ただひとつにまとめただけなのに、不思議とおしゃれで素敵に見えるのはなぜ? そのカラクリを知りたくないですか? 髪のことならやっぱり美容師さんに聞くのが近道! 今回教えてくれるのは、雑誌やドラマの現場などでも活躍中の美容師・木村旭宏さん。「私めちゃくちゃ不器用…」という人でもキレイにまとめ髪が作れるコツを教えていただきました。
Contents 目次
スタイリングしやすい髪を作る
キレイなまとめ髪を作るためには、スタイリングしやすい髪を作ることが基本。
そこで、使ってほしいのが“エルカラクトン”が配合されている、トリートメント。
“エルカラクトン”は、ヘアアイロンやドライヤーなどを使用するときに出る熱を利用して、髪のキューティクルを補修してくれる成分なんです。
洗髪後は誰もがドライヤーを使うでしょうから、この“エルカラクトン”に頼ることで、洗うたびにキレイな髪作りができるので、効率よくスタイリングしやすい髪を作ることができますよ。
「ラキュア スムース トリートメント」には、この“エルカラクトン”が配合されているうえ、髪に水分を与えてうるおいを保つウォーターリテンション処方。まとめ髪を作ったとき、パサっとした印象ではなく、うるおいに満ちたキレイなまとめ髪が作れます。
素敵に見えるクセをつける
ドライヤーでしっかり髪を乾かしたら、すぐに髪をまとめるのではなく、あらかじめまとめ髪が素敵に見えるクセづけを、髪に施してしまいましょう。
このクセづけにはヘアアイロンを使用しますが、ヘアアイロンと聞くと、たいていは難しそうな印象がありますよね。
一般的なヘアアイロンは、高熱を使うので髪のダメージはもちろん、慣れないと使っている最中の火傷も心配になるかと思いますが、そんなときには「ヘアビューロン(カール・ストレート)4D Plus」を使ってみてください。
40℃ほどの低温でもカールなどクセづけがしっかりキープできます。髪を傷める心配もなく、低温だから火傷の心配も不要!
クセづけは、本当に適当でかまいません。毛先をランダムに内巻き、外巻きと、とくに法則はありませんので、クセづけをしてください。これをするだけで、仕上がりがまったく変わります。
まとめる前にスタイリング剤
クセづけをしたあとも、まだ髪をまとめないでくださいね。
次に使うのは、スタイリング剤! まとめ髪を作ってから、スタイリング剤を使うより、先にスタイリング剤をつけてから髪をまとめるほうが、作りたてのまとめ髪を長くキープすることができます。
使うのはヘアワックス。ヘアワックスを適量手に取って手のひらでなじませます。クセづけした毛先を中心に、地肌にはつけないように手ぐしでしっかりと髪になじませましょう。
「ダイアンボヌール オーガニックヘアワックス(バーム)」は、髪だけでなく、全身にも使えるマルチバーム。体温で使いやすい硬さに戻るので、スタイリングしやすく、髪につけたあとそのまま手になじませられる、ハンドクリームのような質感。ベタベタしないので、いちいち手を洗わなくていい点がおすすめ。
はい! これで、ひとつ結びをしてみてください。ただひとつにまとめただけなのに、終日素敵なまとめ髪ができ上がります。
不器用な人でもできる簡単なまとめ髪の作り方、ぜひお試しください!
取材・文/高田空人衣