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樹木の成長にたとえると、今年の私はどの辺にいるの?――数秘術×心理学で占う自分の立ち位置

樹木の成長にたとえると、今年の私はどの辺にいるの?――数秘術×心理学で占う自分の立ち位置
FYTTEでもおなじみの、自己肯定感の第一人者で心理カウンセラーの中島輝さん。「Fan!Fun!FYTTE」オンラインクラスでは、「FYTTE流リラックス自己肯定感~1年の計は新春にあり!? 内なるエネルギーを最大限に飛躍させるための道しるべ~」を2月に開催。数秘術を使ったライフバイオリズムと心理学の話を交えながら、どんなときでも私たちが楽しく、明るい方向を向いて生きていくためのコツを教えていただきました。

数秘術は自分で自分の設計を見つけるための指針

「新年を迎えたと思ったらあっという間に春になりました。時の流れは早いですね。1月1日に迎える新年や、旧暦で1年が始まるとされる立春、新生活を迎えることの多い3月、4月などの節目の時期に、いかに自己肯定感を高めて自分自身がしっかりと生きていくかを考え、幸せの習慣を作っていくのはとても大切だと思います。幸せの習慣というのは、思い方の習慣です。どうやって毎日を生きていくのか、自己肯定感高く生きていくのか、ということだと思います。

私たちは『おぎゃー』と生まれて1時間後にはそばにいる大人の表情を真似し始めます。そして、深く関わり合いのある大人の言葉、歩き方、食べ方、姿勢、態度、生き方、あり方というものを全部、真似をしながら生きていくわけです。そう考えると、『自分はこういう人間である』って勝手に決めつけている事柄が、じつは親や周囲の人間の真似に過ぎなかった、ということがたくさんあるんですよね」(中島さん)

では、誰かの真似ではなく、自分がどういう人間なのかという立ち位置から幸せを身につけるには、どのようにしたらよいのでしょうか。ほかの誰でもない、自分で自分の設計図を作っていくために、数秘という客観的な東洋哲学から出たデータは、ひとつの大きな参考になると中島さんは言います。そこで、次に、中島さんと一緒に数秘術の講座を教えている飛田剛さんに数秘術から考えるライフバイオリズムについて話していただきました。

運勢は9年ひとかたまり。9年が連なって人生になっていく

「数秘は9年周期のバイオリズムです。中島先生が開発された数秘術では、9年周期を樹木の成長に例えて表現しています。9年ごとに周期が生まれかわるとされていて、私たちの人生における大きなひとかたまりが9年なのです。それが連なって人生になっていきます。私たちの運気はこのバイオリズムに関係しています。運気がわかっていれば、それを活かしてうまく生活することができますね。上がるときもあれば下がるときもある。下がることが悪いわけじゃないんです。下がったときにどんなふうに対処していくかが大事。天気予報のようなもので、雨が降ったら傘をさす、というように対処法が生まれるのです」(飛田さん)

ではさっそく、ライフバイオリズムを知るための数字の出し方を紹介します。
まずは西暦の数字をひとケタになるまで足します。
〈2022年の場合〉
2+0+2+2=6 →「6」が今年の世の中のバイオリズム

ここで出た数字に誕生日をひとケタになるまで足します。
〈誕生日が2月27日の場合〉
6+2+2+7=17 → 1+7=8
→2022年の2月27日以降のライフバイオリズムは「8」に入るとわかる
なお、答えが11か22になった場合はそこで計算は終わりです。11は「2」に、22は「4」に対応します。

「1」 は種まき、「3」で芽が出て、「8」で収穫

それぞれの数字の持つ意味は、次のようになります。自分の誕生日を境にその数字の年に入ると考えてくださいね。
〈誕生日が2月27日の場合〉
→2022年2月27日~2023年2月27日が「8」の時期に入る

 

「1」 は9年周期の中でスタート、「始まり=種まき」を表す年

樹木の成長で言えば種まきの時期です。何かを始めたり、新しい一歩を踏み出したりするのにぴったりです。また、9年の流れの中で方向性を決めるのに大事な年。外に向かってパワフルにエネルギーを投げかけていいタイミングです。りんごの種をまけばりんごが収穫できるように、どんな種をまくかで今後どんな実を収穫が決まります。向かうべき方向を見出し、スタートを切るのがポイントです。

「2」 は手入れの時期、「支える」年

自己主張はひかえ目にし、サポーターになって誰かを支え、聞き役になるのがおすすめです。縁の下の力持ちになるような、控えめで地味な印象の年になる傾向があります。樹木の成長でいえば、適度に水や日光、肥料などをやるように、自分に対しても他人に対してもバランスよく与える時期になります。異質なものを受け入れるために自分自身を変える柔軟さが求められます。バランス感覚をもつのがポイントです。

