“引き寄せノート術”というものをご存じですか? これは、自分の願いをノートに書くことで、願望を次々と叶えていくメソッドです。
教えてくださるのは、各地で開運ノート術のセミナーを開き、多くの女性を幸せに導いてきた運命カウンセラーの丸井章夫さん。
3回にわたって、金運アップに特化したノート術について伺います。
実践した人からは、「お給料が一気に増えて、自分でもびっくり」、「長年の夢だった起業がついに実現!」、「臨時収入で、欲しかったブランド品をゲットしました」など、喜びの声がたくさん届いています。
ぜひあなたも今日から引き寄せノートを書き始めてみてください!
Contents 目次
ノートを書くだけで、次々に願いが叶うメカニズム
「金運を上げたいけれど、何をしたらいいかわからない……」、「努力しているつもりだけれど、一向に状況が好転しない……」、あなたもそんな悩みを抱えていませんか?
丸井さんは、そんなお金の悩みを抱えた40000人以上の人と接した経験から、「金運をグングン上昇させる人」と「金運に恵まれない人」には、大きな差があることに気づきました。その違いは何か。
それはズバリ、「ノートを書いているかどうか」です。
なぜ「ノートを書くこと」が金運につながるのかというと、(1)ノートに願いごとを書く→(2)願望脳にスイッチが入って、脳がそれを意識し始める→(3)これまで見えなかったものが見えてくる、という変化が起こるからです。
私たちの脳には、一日に何万という思いや考えが浮かんでは消えていますが、それは目に見えません。でも、ノートに書くことで、その見えない思いが文字化され、はっきりと目の前に現れてきます。
ノートに書く――、それは、あなたの思考がこの世に誕生する瞬間なのです。
脳のRASを刺激すれば、現実が変わり始める!
ノートを書くようになると、思いや考えが整理され、今まで気づかなかったこともはっきり意識できるようになります。
すると、脳の網様体賦活系(もうようたいふかつけい)という機能が刺激されて、意識したものを自然にとり込むようになるのです。
網様体賦活系は「RAS」とも呼ばれる機能で、脳のフィルターの役目をしています。
外界には、色・音・香りなどの情報があり、私たちは五感を通じてそれをとり込んでいるのですが、あまりにも情報がたくさんなので、すべてをとり込むことはできません。
そこで、RASの機能を使ってふるいにかけて、「これは重要な情報だ!」と判断したものだけをとり込んでいるのです。
そのフィルターの基準は、自分にとって興味があるかどうか。
つまり、人間は自分が興味のあることだけを見たり聞いたり、覚えたりしているわけです。例えば、「引っ越ししよう」と思ったら、急に不動産屋の物件情報が次々と目に入るようになったというような経験はないでしょうか。
この機能を意識的に利用するのが、引き寄せノート術です。
ノートに書くことによって、その願いを文字化します。それを脳が意識すると、今までぼんやりとしか見ていなかった周囲の景色の中から、必要な情報がドンドン飛び込んでくるようになるのです。
これが、書いたことが現実化していく大きな理由です。
願いを確実に叶えるには、手書きが鉄則!
具体的な引き寄せノートの書き方は、次回以降でお伝えしますが、まずはノートとペンをご用意ください。どんなものでも効果に違いはないので、自分がこれなら続けられそうと思うお気に入りのデザインのものがおすすめです。また、ペンもスラスラと書きやすいものを選びましょう。
というのも、このノートの大鉄則が、手書きすることなのです。
ノートに書くのではなく、スマホやパソコンで書くほうが簡単と思う人も多いかもしれませんが、それはNG。なぜなら、先ほど説明した「RAS」の機能は自分の文字に反応しやすいということがわかっているのです。
例えば、自分の願いごとをほかの人に書いてもらって、それを見たらどう思うでしょうか? 「きれいな字だな」とか、「ちょっと読みにくいな」と思うことはあっても、「これは重要だ! この情報を集めよう」という風には、脳は反応してくれません。スマホやパソコンで打った文字も同様です。
ですから、引き寄せノートを書くときには、手書きが鉄則!
想いをこめてノートを書けば、それだけ願いの実現も近づきますよ。
参考書籍
『金運を引き寄せたいならノートの神さまにお願いしなさい』(サンライズパブリッシング)
文/出雲安見子