家で過ごす時間が多くなったこの冬は、セルフケアにたっぷりと時間をかけられる絶好の機会。そこで、今回フォーカスしたのは、家庭用の美容家電! エステにも行きづらい状況のなか、ハンドケアではできないケアや、ハンドケアよりも遥かに効率的なケアができる家庭用の美容家電とは一体どんなものがあるのでしょう? 美容マシンにくわしい、現役エステティシャンの鷲山夏希さんに、リアルに使っているおすすめ美容家電を教えていただきました。
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フェイスにおすすめ美容家電
エステに通うとなると、痩身なら週2回、フェイシャルなら月2回といったように、結果を出そうとなるとある程度まとまった“時間と費用”を確保しなくてはなりません。それらを確保する必要がないのが、家庭用美容家電です。
顔の場合は、土台をキレイにするためのケアができる美容家電を選びましょう!
土台をキレイにするというと化粧水や乳液など塗るものばかりを意識しがちですが、これらのものを足すよりも、あるものを落として土台作りをすることが大切なんです。落としたいあるものとは“角質”。
ふだんの洗顔だけではなかなか取り除けませんし、角質が厚いと化粧水などを使っても肌表面で流れてしまうだけになってしまうので、角質ケアができる美容家電がおすすめです。
「ルメント モイスチャーピーリングプロ」は、水を使ったピーリングができる美容家電。
通常ピーリングは薬剤を使用するため、肌トラブルも起きやすく、結構危なっかしいケアなのですが、これは超音波振動で水をミスト化させて行うから、安全な角質ケアを行うことができるんですよ。ピーリング機能だけでなく、エステサロンでできるイオン導入や微弱電流によるタッピングも、この小さな1台で安全にできます。
ピーリングのあとは、保湿成分でおなじみのヒアルロン酸がたっぷりと入った「DEW キャビアドットブースター」をイオン導入モードで角質層まで浸透させます。
なぜ化粧水ではなく美容液なのかというと、美容液は化粧水や乳液よりも、美容成分が多く配合されているので、キレイになった土台にすぐ使うことで集中ケアができるからです。
ボディにおすすめの美容家電
体のケアには、脂肪をほぐしてくれる美容家電を!
固くなった脂肪は酸素の通りが悪いため、セルライトを引き起こす原因になります。絶えずにつまんだりもみほぐしたりするといいのですが、自分の手だけでやると、どうしても手加減してしまったり、疲れてしまうので続かないんですよね。そんな疲れもなく、脂肪をもみほぐせるのが「ヤーマン デュアルフォース」。
ダブルヘッドでパワフルなうえに「くの字」に折れるため、エステティシャンがやってくれるような、もみほぐしの感覚を得られます。
「WELEDA ホワイトバーチ セルライトオイル」を塗って、脂肪の凹凸や肌のざらつきも一緒にケアしながら使っています。しかもこれ、浴槽のなかで使用すれば脂肪を温めながらもみほぐしができるから、効率よくボディケアができるんですよ。
コスメと一緒で、美容家電も継続して使ってこそ効果を感じられるものです。鷲山さんのおすすめするアイテムをぜひお試ししてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