ヨーグルトファスティングは、短期で体重を減らせるうえに、「筋肉量を維持しながらムダな脂肪を落とせる」と、話題のダイエット法になっています。
ダイエットを成功させてリバウンドを防ぐには、ファスティング中の食事代わりにするヨーグルトの種類が重要! 普通のヨーグルトよりも、“たんぱく質が豊富”なヨーグルトを選ぶ必要があるんです。
書籍『4日間でやせる! ヨーグルトファスティング』から、ファスティングに最適なヨーグルトの選び方をお伝えします。
Contents 目次
■たんぱく質が多い「グリークヨーグルト」を選ぶのが基本
ファスティングをして摂取カロリーを減らすと血中のブドウ糖が不足。筋肉のたんぱく質が分解されてブドウ糖になり、筋肉量が減ります。落としたい脂肪よりも、筋肉が先に減りやすいのです。
ヨーグルトファスティングは、この問題を解決する方法。ファスティング中、「グリークヨーグルト」(ギリシャヨーグルト)を食事代わりにして、筋肉の材料になるたんぱく質を補給。4日間だけ低カロリーで高たんぱくな食事をとることで、筋肉量の低下を抑えながら、体脂肪を減らします。
グリークヨーグルトは、水切り製法で水分が除かれているので、ヨーグルトのたんぱく質が濃縮されています。下の表のように、普通のプレーンヨーグルト、無脂肪無糖ヨーグルトと比べると、たんぱく質の量が2~2.5倍!
グリークヨーグルトは商品によってたんぱく質の量が違うので、栄養成分表示をチェックしてみてください。食べきりやすい容量で、たんぱく質の量が多いものを選べば効率よくとれます。
■飽きずに食べ続けられる! グリークヨーグルトの選び方
ファスティング中、食事の代わりにとるグリークヨーグルトは、プレーンのタイプのほか、フルーツソースが使われたタイプをチョイスしてもOK! 次の選び方を参考にして。
●カロリーを抑えたいなら→脂肪0のタイプを選ぶ
脂質0gで無糖のプレーンは、低カロリーで高たんぱく。ファスティング中、食事の代わりにたっぷり食べても安心です。ヨーグルトそのものの味を楽しんだり、きな粉、ピュアココアなど食物繊維がとれる食材をトッピングしたりして味に変化をつける方法もあります。
4日間のヨーグルトファスティングで、体重-3.0kg、体脂肪率-4.4%に成功した人は、脂肪0のプレーンのグリークヨーグルトを選んでいました。
●クリーミーさが欲しいなら→脂肪分があるタイプを選ぶ
ヨーグルトの乳脂肪分を残したプレーンのタイプは、コクが深くてクリーミーな味わい。脂質がある分、脂肪0のタイプよりカロリーが高くなりますが、少量で満足感を得られます。ファスティング中の間食に取り入れるのがおすすめです。
●甘みがあるタイプが好きなら→フルーツソース系を選ぶ
グリークヨーグルトには、フルーツのソースが使われたタイプもあり、甘みがついたものを選んでもOK。好みでいろいろな味を楽しめば、4日間のファスティングが無理なく行えます。
ヨーグルトファスティングの体験者からは「プレーンだけではなく、フルーツソースのグリークヨーグルトも食べて味の変化をつけると、食べ飽きません」という声がありました。
書籍『4日間でやせる! ヨーグルトファスティング』には、グリークヨーグルトの1日の摂取量の目安、食べるタイミング、ダイエット成功のポイントなどが書かれています。ヨーグルトファスティングを実践してみたい人は、ぜひチェックしてみてください!
『4日間でやせる!ヨーグルトファスティング』(学研プラス)¥1080
文/掛川ゆり 写真/小澤晶子