VIOケアをするとメリットがたくさんあることを、今までお伝えしてきました。そこで、まずはセルフケアでトライしたい、と思う人も多いと思いのではないでしょうか。今回は皮膚科医で銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生にセルフケアのポイントをお伺いしました。また、VIO専用シェーバーの最新機能もご紹介します。
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VIOのセルフケアのおすすめの方法は?
本格的なVIO脱毛は、効果や安全性を考えてプロの手にお任せするのが最適ですが、まずは自分でVIOケアを始めてみたい人も多いと思います。家庭用の光脱毛器もありますが、いかがでしょうか?
「セルフケアを行うなら、毛のう炎や埋没毛をおこしやすいワックスや毛抜きは避けて、シェービングをするようにしましょう。
医療脱毛に通う方も、施術の前後にご自分での処理が必要です。毛を抜いてしまうとレーザー脱毛ができなくなってしまうので、必ずシェービングでのセルフケアをお願いしています。
家庭用の光脱毛器については、結論から言うとおすすめできません。
エステサロンの脱毛でも使われるのが光脱毛です。医療用のレーザーは1波長のみで毛のメラニン色素にスポット照射できるのに対し、光脱毛は多くの波長を照射することになるので、皮膚のヤケドのリスクが高くなりVIO脱毛には向いていません。家庭用の光脱毛器ではそのようなトラブルが起きないように、安全のため光の効果を弱めて設計されています。せっかく高額な脱毛器を手に入れても、毛が太く濃いVIOゾーンの脱毛効果が得られるにはかなりの時間を要してしまうことになると思います」(銀座ケイスキンクリニック院長・慶田朋子先生)
セルフケアで気をつけたい4つのポイント
初回の記事「VIOケアはメリットしかない!? 医師に聞く最新のデリケートゾーン脱毛」でお伝えしたように、シェービングのときには、肌を傷つけないようにすることが大切。自宅でのカミソリを使ったシェービングの方法を慶田先生に教えていただきました。
1.シェービング前に長い毛を短くカットする
カミソリを使う前に、長い毛を1cm程度の長さまでハサミで切りましょう。毛束を作ってからねじるようにしてつまんでカットします
2.ジェルやフォームで肌を保護する
カミソリの滑りが悪いと皮膚がカミソリに削りとられてしまうことがあります。滑りをよくするためジェルやフォームなどを肌に塗って保護します。
3.カミソリの刃は新しいものを使用
カミソリは毎回新しい刃のものを使用しましょう。レディス用の4枚刃のカミソリが肌を傷つけにくくおすすめです。
4.皮膚を引っ張りながら剃る
シェービング時の体勢は、浴室などでイスに座り、立てひざを大きく割るようにして前かがみに。VIOゾーンは皮膚がやわらかくのびやすいので、カミソリが肌を巻き込んで傷つけないように、指で皮膚を引っ張るようにのばしてからカミソリを当てるようにしましょう。
見えにくい場合は鏡を置いたりして、手もとを確認しながら行うといいですね。
次は、2020年5月にパナソニックから発売されたVIO専用のシェーバー「VIOフェリエ」について、お伝えします!