マスクをつける機会が増え、肌がカサカサするように感じる、フェイスラインに小さなプツプツができるようになった、ニキビや吹き出物がなかなか治らずくり返すと感じる人も多いのではないでしょうか? そんなときにスキンケアで何を気をつければいいのか? どういったアイテムが効果的なのかと疑問を抱いている人も多いです。
今回はエステティシャンである筆者がマスクで肌が荒れる原因やおすすめのスキンケアについてご紹介します。
Contents 目次
マスクによる肌荒れの原因
マスクを長時間つけて過ごすことで、摩擦によって肌表面の角質がめくれたり、摩擦による荒れや炎症がおきます。さわったときに細かなガサガサがある、ムラっぽい赤みが出る、スキンケアがピリピリしみるなどと感じることもあります。
日々のスキンケアによる保湿ケア不足が続き、角質がめくれた状態のままが続くと、肌内部の水分や油分が逃げやすくなり、肌荒れやかゆみ、プツプツ、吹き出物をくり返す原因となります。
マスクによる肌荒れをくり返さないためには…
1.帰宅後は洗顔によって、メイクや皮脂汚れを落とし清潔にする
2.化粧水をたっぷり浸透させて保湿ケアを行う
3.保湿や肌荒れ予防効果のあるスキンケアアイテムをとり入れる
4.コットン綿やシルクなど肌にやさしい素材のマスクを選ぶ
この4つのポイントを意識しましょう。
肌荒れ時の効果的なスキンケアの選び方
マスクによって肌がカサカサする、フェイスラインに小さなプツプツができる、ニキビや吹き出物をくり返す場合、どういったスキンケアが効果的かご紹介します。
カサカサ乾燥、うるおいが不足していると感じる場合はコラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分を重視!
エステティシャンのおすすめアイテムは「アバウトミー メディアンサー コラーゲンファーミングアップクリーム」。
保湿成分である加水分解コラーゲンを64%配合している保湿クリーム。するんと伸びがよく軽い質感、みずみずしくうるおい、もちっとした仕上がりになります。
時間が経つと肌表面はさらっとしたさわり心地ですが、肌の内側はうるおっている感じなのでツヤが出ます。カサカサしてうるおいが足りないと感じる場合は2、3回重ねて保湿力を高めるのがおすすめ。
乾燥、ニキビ、吹き出物をくり返す場合は、炎症予防や修復作用のある成分重視!
エステティシャンのおすすめアイテムは「シカメゾットクリーム」。
シカクリームとは、ツボクサ由来の成分が配合されており、有効成分による炎症抑制効果、ニキビ抑制効果、肌荒れ予防、肌を保湿、保護するクリーム。
手にとった瞬間伸びもよくなじませやすいですが、肌になじませるとよりしっかりと包まれているような密着感とコクのある印象です。
保湿力も高く時間が経っても肌がしっとり、もちもちしています。肌荒れやニキビや吹き出物部分に伸ばしながら2、3回重ねて塗り、寝ている間の修復力を高めるのがおすすめです。
2つのクリームはどちらも保湿力が高いですが、みずみずしさやうるおいを高めるタイプ、肌荒れやニキビなどの炎症にも効果があるなどそれぞれ目的が違います。
クリームだけに限らず、化粧水や美容液なども自分の肌タイプにあわせて、保湿成分が含まれているもの、炎症抑制効果や肌荒れ予防に効果があるものを選ぶとよいですね。
マスク生活とうまくつき合うためには、肌荒れの原因を作らないように4つのポイントを意識し、夜のスキンケアだけでなく、朝のスキンケアによって肌とマスクがダイレクトに摩擦しないようにするなど肌を守るスキンケアをとり入れてみてくださいね。