今年は梅雨が長引きそうな気配で気分も少し滅入ってしまいがち。そんなときは、今が旬のおいしいとうもろこしを食べて、元気に過ごしましょう!
とうもろこしには、食物の消化吸収力を高める作用があるため、胃腸が弱っていたり、食欲がない、疲れがとれないときなどにとても効果のある食材。また、体の熱を冷ましてくれ、余分な水分も出してくれるので、梅雨時のむくみがちな体にはとってもおすすめです。
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とうもろこしは、梅雨から夏にかけて薬膳では大活躍の食材!
とうもろこしは、この時期とっても大活躍の優秀な食材として、いろいろな料理によく使われています。栄養価が非常に高く、たんぱく質や脂質、糖質も多く含まれ、食物繊維が豊富で、暑い時期に手軽においしく栄養補給できる野菜です。
また、冬瓜も体の熱を冷まし、余分な水分を出してくれる、むくみに有効な食材。食欲のないときや夏バテぎみのときに、淡白で食べやすい野菜です。梅雨のこの時期、どちらの食材も代謝をよくしてくれます。2つの食材を使ったおすすめの食べ方は「とうもろこしの冬瓜スープ」です。冷え性の人は、しょうがを加えていただくといいですよ。
見た目にも、体にもおいしい「とうもろこしと枝豆のご飯」
もうひとつ、私がこの時期におすすめしたいのが、「とうもろこしと枝豆のご飯」。栄養価が高いことで知られる枝豆ですが、それだけでなく、胃腸を丈夫にしてくれたり、消化を促進してくれる作用もあり、とてもすぐれた食材。さらに、女性にはうれしい美肌効果もあり、便秘解消や高血圧にも有効です。黄色と緑のコントラストがとてもキレイなので、見た目にも体にもおいしいご飯です。
今回は、枝豆だけでなく、いろいろな豆を一緒に入れて、さらに彩りをよくしてみました。とうもろこしの甘さと、いろんなお豆の食感がサッパリと蒸し暑い季節にもおいしくいただけるご飯です。食欲のない日などに、ぜひお試しあれ!
そのまま食べてもとってもおいしいとうもろこしですが、食材のもつ効果をうまくとり入れて、ジメジメした梅雨の季節をおいしく食べて、快適に過ごせるとよいですね。また、とうもろこしとほかの食材とのおいしい組み合わせを考えるのも楽しいかもしれません。
とうもろこしのおいしい季節に、少し効果を意識して食べてみてはいかがでしょうか?