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    46歳・バツイチ独身、結婚13年目で離婚。シングルで寂しい悲しいと思うことはないけれど…。~私、ひとりでいてもイイですか?(4)~

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46歳・バツイチ独身、結婚13年目で離婚。シングルで寂しい悲しいと思うことはないけれど…。~私、ひとりでいてもイイですか?(4)~ 週末はジムで体を鍛えているという斎藤さん。「何を食べても太る年齢になったのでお酒をやめました。でも甘いものはやめられません」(本人提供)

新型コロナの影響で、人と会う機会がめっきり減った今日。みなさんは、ひとりでいることが気楽でいいと感じますか? それとも寂しいと感じますか? なかには、「今はひとりでいいけど、一生ひとりでいるのはイヤ」なんて人もいるかもしれません。本企画はそんな“おひとりさま”生活を送る独身女性のリアルに迫るインタビュー連載です。
インタビュアーは、婚活・恋愛の記事を多数手がけ、さまざまなメディアで活躍中のフリーライター・大宮冬洋さん。今回は、バツイチ・独身でアメフト大好き! 長年FYTTEを愛読してくれているアラフィフ女性のリアルに迫ります。


バツイチや独身の人も多い東京。肩身の狭いことはありません

<今回の新シリーズの連載は人ごとではない、まさに私自身が直面しているテーマで興味深く拝読致しました。
現在46歳、バツイチ独身です。周りの友人や会社にもバツイチや独身が多く、東京在住なので肩身の狭いこともなく、シングルであることを寂しいとか悲しいと思うこともないですが、一生このままかな…とおぼろげに感じたりして、なんとも説明し難い気分になることもあります。
第三者に話を聞いていただいて意見など聞かせていただければ、何かしら感じることもあるのではないかと思い、応募致します。よろしくお願い致します。>

本連載の応募フォームにこのようなメッセージが入った。「東京在住なので肩身の狭いこともなく」と「なんとも説明し難い気分になることも」という2点に僕は興味がある。
僕は現在、愛知県の三河地方で結婚生活を送っている。我が家には子どもがいないこともあり、独身ひとり暮らしの女友だちもいるが、地域全体の中では「子なし夫婦」や「独身」はやはり少数派だ。「子どもがいないの? ひとりも?」と露骨に聞かれることもある。都会に住む人には考えられないだろう。

このメッセージをくれた斎藤紀香さん(仮名、46歳)は生まれも育ちも東京で、実家から自転車で数分のところでひとり暮らしをしているという。仕事は、海外企業との交渉を主に担当するパラリーガル。いわゆる高度専門職だ。趣味はアメリカンフットボール観戦とハワイアンキルトの制作らしい。「バツイチ独身」でも快適に過ごせる都会で生きる斎藤さんの状況と心境をできるだけ詳しく聞きたいと思った。

***斎藤紀香さん(仮名、46歳)の話***

結婚13年目の夫からひと言。「離婚したい。お前に合わせて暮らすことに疲れた」

1歳年上の元夫と結婚したのは24歳のときです。高校時代の先輩でした。社会人になってから再会したら、バリバリに働いている姿が素敵に映って、珍しく私のほうから粘ってゲットしました。

結婚生活は13年間でした。子どもはいません。私は自分がやりたいようにやるタイプで、元夫は何でも「いいよ」と言ってついて来てくれていました。
じつは不満をため込んでいたようです。あるとき、NFL(プロアメリカンフットボールリーグ)の試合観戦でアリゾナに一緒に行こうとしたら、渡米の1か月前になって「オレは行かない。離婚したい」と唐突に言い出しました。お前に合わせて暮らすことに疲れた、と。自分がやりたいことがあるならばはっきり言えばいいのに…。
1か月前ではチケットの払い戻しはできません。もったいないのでひとりで行ってきました。帰国してから離婚。37歳のときです。

私は20歳の頃からパートナーが途切れたことはありませんでした。離婚した後にすぐ付き合い始めたのは、ひとりで行ったNFL観戦旅行の帰りの飛行機で隣り合ったアメリカ人男性です。アメリカと中国を行き来してビジネスをしている人で、感情の起伏が激しい私と違って落ち着いています。高学歴で高収入、見た目も悪くありません。彼もフットボールが大好きだったので気が合い、私が中国に遊びに行ってから付き合うようになりました。
彼はアメリカ人だけど、女性に対してスマートではありません。当時は恋に落ちていたのでそういうところもかわいいな、と思っていました。
でも、ロサンゼルスの自宅には一度も招いてくれませんでした。私との関係は「シリアスだ」と言ってくれたから5年ほど付き合っていましたが、(じつは既婚者の彼に)騙されていたのかもしれませんね。最後はチャットで口喧嘩みたいになって別れました。

一軒家でひとり暮らし。1室はウォークインクローゼット、1室は洗濯物を干す部屋です

自宅は一戸建ての借家です。ある理由で安く借りられていて、離婚した9年前までは元夫と一緒に暮らしていました。今は4DKでひとり暮らしなので部屋は余っています。1室はウォーキンクローゼット、もう1室は洗濯物を干す部屋です。
離婚した当初は寂しかったけれど、もう慣れました。自分の好きにできる暮らしが快適です。ひとりっ子なので80代の両親の願いで近くに住み続けていますが、実家に帰るのは無理ですね。親とは生活時間帯が違うので…。

