夏におすすめ。北海道へ行こう！

皆さん、こんにちは！　東京は梅雨入りして毎日とても蒸し暑いです。そんな時期はどこか涼しいところへ旅したくなりますよね？

僕は北海道が大好きで特に道東地域にはよく旅しました。道東というのは北海道の東地域、主に釧路や根室、網走あたりを指します。その中でも世界遺産でもある知床半島は魅力のあるエリアです。雄大な自然や独特の生態系のあり方。知床山脈から脈々と注がれるさまざまな命の営みにはほかにはない地球の力を感じます。希少な温泉郡に癒されて素晴らしい海の幸もいただけます。羅臼町からは北方領土も肉眼で見えます。この地域の旅はおすすめなのでまた改めてご紹介したいと思います。

今回お届けする旅は北海道の基本、札幌です。
ご存じの通り札幌は北海道の中心です。外国人観光客や修学旅行生にも人気。各観光地ではたくさんの団体客の人たちを見かけますが、今回の記事ではお友だち同士やカップル向けに楽しめる旅を意識しつつ前半と後半に分けてご紹介します。

まずは札幌への行き方です。
都市部にお住まいの人は飛行機を利用します。夜行の特急に乗ったりフェリーで向かうこともできますが、今は特に羽田/成田空港を中心に各空港から多くの航空会社が札幌の玄関口となる新千歳空空港へ飛んでいます。そしてLCC(ローコストキャリア）という格安航空会社の就航もあります。

例えば、成田空港からはバニラ航空とジェットスター航空は毎日数便のフライトがあり、運賃も新幹線並みに格安なんです。ピーク時期をずらせば片道数千円で新千歳空港まで飛べてしまうのでおすすめです。羽田空港からはスカイマークエアラインとAIR DOもあります。こちらは早割がお得ですので早めの旅の計画がおすすめです。

新千歳空港に着いたらレンタカーが便利です。レンタカーオフィスで車を引きとってから札幌旅を始めましょう。新千歳空港周辺の各レンタカー施設はとても充実しています。また北海道の道はとてもわかりやすく運転しやすいので快適なドライブも楽しめますよ。

新千歳空港に着いて、レンタカーを引きとったら早速周辺の観光地へ。

最初のおすすめ観光地は「支笏湖（しこつこ）」です。

「支笏湖」は環境庁の調査よる透明度水質調査で何度も日本一になったほど透き通った水質が美しい日本最北の不凍湖（冬でも凍結しない湖）です。最大水深は360.1mと田沢湖（たざわこ/最大水深 423.4m 秋田県）に次いで日本第二位。さまざまな記録をもつ希少な湖です。そして何よりも美しい湖です。これは支笏湖が山間の噴火のくぼみによってできたカルデラ湖だからだと僕は思います。美しい四季の山の景色が交わりながら湖面に映し出される色合いとの重なりがなんとも言えない独特の美しさを見せてくれています。

「支笏湖」は新千歳空港から少し遠回りですが札幌市内へルート上に位置しています。ゆっくり走って１時間程のドライブで新千歳空港から到着できるのでぜひ訪れてみてくださいね。また湖畔にある出店では僕自身、北海道一おいしいと思うソフトクリームやB級グルメ。また支笏湖でしか生息できない貴重な魚ヒメマス料理も人気です。湖畔のベンチで雄大な景色とあわせて「食」も楽しめますよ。

また、支笏湖から札幌市内のホテルにチェックインする前に、大倉山ジャンプ競技場に立ち寄るのが楽しいですよ。ここは札幌オリンピックの舞台でもあり、現在でもスキージャンプのワールドカップなどで使われている現役の競技場なんです。大倉山展望台からの迫力ある景色はぜひ体験して欲しいです。思わずその景色に吸い込まれそうになり、自分がまるでジャンプ選手になった気分を味わえます。展望台までのリフトも楽しいですよ。
レストランもあり、夜は夜景を楽しみながら名物のジンギスカンが食べられるそう。僕はまだ行ったことがありませんが今度行ってみようかな…。

大倉山を堪能したら札幌市内（宿泊ホテル）へ。
さまざまな予約サイトでいろんな条件で選べますが、札幌の夜はすすき野の夜遊びがおすすめなので、すすき野徒歩圏内のホテルを選んでください。僕はいつも中島公園周辺のホテルに宿泊します。すすき野まで歩けるにも関わらず比較的安値で良質なホテルがいくつかあります。プレミアホテル、エクセル東急、マイスティズ、パークホテルなどが有名ですので調べてみてくださいね。札幌のこの手のホテルは朝食がおいしいです。海産物やスープカレーなどの北海道グルメの朝食を売りにしているホテルも多いです。

ホテルにチェックインしてひと休憩したらいよいよ夜の札幌すすき野へ！
新鮮な海の幸や名物のジンギスカン、有名なラーメン横丁や札幌名物の夜のパフェ専門店まで札幌の夜はグルメの遊園地みたいなものです。単に高くておいしいお店でなく、お得においしいお店にありつきたいものです。僕は和食とワインの組み合わせが大好きで、白ワインに合わせて北海道らしい新鮮な魚介料理のお店を選んでしまいます。

もちろんそんなお店はたくさんありますが、先日伺ったお店がとてもよかったのでご紹介ます。

三海の華（さんかいのはな）
北海道ならではの新鮮な魚介や寿司がリーズナブルにいただけます。にも関わらず高級店の雰囲気でゆったりとお食事ができますよ。著名人の色紙がたくさん飾ってある人気店です。そのあとは少し糖質が気になりながらもラーメン横丁をぶらぶらしたり、札幌名物の“シメパフェ（食事や飲み会のあとに食べるパフェのことで札幌の夜のトレンド）”で別腹を満たすのもよいですね。

「旅」に「食」はとても大切な要素だとこれまでの記事で何度もお伝えしているように少しくらい食べ過ぎてもたまにはいいのではないでしょうか。
ぜひ札幌の夜を満喫してください。

次回、後半は観光に出かけましょう。
ではまた！