肌がカサカサする、さわるとザラザラする、あごやフェイスラインのプツプツができるなどマスクをつけている場所の肌のトラブルは、空気の乾燥によって肌の水分や皮脂が逃げることで乾燥した状態に、マスクの繊維摩擦が重なり肌荒れや肌トラブルを招きやすくなります。
あれ? 調子悪いかも...と感じたら放置せず、いつも以上に念入りなスキンケアを行いましょう。
今回は、エステティシャンである筆者がおすすめする、いつものスキンケアに無印良品の2アイテムをプラスするだけでできる肌荒れリカバリーケア法についてご紹介します。
Contents 目次
無印良品アイテムでできる!マスクによる肌荒れリカバリーケア法
<準備するもの>
無印良品の敏感肌用オールインワン美容液ジェル、ローションシート(全体用) 圧縮タイプ、手持ちの化粧水、乳液、クリーム
1.クレンジング、洗顔で肌の汚れを落とす
肌には、メイク以外にも皮脂や外気汚れが付着しています。
スキンケアの前はクレンジングでメイクなど油性の汚れ、メイクをしていない場合は皮脂や外気汚れをやさしくていねいに落としましょう。
2.化粧水をたっぷり肌に浸透させる
肌の乾燥を感じる、肌荒れをくり返す場合は肌表面にあるバリア機能が低下し、水分が逃げやすい環境になっています。
空気の乾燥ももちろんですが、日々のスキンケアの量が少ないことで肌トラブルを招きやすくなっているかも。
コットンを2枚に重ね、ひたひたになるくらいにたっぷり化粧水をとります。
やさしく肌表面をなでる程度にサッと顔全体に広げたあと、やさしくおさえるように化粧水を浸透させます。コットンをキレイな面に裏返し、化粧水を追加してくり返し化粧水を浸透させます。
3.無印良品の敏感肌用オールインワン美容液ジェルを肌に広げる
岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズで、化粧水、乳液、美容液がひとつになった保湿ジェル。ジェルタイプのテクスチャーは水分を多く含み、乾燥しづらいので、肌荒れや乾燥が気になるときはパックとして活用するのがおすすめ。
さくらんぼ1個半ほどの量を手にとり、顔全体に広げます。
全部塗り込むのではなく、肌表面に少し残るくらいに広げます。
4.ローションシート(全体用)圧縮タイプに化粧水を含ませてパック
圧縮されたローションシートを容器に入れ、化粧水を少し多めに含ませます。
ローションシートを広げると顔をおおうシートマスクができます。
ジェルの上からローションシートをのせて約15分置いてパックしましょう。
化粧水と美容液ジェルの水分が肌にじわじわと浸透し、肌の水分量が高まります。
15分経ったら、ローションシートをはずし、肌表面に残っているジェルを手のひらで広げます。
5.乳液、クリームでフタをする
肌にたっぷり水分が浸透したら、水分を逃さないために、乳液とクリームで油分をおぎないます。
いつものスキンケアでは不足しがちな水分量を高めることと、美容液ジェルでパックをすることで乾燥や肌荒れが落ち着き肌がしっとり、みずみずしくうるおい、キメが整い、毛穴も引き締まったように感じます。
マスクによる肌荒れが気になるときは、肌の乾燥やバリア機能が低下しているうえに、マスク繊維による摩擦がおき、日々のスキンケアの量が少ないことで肌トラブルをくり返しているかも。
スキンケアの量とジェル+マスクパックで肌荒れや乾燥をリカバリーすると肌コンディションがよくなりますので参考にしてみてください。