麦の使用量が30倍になり、おいしい糖質ゼロの新ジャンルが登場！

ダイエットのための工夫として、すっかり定番になった「糖質オフ」。せっかく実行するなら毎日の食事ではもちろん、嗜好品でもしっかり糖質を抑えていきたいところです。ところが糖質やカロリーを抑えたビール類は、「味がイマイチ」なんて評判もチラホラ……。楽しむために飲んでいるのに、味わいを妥協することに矛盾を感じている女性も多そうです。

そんな中、今月発売された「クリアアサヒ　贅沢ゼロ」は、糖質が０なのに麦の使用量がこれまでの30倍という高スペックで、「ダントツにおいしくなった」なんて噂が早くも流れている!?　お酒大好きダイエッターなら見逃せない、魅力的なアルコールが登場したようです。

そこで今回はアサヒビール株式会社のマーケティング本部・山田秀樹さん（以下、山田さん）に開発秘話などをお伺いし、そのヒミツにせまってみることに！

開発者がこっそり教える、麦が30倍なのに糖質ゼロを実現できた技術とは

山田さん曰く「麦が30倍・糖質０」というのは、実はこれまで実現不可能だと思われていたスペックなのだとか。

山田さん「これまでは麦の使用量に比例して糖質も上がっていくと考えるのが普通でした。しかし麦の使用量を増やしつつ、糖質計算に関与するすべての成分の精密制御技術を確立することで糖質ゼロを担保したうえで、麦由来の飲みごたえを飛躍的に向上することが可能になりました。その技術革新によって、麦の量を増やしつつ糖質は０にするという新ジャンルを作ることに成功。嗜好面・機能面の両立がかなえられたのです」

ＦＹＴＴＥスタッフがいざ試飲！さて、そのお味はいかに？

ビール好きなFYTTEwebの編集HとライターK。実はふたりとも、これまでの糖質オフ系の新ジャンルには「物足りない」「味が薄い」なんて印象を持っていたのですが……いざ、ウワサの「贅沢ゼロ」を口にすると、驚きの「ビール感」に思わず歓声！

ライターK「これは！　後口はすごく爽やかだけど、口の中にふくよかな香りが広がって、しっかりした飲みごたえもあって満足感が高いですねえ。華やかな印象の香り、味わいだけど、意外とどんな料理とも相性がよさそうです」

山田さん「従来の『クリアアサヒ糖質０』は、ユーザーが理想としている麦のうまみやコクといった味わいとギャップがありましたので、それを埋める味づくりにも尽力しています。飲みごたえと感じていただいている部分は、麦由来のうまみや高アルコール由来のボディ感でしょう。特徴的な香りも出せるように、アロマホップも贅沢に使われていますよ」

編集H「アルコール度数がしっかりあるのも、お酒好きには嬉しいですよね。糖質はとりたくないけど、味やアルコール度数でがまんしたくない（笑）。これまでは健康を意識しなくては、という気持ちと葛藤して機能性の新ジャンルや発泡酒を飲んでいた人も多いと思うのですが、そんながまんから解放されそうです」

山田さん「アルコール６％で糖度０という、特許取得の製法が実現する独自のスペックも『クリアアサヒ贅沢ゼロ』ならではの価値です」

ライターK「金とグリーンの２トーンカラーも見た目に華やかで、こういったパッケージのSNS映えも、さりげなく嬉しいポイントですよね。デザインが素敵だとちょっとしたご褒美感もあるので、家の冷蔵庫にこれが入っている光景を想像すると、いつもより帰宅が楽しみになるかも（笑）」

山田さん「機能性の新ジャンルは基本的には白ベースが多いですから、その中では圧倒的な目立ち度だと思いますよ。機能性が意識できるグリーンと、高級感の伝わるゴールド。しかし強さだけが出るのではなく、グラデーションを取り入れるなど、女性に評価していただくことにも注視してデザインされています」

アサヒビールの社内では、この商品ができ上がったとき「糖質０でこの味とは！」という驚きの声があがり、すぐに発売しようと盛り上がったのだとか。そんな裏話にも、「完全同意！」とうなずくしかない、説得力のある味わいでした。

アルコールは楽しみたい、でも「糖質ゼロ」もゆずれないというよくばりなリクエストにも応えてくれる「クリアアサヒ　贅沢ゼロ」、ダイエット中のご褒美にはもちろん、これからのお花見シーズンにも大活躍してくれそうです。