「鼻の毛穴の皮脂づまりや黒ずみが気になる」「ほおの毛穴の開きが気になる」など、毛穴に関するお悩みがあるという人は多いですよね。毛穴といっても原因はさまざまなので、ケアの仕方も違います。今回はエステティシャンである筆者が悩みに合わせた毛穴のケア法についてご紹介します。
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【お悩み】鼻周りの皮脂づまりや黒ずみ
鼻の毛穴が目立つ、毛穴に皮脂がつまっていたり、黒いポツポツになっているのが悩みという人も多いのではないでしょうか?
鼻の周りは汗や皮脂が出やすい部分なので、メイク汚れや皮脂汚れの洗い残しによって毛穴がつまる、汚れが酸化して黒くなっている、スキンケア不足による乾燥によって代謝が乱れていることが毛穴の黒ずみの理由です。
こちらのケアを行ってみてください。
(1)ていねいにクレンジング・洗顔をする
クレンジングでファンデーションなどのメイク汚れを落とします。過度にこすったりせず、汚れを浮かせるように洗うことがポイントです。
洗顔は落ちきらなかったメイク汚れや皮脂汚れを落とします。キメ細かな泡を立てて、肌の表面で泡を転がすようにやさしく洗いましょう。
(2)オイルマッサージでデイリーケア
クレンジングや洗顔をしても、毛穴のつまりや黒ずみが気になる場合は、排水溝の汚れのように毛穴に汚れがこびりついてしまっている状態です。
皮脂や黒ずみに対して美容オイルをなじませることで汚れがスルンと浮きやすくなることがあります。ホホバオイルやアルガンオイルなどで毎日2分ほどクルクルとやさしくマッサージを行ってみてください。
(3)週に1回クレイパックでスペシャルケア
週に1回、クレイパックで毛穴の汚れを大掃除しましょう。
毛穴の汚れが落ちやすくなり、さらに肌の凹凸を整え、スキンケアの浸透が高まりキメの細かな肌になります。
(4)化粧水をたっぷり与える&コットンパック
毛穴の汚れを落としたあとは水分を与えることがポイントです。
とりっぱなし、毛穴が開きっぱなしでは、毛穴が開いたままとなり、再び汚れがたまりやすくなってしまいます。
コットンを2枚に化粧水をたっぷり含ませて、軽くおさえながら何度かくり返しながら肌になじませます。化粧水を少し足し、鼻に置きコットンパックを行います。
水分をたっぷり浸透させて汚れを浮かせやすくすることや毛穴を引き締める働きがあります。
(5)乳液&クリームで水分を逃さない
乳液を肌全体に広げて、手のひらを密着させながら浸透させます。同じようにクリームもなじませます。
【お悩み】ほおの毛穴の開きが気になる
ほおの毛穴が開いて目立つ原因は、スキンケア不足による肌の乾燥とほおの筋力の低下による皮膚のたるみです。日ごろから保湿を行い、引き締めケアをしておくことがポイントです。
こちらのケアを行ってみてください。
(1)クレンジング・洗顔をする
クレンジングでメイク汚れを浮かせるようにやさしく洗いましょう。洗顔はキメ細かな泡を立てて、肌の表面で泡を転がすようにやさしく洗いましょう。
(2)化粧水を含ませたコットンを冷やす
事前にコットンに化粧水を含ませ、タッパーやジップロックなどに入れて冷蔵庫で冷やしておきます。洗顔後、化粧水を手にとり、肌全体になじませます。
事前に冷やしておいた冷たいコットンをほおの毛穴部分にのせて2分ほど置き、毛穴を引き締めます。おでこや鼻、あご、フェイスラインなども冷たいコットンでトントンと化粧水をなじませましょう。
(3)ビタミンC誘導体の入った美容液もしくはシートマスク
ビタミンC誘導体は美白効果のほかに、毛穴を引き締める効果もあります。ビタミンC誘導体の入った美容液を毛穴部分に塗るもしくはシートマスクでさらに毛穴を引き締めます。
(4)乳液&クリームで水分を逃さない
乳液を肌全体に広げて、手のひらを密着させながら浸透させ、同じようにクリームもなじませます。
(5)表情筋を動かす
ほおの毛穴を鍛えるために、口角をキュッとあげて、ほおの筋肉を持ち上げるなど表情筋を動かすようにします。
汚れや皮脂のつまり、開きが気になるのか、皮脂が盛んな場所や筋力の低下によって目立つなどスキンケアの仕方やアプローチの仕方はそれぞれですので、正しいスキンケアを行ってケアをとり入れてみてくださいね。