「3」はいよいよ芽が出る年、「努力」の年

上昇、躍動の年であるとともに、一進一退の時期でもあります。植物の芽が出るときには、ぐっと土を押し返していくので苦しいときもありますが、これまでの成長や成果が少しずつ感じられるでしょう。いろいろなことが動き出しますが、すべてがうまくいくとは限りません。大きな成果を求めすぎず、これまでの流れを断ち切らないようにして、芽を大事に育ててください。

「4」は、雑草処理の時期、「忍耐」の年

下降・停滞の時期になります。反面、安定・堅実に過ごす時期でもあります。大きな進展は望めなくても、大きな不調にも見舞われにくいという意味で、動きの少ない年です。成長を阻害する要因をできるだけ排除し、翌年以降に大きく成長できるように、良好な環境を整えましょう。この年の地道な努力は必ず未来につながっていきます。どれだけしっかりと根を張って耐えられるかがポイントになります。

「5」は「成長」の年、コミュニケーションが活発に

小さな芽が成長し、木に近づいていきます。フットワーク軽く自由に動いても大丈夫。新しいことを試してもいいでしょう。成果はすぐには得られないかもしれませんが、あせらないでください。「5」というのは人間そのものを象徴する数字でもあります。人間関係が大きく広がって、いろんなタイプの人とコミュニケーションする機会が増えるでしょう。人間関係がぎくしゃくしてしまう可能性もありますが、変化を恐れず、流れに身を任せましょう。

「6」は「開花」、花が咲く時期

よくも悪くも人間関係がクローズアップされていきます。自分にとって必要な人間関係が残っていき、必要でないものは自然に淘汰されていきます。ですから信頼関係をベースにしていくことが非常に大切になります。特に愛情面がクローズアップされやすい傾向にあります。女性の場合は人生の大きな節目である、結婚、出産、妊娠などをしやすい時期。人間関係が花開いていくので、素晴らしい人との出会いも望めます。

「7」は「剪(せん)定」して「充電」を

過去を振り返り、自分を見つめざるを得ないできごとが起こりやすい年です。意識的にペースダウンし、自分をリラックスできる環境に置くのもいいでしょう。客観的に今までの環境を眺め、自分自身をメンテナンスすることが必要です。目に見えない部分、考え方や価値観をいったん手放すのもいいでしょう。内面の充実を心がけ、自分を磨くことがテーマになりますので、そこに投資してもいいですね。

「8」はいよいよ「達成」の年、収穫の時期

上昇、躍動の時期ともいわれます。最も現実的な形で成果を受け取れる、運気がいちばん高い年になります。うれしい、楽しいイベントもあります。感謝とともに収穫を受け取り、パートナーや身近なひとと喜びを分かち合いましょう。「8」という字は横に倒すと無限大という意味になります。八方に大きく広がるエネルギーをもつパワフルな数字です。自分の可能性を制限せずに、遠慮せず存分に成果を受け取りましょう。

「9」は9年周期のフィニッシュ、仕上げて「整理」する年

収穫した実が種になり、それを土に返す時期です。9年の総決算をし、振り返って内省しましょう。過去9年間を整理して、いらないものを手放しましょう。手放してしまえば残すべきものは残ります。今まで自分が得てきた成果を、周囲に還元していくよう心がけましょう。新しい方向性を探るための準備段階でもあります。気持ちよく手放せば、新たなサイクルを気持ちよくスタートできますから、身軽になりましょう。

 

人生において大切なのは、どこから来てどこへ向かうのかということ

飛田さんの話に続いて、中島さんは次のように話しました。
「ライフバイオリズムの視点で自分の人生を振り返ってみましょう。私たちの人生はコインと同じです。コインって裏も表もあるでしょう? 裏のときにはすごく大変なこともありますが、その分、表もあるんです。いろんな大変なことがあればあるほど、よいことも同じだけあるということです。だから怖がらずに『いろんなことを巻き起こしちゃえ』って私はいつも思っています。それが人生をリラックスしながら生きていくコツではないでしょうか。

つらいことをたくさん経験しているときは、自分の器が大きくなっていると考えて、『ラッキー! 私、大きくなってるんだな』と受け止め、すべてを楽しんで生きていければいいですね。大きくなったコインが表向きになったとき、自分の思いに共感したり、共鳴したり、一緒に楽しく生きようと思う人がきっと増えていますから。

思い通りにいかない中で、どうしたらいいのかと困惑するようなときには、いい未来を引き寄せるための方法や、現状の中で尽くせるベストな方法をいろいろ書き出してみましょう。そして書き出したうち3つを指針としてやり遂げてみるのです。そうすると、思うように展開することが少しずつ増え、そこからまた新しい扉が開いていきます。

立春から新たな年が始まるという旧暦の考えからすれば、今年はまだ始まったばかりです。また、誕生日から始まるライフバイオリズムの観点から考えれば、これから新たな段階の1年が始まる人も多いでしょう。ここでもう一度、1年の誓いを立ててみてください。人生でとても大切なことは、どこからきてどこに向かうのかということです。目標をもう一度立てて、未来をよくしていく方向に向かって新しい年を歩き始めていただければと思います」(中島先生)

取材・文/寺田 千恵

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