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    飲み過ぎには「ゴーヤ」、ストレスには…?疲れた心と体をケアする食材

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頭痛を感じている女性

バリバリ仕事をしている女子や、子育てに追われているママ。いろいろな立場があれども、「何かと忙しい」のが昨今の女性たちの共通点でしょう。パワーをチャージするためにアルコールやスイーツを楽しむのもいいけれど、ちょっと体にいいことをしたくなったら「天然おくすり」はいかが?


■植物の力で心も体もパワーアップ!

キッチンに並べられた野菜

天然おくすりとは、植物の力を心身の健康と美容に活用する「フィトセラピー(植物療法)」の専門家である池田明子さんが教えてくれた、ケア法の数々。
本来自分で動くことができない植物が、身を守るためにつくり出した物質である「フィトケミカル成分(植物化学成分)」は、人間にも役立つ作用がたくさん。

つい飲みすぎちゃったり失敗で落ち込んだときなど、心身のケアもバッチリサポートしてくれるから、毎日の心強い味方としてぜひご活用を。

■飲みすぎ女子は「ニガウリ(ゴーヤ)」で肝機能をバックアップ

 ゴーヤ

ニガウリ(ゴーヤ)の魅力ともいえる苦みのもとは、モモルデシンという消化をサポートしてくれる成分。
肝機能を高め、疲労を回復する働きもあるので、飲みすぎ女子のインナーケアに最適です。乱切りにしたニガウリとフルーツを、ミキサーでかく拌してスムージーに(水分が足りない場合はプレーンヨーグルトやジュースを加えても◎)。

もしくは薄切りにして乾燥させたものを茶色くなるまで乾煎りし、お茶として飲むのもいいでしょう。
またはお酒のおつまみにもゴーヤチャンプルーを頼めば一石二鳥かも?

■失敗して落ち込んだら「ベルガモット」の香りで心をケア

ベルガモット

紅茶のアールグレーや香水の香りづけに使われる「ベルガモット」は、ミカン科のかんきつ類。
ベルガモットに含まれるリモネンや酢酸リナリルなどの成分には鎮痛・鎮痙作用があり、副交感神経を優位に導くのでリラックスを促してくれます。

心の中にたまった怒りや不満など、ネガティブな感情を和らげてくれると言われているので、ダメージを受けたときだけでなく、日常的に使ってストレス対策しておくのもよさそうです。

ベルガモットは精油が手に入りやすいので、香りを楽しむアロマバスがおすすめ。
バスタブに精油を3~5滴落とし、よく混ぜてからお湯の心地よさとさわやかな香りを堪能して、沈んだ気持ちをケアしてあげましょう。

■疲労でうっかり風邪気味!?そんなときは「タイム」を活用

タイム

肉料理で使われることの多い「タイム」は、殺菌作用があるハーブ。

中世ヨーロッパでは疫病が流行したときにタイムの枝を炊き、空気を浄化するのに使用。現代でもドイツで小児科の呼吸器疾患にタイムのハーブティが使われるのだとか。

そんなタイムは、「チンキ(ドライハーブを蒸留酒などに漬けて有効成分を抽出した濃縮液)」をつくっておくと、風邪対策に役立ちます。
うがい薬として利用したり、ハーブティやお湯にたらし1日3回程度飲むといいでしょう。

<タイムチンキのつくり方>
(1)密閉できるガラス容器(ジャム瓶などが便利)に、容器の1/3量ドライハーブを(タイム)を入れ、その上から容器の8分目くらいまでウォッカやホワイトリカーなどの蒸留酒を注ぎ、かき混ぜる。
(2)容器のふたを閉め密閉したら軽く振り、冷暗所で2週間~1か月置き、成分を抽出させる。
果実酒のように、容器に漬け込み年月日を記入したラベルを貼っておく。
(3)抽出後はハーブをガーゼなどでこし、しっかりと絞る。
完成したチンキは遮光瓶に移し、容器に完成年月日を書いたラベルを貼っておく。
火の気のない場所で保存し、約1年以内に使い切るようにする。
飲むときは、好みで水やお湯、ハーブティに数滴入れる。

タイムチンキのうがいは口臭予防にも役立つので、家族みんなで使える「天然おくすり」となりそう。
数あるお助けアイテムのひとつとして、忙しい人こそ植物の持つ効果効能を覚えておきましょう!


※症状が重い場合は、医師の診察を受けましょう。この記事で紹介している食材や植物は食用として販売されているものをご使用ください。また、食材や植物の中には、場合によって強い作用を発揮するものもあります。そのため、現在、薬を服用している人、治療中の持病がある人、過去に大きな病気にかかったことがある人、アレルギーがある人、妊娠中の人、お子さんや高齢の人は、必ず医師、薬剤師に相談したうえで使用を検討してください。

 

天然おくすり

『天然おくすり(学研プラス)』

池田 明子

ソフィアフィトセラピーカレッジ校長。西九州大学客員准教授。一般社団法人日本フィトセラピー協会代表理事。一般社団法人日本ハンドケア協会代表理事。フィトセラピスト、臨床検査技師、植生工学士。植物の力を心身の健康と美容に活用する「フィトセラピー(植物療法)」の専門家「フィトセラピスト」などの養成を行っている。

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