ひとり暮らしに慣れすぎて好き勝手やっているので、これから誰かと暮らせる気がしません(笑)。インテリアも私好みにしていますし、料理を作るのが面倒だったら総菜を買ってきてしまいます。冷房は嫌いなので暑いときは窓を開けるタイプです。
老後に備えたいので無駄なものはいらないけれど、花や植物は好きなのでつい買ってしまいます。旅行には必ず行きたいです。こんな私が今さら他人に合わせられるのか疑問です。

女同士より男友だちのほうがラク。飲みに行こうよ、とLINEで気軽に誘える友だちもいます

彼氏は欲しいですよ。できれば結婚もしたいけれど、しばらくは「通い婚」でもいいかなと思っています。でも、結婚は一緒に住んでもいい人とするものなのでしょうか。
NFL観戦仲間がいるので男友だちは多いほうだと思います。女同士は面倒くさいことが多いけど、男友だちのほうがラクですね。ちょっと飲みに行こうよ、とLINEで気軽に誘える友だちも4人ぐらいいます。30代から50代まで。でも、恋愛感情はお互いにありません。

アメリカ人の彼氏と別れてからは恋人はいません。今までこんなに長くいなかったことはないので最初は心配でした。でも、意外とひとりでも機能している私に気づきました。若い頃のように、「彼氏がいる」というステータスにこだわったりはしません。好きでもない人と付き合うのは時間の無駄だと思っています。

でも、私はこのままひとりで死んでいきたいのかな、と思うこともあります。どうなのでしょうか。答えは出ないまま、ひとりで快適に暮らしています。

最近、カーペットを交換したばかりだという斎藤家のリビング。好き勝手に暮らしているそうです。(本人提供)

***大宮より斎藤さんへ***

人目を引く美しさとやる気を保っていれば、40代でも「受け身な恋愛」は可能です

仕事も生活も充実している斎藤さん。唯一モヤモヤするのは「このままひとりで死んでいきたいのか」問題のようですね。ご両親が高齢になり、いずれこの世からいなくなることをリアルに感じているのでしょう。
一方では、「自分がやりたいようにやるタイプ」を自認しています。好きでもない人と付き合うのは時間の無駄だと斎藤さんは明言。いわゆる婚活はしたくないようです。「高校や大学時代からの知り合いと集まってみたらどうですか」と僕が提案したところ、「連絡をとりたい人とならばすでにとっていると思います。縁が切れた同級生はもう他人です。そんな人と最初から関係性を築くのは面倒に感じてしまいます」とのこと。一理ありますね。

話を聞いている限りは斎藤さんはすごく主体的で積極的な女性です。でも、元の旦那さん以外とは「好きになってくれた人からの押しに弱い。付き合い始めてから情が移る」そうです。かなり受け身な恋愛スタイルですね。「好きでもない人と付き合うのは時間の無駄」という言葉と矛盾している気もしますが、華やかな斎藤さんはモテてきたのだと思います。好みのタイプの男性から言い寄ってもらう、という恵まれた恋愛パターンだったのではないでしょうか。

人目を引くような美しさを保っていれば、40代からでも受け身な恋愛スタイルは通用すると思います。ただし、2つの戦略が必要です。ひとつは、「私はいまフリーなので、彼氏が欲しい」気持ちを周囲に知らせること。知らせることによって自分の意識も変わり、見た目や行動も恋愛モードになったりします。
もうひとつの戦略は、相手候補となる人がたくさんいる場に身を置くことです。斎藤さんの場合は、すでにNFL観戦仲間という強力な場があります。実際、独身の男友だちもいるようです。「お互いに恋愛感情はない」と斎藤さんは言いますが、それは勝手な思い込みかもしれません。斎藤さんが意識を変えたら、デートに誘われる可能性もあります。

自分が本当に何を求めているのかをはっきりさせると、状況は変わってくるはずです。なんだか婚活アドバイスのようになってしまいましたが、よかったら参考にしてください。

★出演者大募集!★
取材にご協力いただける方を募集します。「大宮さんに話を聞いてもらいたい!」「いまモヤモヤしているので話すことで頭を整理して何かヒントを得たい」「楽しいおひとりさまライフについて語りたい!」などなんでもOK! ご応募お待ちしております♪
<応募条件>
①現在、独身であること
②あごからウエストあたりまでのお写真をご提供いただけること
③Zoomなどのオンラインツールでお話を聞けること
④1時間程度の取材時間をいただけること
※顔写真やプロフィールなど、個人が特定される情報は掲載いたしません
<応募方法>
下記の応募フォームよりご応募ください。
応募はコチラ!

※取材をお願いする方には、編集部より直接ご連絡させていただきます。

大宮冬洋 (おおみや・とうよう)

大宮冬洋 (おおみや・とうよう)

フリーライター。恋愛・結婚に関するインタビュー記事を得意とし、最近は「お見合いおじさん活動」も勝手に遂行中。35歳以上で結婚した「晩婚さん」を160人以上取材した実績を持つ。2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。近著に『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)がある。

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  1. 40代おなやみ
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