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まだ着られるorもう着られない? 流行ったあの服、この服の賞味期限【おしゃれリセット】

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まだ着られるorもう着られない? 流行ったあの服、この服の賞味期限【おしゃれリセット】

トレンドの流れはあっという間。あふれるほどあるトレンドアイテムの中から、ブレイク後も生き残り、定番化するものは少なからずありますが、トレンドの終わりと共に消えてしまうものもまた、たしかに存在します。それはいわゆる“時代遅れの服”。今回はスタイリストの筆者が、過去に流行ったあの服、この服の賞味期限についてお答えします。

監修 : 高田 空人衣(くにえ) (パーソナルスタイリスト)

スタイリスト・ライター。日本を代表するパーソナルスタイリストとして、TV『サタデープラス』ほか、「着痩せ」「高見え」「エイジレス」ファッション企画に多数出演、監修を担当。2011年創業、一般男女へのパーソナルスタイリングサービスを主宰。広告、芸能人・要人のスタイリング、執筆、講師、講演と、多方面で活動中。プライベートでは、ジャズダンス歴20年以上。着たい服がいくつになっても似合う体づくりに、日々取り組んでいます。
http://onnamind.net/

Contents 目次

本当に「まだ着られる」?

服の状態が傷んでいなければ、確かにそれは服という機能としての面からは「着られる」かもしれません。しかし、自分を魅力的に見せてくれる服かといえば、確実にNO。
とくに年齢を重ねてくると、時代遅れの服を着ることで、自分自身にもヴィンテージ感がでてくるものなので危険!
衣替えをきっかけに、「まだ着られる!」が通用しない賞味期限切れの手持ちのトレンド服を一気に片づけてしまいましょう。

着直すのが面倒な「襟抜きブラウス(シャツ)」


覚えていますか? 襟抜きブラウス(シャツ)。
ビッグシルエットのブラウスやシャツを、パンツやスカートに裾をインして、襟もとだけをぐっとうしろに引き、ネックラインをキレイに見せるこのスタイル。着こなしもこなれて見えることから、ヤングからミセスまで、誰もがとり入れていましたよね。そんな襟抜きブラウス(シャツ)は、残念ながら賞味期限切れ。
着ているうちに、せっかくの襟抜きが崩れてきて、着直しを要する面倒さが影響したのか、定番アイテムにはならず。これにとってかわった今季のシャツは、スタンドカラー。ボタンをしっかり留めるスタイルが旬です。

露出高めの「オフショルダー」は、控えめに進化


肩ががっつりと空いた、オフショルダーのニットやカットソーは、女性らしい装いができることで、流行した当時はワンピースも豊作でしたが、こちらも賞味期限切れ。
露出度が高いことから、デイリーファッションとしては一般化しなかったのかもしれません。
これに代わるのは、背中が空いたバックコンシャスなトップス。背中全体というより、うなじから下にかけて中央に控えめに空いたニットやワンピースなどが、旬のアイテムです。

長らくのロング丈ブームから、時代はショート丈へ


ここ数年のボトムは、ロング丈が主流でした。
さらに、パンツならどんどん幅も広くなりましたね。一見スカートと見間違えるようなガウチョパンツは、記憶に新しいのではないでしょうか。そんなガウチョパンツも、残念ながら賞味期限切れ。ボトムは長らくのロング丈時代から、ショート丈へとシフトしています。
そこで、ガウチョパンツに代わるのは、「バミューダパンツ」。
ひと昔前のバミューダパンツは、脚に沿うタイトなシルエットでしたが、現在は広めの幅に進化していますよ。

旬の空気を感じられるトレンド服は、気持ちにも華やぎを与えてくれます。賞味期限切れの服を片づけて、クローゼットに新風をぜひ入れてくださいね。

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