本来であれば、冬から春の衣替えの時期はお出かけ日和で外に出たくなりますよね。しかしながら、今年は外出自粛ということもあり、お店も休業中。誰もが自宅にすごもり状態にならざるを得ないのですから、これはもう衣替えに徹底的に集中できる絶好の機会。これまでなあなあで終わらせていた、一向に衣類が片づかないクローゼットをすっきり片づけてしまいましょう!
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クローゼットにしまうのは、お金と場所をかけたいものだけ
春の衣替えは、いらない冬服を見極める機会でもあります。
次に冬服を身に着けるのは、半年以上先ということを踏まえると、“向こう半年間、冬服が占領するスペース”“冬服のよい状態を維持するコスト”この2つをかけてでも所有したいかを考えるだけで、いらないものがわかります。
冬服の多くは、素材上クリーニングが必要なものが含まれるため、クリーニング代を出してまで次の冬に着たいものなのかをひとつの基準にしてみてください。
また、昨今の冬服はトレンドの傾向として“厚手”のボリュームのあるものが多く、その分収納スペースを多くとってしまいがちです。
そのため、すでに収納スペースが足らない…と感じている人もいるでしょうし、収納スペースを増やそうとしている人もいるかもしれません。ですが、収納スペースを増やすと永遠に衣替えは成功しません。現状の収納スペースで入りきる量だけにすることを徹底すると、いらない冬服を選択しやすくなりますよ。
消えた情熱は再熱しない
人の気持ちとは移り気なもので、とくに女性は、一度見限ったものは二度と振り返らない、という人もいるでしょう。
そのため、持ちものに対しても、一度気持ちがなくなってしまったものを思い出したように使うということは“ない”に等しいんですよね。
ですから、今年の冬に着なかったものは、次の冬に着る可能性は低いでしょう。
手持ちの冬服を見てひとつひとつ着用回数を思い出してみると、いらない冬服がピックアップしやすいですよ。
自分の変化は持ちものにも変化あり
たった1年、歳を重ねただけで似合わないものが出てくるのが大人。
何もしなくても年齢だけで変化があるのに、印象を左右する髪型が変わったり、太ったりやせたり体型が変われば、さらに似合うものも変わりますし、好みも変わります。ライフスタイルが変わればなおさらです。
もし、もうすでに上記のような変化が自分に訪れているのなら、今年の冬の自分と半年先の冬の自分とでは激変しています。
そうなれば今の持ちものは半年先の自分にはまったく合わなくなっていて当然なのです。
手持ちの春服にさえ違和感を感じているのなら、今ある冬服の多くが、半年先にはどれも着ないアイテムになることもありえるでしょう。
まさに今は、自分と向き合う絶好のチャンス。上記を参考に、やってよかったと思える衣替えを実践してみてくださいね。