日本国内で流通しているすべての「フルグラ」を生産している、栃木県宇都宮市にある「カルビー清原工場」。フルグラを愛してやまないFYTTEフルグラ部員が、その現場におじゃましました!
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長いシート状に焼き上げられたフルグラ生地にびっくり感動!
清原工場では主に「フルグラ」と「かっぱえびせん」を製造。まずは、こちら清原工場でつくられている2つの商品について学習してから、見学にうつります。クイズコーナーがあったり、映像をみながら、学んでいきます。
ひと通り学んだあとは、
「虹の架け橋」と呼ばれる通路を渡っていよいよフルグラのゾーンへ。
最初に現れたのは、ライ麦粉、小麦ふすま、オーツ麦などフルグラの生地(ベース)に使われている原料の説明エリア。これらの原料を細かくしてシロップと混ぜ合わせた後、まるでカーペットのような1枚のシート状にして焼き上げていきます。焼き上げるオーブンは、長さなんと40m。
「すごい! こんなに長いオーブンがあるんですね」
「このシートのまま、かぶりつきたい~(笑)」
と、フルグラ部員たちも大興奮!
焼き上げられたシート状の生地は破砕され、あのザクザクとした独特の食感が生まれます。その後、いちごやりんご、パパイヤなどのドライフルーツと混ぜ合わせてフルグラの完成!
【商品詳細はコチラから】
カルビー「フルグラ」公式ページ:https://www.calbee.co.jp/frugra/
カルビーフルグラオンラインショップ:http://shop.calbee.jp/granola/shop/a/a171013/
見学通路には工場スタッフの人が手づくりしたという「フルグラの妖精」の人形(とってもかわいい!!)や、カルビーの新入社員さんがつくったという製造工程の模型が飾られており、ウェルカムムード満点。
見学中はずっとできたてのフルグラの甘く香ばしい香りに包まれ、幸せ~な気分に♪
「おいしそうな香り! ここでしかかげない、貴重な香りですね」
ところでみなさん、カルビーという会社の名前の由来を知っていますか?
じつは、カルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」から「カルビー」と名付けられたのです。
故松尾孝名誉会長が研究している際に、ある栄養学の先生から「胚芽にカルシウムをプラスすればさらに栄養がよくなる」といった助言を受けたことから、成り立っているようです。
試食では、これまで知らなかったおいしさに出会い、さらにフルグラファンに!
ひととおり見学が終わると、お待ちかねの試食タイム! 定番のフルグラから期間限定のフレーバーまで数種類のフルグラを用意してくれました。トッピングにはおなじみの牛乳やヨーグルトに加えて、凍らせたヨーグルト、すりおろしたりんごなども。
【FYTTEフルグラ部Facebook始めました!】
フルグラの工場の方たちおすすめの、ちょっと珍しい食べ方を教えてもらいました。
まずは、牛乳とヨーグルトをどちらもかけて食べる方法。
ほとんどの方は、普通どちらかひとつをかけて食べますよね?
さて、味見したフルグラ部員の感想は…
「ヨーグルトに牛乳を加えると、さらになめらかになっておいしいですね!」
続いては、すりおろしたりんごをかけて食べる方法。
ヨーグルトも合わせるとさらに美味!
「すりおろしりんごはとってもジューシー! 口の中がサッパリする感じは朝食時にもぴったりかも。初めてのおいしさです」
さらには、凍らせたヨーグルトをかける方法。
「凍らせたヨーグルト、すごくサッパリしていていいですね! さっそく家でやってみよう」
「おやつタイムにもいいですね」
など、フルグラ部員も新しい食べ方にご満悦。
そして今回、FYTEEフルグラ部のために特別にご用意いただいたのが、
カレー+フルグラの試食!(※通常の工場見学ではカレー+フルグラの試食はありません)これには部員一同、
「えー!カレーとフルグラ?」
「どんな味なんだろう?」
と驚きを隠せない様子。恐る恐る口にしてみると…
「これは新しい味!」
「おいしい! ハマりそうですね~」
「カルビーの方は、なんでこの組み合わせを思いついたんですか!?」
と、その意外なおいしさに部員一同ビックリ★ 「おいしい」が止まりませんでした!
見学&試食を終えて工場の外に出ると、さらなるビックリが。
そこにいたのは、工場の壁にロープをかけてよじ登ろうとしている「おじさん」。まるで本物の人間みたいにリアル! 実はこれ、「チャンスを逃さずつかみ、常に上を目指す」というカルビーの信念を表したレプリカで、地元の密かな(?)名物なんだそうです。
帰りにはカルビー製品のおみやげまでいただいて、大満足でカルビー清原工場を後にしたFYTTEフルグラ部員。生産現場を見て、新しい味を知ったことでもっともっとフルグラのファンになりました!
生産工程や工場スタッフの熱意を知り、フルグラ愛がさらに増した今回の工場見学。予約を開始するとすぐ埋まってしまうほどの人気のようですが、ぜひみなさんも清原工場へ行ってみませんか?
2018年の清原工場の見学予約受付開始は2017年12月1日です。
撮影/森崎一寿美 取材・文/遊佐信子