
「みつろうラップ」ってご存じですか? 普通のラップフィルムのように食品を包んだり、食べものの入ったお皿を覆ったりできて、くり返し使えるラップです。ちょっとした小皿に使うラップをみつろうラップにしたら、ゴミも減るし便利そうだなぁと思っていたら、なんとこの「みつろうラップ」、作れるらしいんですね! しかもカンタンに。さっそくやってみました!
Contents 目次
「みつろうが家に余ってる人!」と言われて「はーい」と手が挙がる人は、あんまりいないのではないかと思います。しかし私は、しばらく前までボディクリームを手作りしていたため、家には「みつろう」がたんまり…(ラップを作る際には、そんなにたんまり使いません)。それから、タンスを整理していたら出てきた行き場を失った端切れ。みつろうラップの材料はこれだけです。
【材料】
・みつろう(粒状のものが使いやすい)…10×10cmに対して3g
・好きな布(綿100%)…作りたいラップの大きさに合わせて用意
〈用意するもの〉
・クッキングシート…作るラップのサイズよりも大きめなもの2枚
・アイロン
私がふだんの生活の中で「こんなことに使い捨てのラップを使うのはもったいないな」と思う場面を思い浮かべてみます。中途半端に残ったおかずの入ったお皿にラップ、調合した調味料を少し保存するときに使うラップ、家族が飲み残した飲みものに一時的にかけるラップ…あたりでしょうか。
そこで、下の3つに使えるサイズのみつろうラップがほしいなと思いました。
2つのガラス容器用のラップは、直径14cmくらいの丸型。右下の白い器に対応するラップは1辺18cmくらいの四角にしてみました。
サイズが決まれば布の裁断です。お裁縫があまり得意でない場合は、今回使っているようなチェック柄の布は本当におすすめ! 私がこの布を選んだのは偶然ですが、裁ちやすくて助かりました。
さて、布が用意できたら、アイロンの登場です。
アイロンは低温に設定。アイロン台にクッキングシートを敷きます。クッキングシートは作るラップのサイズよりもかなり大きめのほうがよいと思います。大きなラップを作る場合は、クッキングシートの下に、新聞など、さらに大きな紙を敷くと無難です。溶けたろうがシートからはみ出してしまったときのためです。
クッキングシートの上に布を乗せ、みつろうをパラパラと乗せます。
上からもう1枚のシートを重ね、アイロンを当てます。
下の写真は、左がアイロンを当てる前、右がアイロンを当てがあとです。ろうが溶けて布にしみこんでいるのがおわかりでしょうか。
最初はアイロンの腹全体を使ってみつろうを溶かし、溶けてきたら、アイロンの先のほうを使って中心から外側にジュワ~っとしみこませていくとうまくいきました。
すみずみまでしみこんだら、粗熱をとり、シートから布をはがして乾かします。あっという間に乾きますよ。
できたみつろうラップで器をおおうと、こんな感じ。思ったよりもしっかり密着して、浮き上がってくるようなこともありません。
使い終わったみつろうラップは、シワを伸ばせばもとに戻ります。
ちょこちょこと使うのにとても便利なので、少し大きめサイズを作って、半分に切ったたまねぎだの、中途半端に残ったさつまいもなども包んで活用しております。
注意点は熱に弱いこと。ろうが溶け出してしまいます。洗うときは水やぬるめのお湯と石けんでやさしく洗いましょう。もちろん電子レンジは使えません。うっかりチンしないように、注意しなくちゃ…!
かわいい布でおにぎりを包んでピクニック、なんていうのも楽しそうですね☆ (編集まりりん)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。
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