ひざ裏にはリンパ節もあるので、えぐるように流し、ひざ回りはやさしくほぐします。
太もも内側を流すと血流の促進につながります。気になるセルライトもしっかり動かし、そけい部まで流します。
脚を反対に折り曲げ、太ももの外側も行います。腰の疲れやO脚、太もものハリが気になる人にもおすすめです。
リラックスしたいときには、ココナッツオイルにサンパギータ(フィリピンの国花でもある香りよい花)という血液浄化作用のあるエッセンシャルオイルをブレンドして使っています。
4.しっかり睡眠も!
脚を温め、ストレッチとマッサージで体をほぐして、しっかりと睡眠をとることで自律神経を整えるとむくみ予防、代謝アップにつながり、ダイエット効果も期待できます。
いかがでしたか。同じアイテムをそろえなくても、まずは手もとにあるオイルやクリームなどを使ってトライしてみてください。