外出自粛が続く中、夜はテレビをみたり、ヨガやストレッチを行ってゆっくり自宅で過ごしている…という人も多いのではないでしょうか? 今回は、エステティシャンである筆者が自宅でできるフェイシャルケアについてお教えします。
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おうち時間を使って美容タイム!
「特にすることもなく、何しようかな?」と思ったときに、いつも以上に念入りな肌ケアを行うのも、時間を有効的に使うひとつの方法ですね。
【むくみやこわばりをやわらげてリフトアップ効果のあるフェイスマッサージ】
(1)マッサージオイルや手持ちのフェイスクリームを手にとり、顔、首に広げます。
(2)手のひらを密着させて、少し圧をかけながら、首すじから肩に向かって、往復10回ゆっくり流します。
(3)手のひらを密着させて、あごからフェイスラインをとおり、耳のつけ根に向かって10回流します。
(4)指の関節を使いながら、エラのあたりの筋肉、耳のつけ根、鼻の側面、こめかみ、眉毛の筋肉をクルクルと円を描くように、約2分ほぐします。
(5)指の腹を使って、顔のツボを3秒ずつ押します。
(あご裏、口の下、口角、かみ合わせ、耳の下、小鼻、目頭の下、こめかみ、眉頭の下、眉中、眉尻、生え際)
(2)〜(5)まで反対側も同じように行います。
フェイスマッサージを行うことで、血液とリンパの流れがよくなり老廃物が流れやすくなります。また、かたくなった筋肉がほぐれるのでフェイスラインがすっきりして、ほおが丸くぷりっとします。マッサージのあとは、オイルやクリームを洗い流してから、いつものスキンケアを行ってください。
【毛穴を引き締めたい、肌の調子を復活させたいなら炭酸パック】
毛穴を引き締めたい、くすみをなんとかしたい、肌のコンディションを整えたいという人におすすめなのが炭酸パック。
炭酸パックによって、血行が促進され肌が明るくなり、毛穴の引き締まりや肌がやわらかくなるのが実感できます。
炭酸パックを肌に塗り、約20分ほど置くので、お風呂に入りながらパックをしたり、お風呂上がりにパックの上からラップをして家事をすることもできます。
私の肌では、ほお周辺や鼻周りの毛穴が引き締まったこと、小鼻の赤みやニキビあとの赤みが落ち着きました。
炭酸パックをふきとり、洗い流したあとは化粧水をたっぷりなじませて、シートマスクで保湿を行い、乳液、クリームで仕上げるのがおすすめです。
【肌が乾燥してカサカサ、保湿力を高めたい!そんなときはクリームパック】
肌が乾燥しやすく、うるおいやもちもち感が欲しいという人にはクリームパックがおすすめ。
クレンジング、洗顔後、いつもよりたっぷりめに、数回に分けて化粧水を肌になじませます。
フェイスクリームを少し多めに手にとり、顔全体に広げます。少し白く残る程度が目安です。
フェイスタオルを水でぬらして絞り、レンジで40秒ほど温めます。
鼻と口を開けて、顔にラップをし、ラップの上から温めたタオルをのせて約5分おきます。(マツエクをされている人、目もとの圧迫が気になる人は目もとまで開けておきましょう)
顔を温めることで血液やリンパの流れがよくなり、クリームが浸透しやすくなるほか、老廃物を流したり、リラックス効果も高まります。
5分経ったらタオルとラップをゆっくりはずし、肌表面に残っているクリームを肌になじませると、肌がしっとりもちもちになります。
ふだん「スキンケアするのが面倒」「なかなかゆっくり時間がとれない…」とついつい後回しにしてしまいがちな肌ケアを自宅にいる時間を有効に使って行ってみてはいかがでしょう。
むくみやこわばりが気になるときはフェイスマッサージ、毛穴を引き締めたいときは炭酸パック、保湿力を高めたいときはクリームパックなど、肌の調子に合わせてパックをとり入れてみてはいかがですか?