ヨガをしているとき、ふと足もとが視界に入ることで気づくかかとのガサガサ。こういった場面でかかとの美しい女性に出会うと、その女性のすべてがすてきに映ったりするものですよね。ヘアメイクアーティストの高倉里美さんによると、かかとは体のほかの部位と比べて皮脂腺がない分、乾燥しやすいうえに、角質層が厚くターンオーバーも遅いことから、古い角質がたまりやすいのだそう。寒い季節だけでなく、年中やっておきたいのがかかとケア。高倉さんのお手入れ法を教えていただきました。
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やわらかくしてから落とす
かかとをお手入れするときは、必ずやわらかくしてから行います。
角質が硬いままで落とそうとすると、落とさなくていい角質まで落とすことにもなりますし、十分なケアができなくなってしまうんです。
やわらかくするためには、湯船に浸かることがいちばん!
そのあと、「ドクターショール ツインヘッド かかとファイル」を使って、かかとの角質を落としていきます。
ドクターショールのかかとファイルは、粗い面と細かい面の2種類のヘッドに分かれていて、肌の状態に合わせて使い分けをします。
持ちやすい形状のため、かかとだけでなく足裏全体にも使えるので、効率のよいフットケアができるんです。
ケアの頻度は週1回。もしくは、ガサガサが気になったタイミングでもかまいません。分厚くなった角質を定期的に落とすだけでも、かかとがとってもキレイになります。
保湿は足専用がベスト
角質を落としたら、保湿することをお忘れなく。
基本的には手持ちの保湿剤を使ってOK。とくにワセリンや尿素系のクリームがおすすめです。
しかし、これらを使ってもガサガサしたり、もの足りなさを感じるようであれば、足専用の保湿剤を使ってみてください。
「サロンフット もっちり保湿足用美容液」は、角質を落としていない日にも使いたいフットケアアイテム。塗ったあと、かかとが本当にもっちりしっとりするところがお気に入り。
かかとがガサガサしやすい冬は朝と夜2回、夏は夜に1回塗っているのですが、これを塗るだけでストッキングをはくときに、かかとが引っ掛かることもなく快適にはけるんですよ。
塗ったあとで靴下をはいて寝ると、より効果的ですので気になる人はぜひやってみてください。
かかとが美しいと若々しさも増しますよね。年齢が出やすいパーツでもあるため、ぜひケアの強化を始めてみてください。
取材・文/高田空人