少しずつ暖かくなってきたとはいえ、まだまだ油断できないお肌の「乾燥」。さらに、季節の変わり目で、お肌は“ゆらぎ”がちに。
そんなトラブルから肌を守るのに重要なポイントとなるのが「保湿」です。
気になる保湿ケアについて教えてくれるのは、うるおいのある美肌が美容業界内でも評判のモデル・野崎萌香さん。前回のスキンケアに続き、第2回目となる今回は、常在菌に着目した生活習慣からの保湿ケアについてたっぷりと語ってくれました!
Contents 目次
肌を守ってくれる“常在菌”が棲みやすい環境にすることが大事!
私が肌ケアで重視していることのひとつが、“常在菌ファースト”のスキンケア”。
私たちの肌にはもともと“皮膚常在菌”という菌が棲んでいて、肌のバリア機能をサポートしてくれています。この常在菌の中でも、肌にとっていい働きをしてくれるのが、“美肌菌”とも呼ばれる「表皮ブドウ球菌」。
この菌が棲みやすい肌環境を作ることが、健やかな肌をキープするために、とても重要! ということを、ランコムの美容液『ジェニフィック アドバンスト N』を通して知り、意識するようになりました。
表皮ブドウ球菌は、ほとんどの人の皮膚に存在しているのですが、乾燥などの外的刺激や間違ったケアなどをしていると、減ったり、力が弱まってしまうのだそうです。すると、肌のバリア機能が低下し、カサつきや肌トラブルを引き起こすことに。
『ジェニフィック アドバンスト N』は、菌ケアに着目した美容液です。美肌菌を元気にする成分を贅沢に配合し、肌本来のバリア機能と回復力を高めてくれます。
それから、前回お話した“洗いすぎ”について、じつは美肌菌のためにもNGなんです。洗浄力の強いクレンジグや洗顔は、必要な皮脂だけでなく、皮膚に棲むいい菌までも流してしまうからです。
また、水が冷たい季節は特に、熱いお湯で顔を洗う人がいると思うのですが、それも菌を減らす原因になってしまうので、必ずぬるま湯で洗顔するようにしています。
お風呂の美容効果は絶大。温熱・保温効果の高い入浴剤で、汗をかけば美肌に!
じつは美肌菌と呼ばれる「表皮ブドウ球菌」は、汗や皮脂をエサにしているんです。つまり、汗をかけば美肌菌が元気になり、肌も健やかになるということ!
でも、冬はなかなか汗をかきにくいですよね。だからこそ大事にしているのが、毎日しっかりお風呂に浸かり、汗をかくということです。忙しいと、ついシャワーで済ませてしまう人も多いと思うのですが、私は、どんなにいい美容液も、お風呂の効果には適わないと思っています。
汗をかけば美肌菌が元気になることはもちろんですが、温熱効果で血流が促されれば、肌のすみずみまで必要な栄養が行き渡りやすくなり、顔色もよくなりますし、スキンケアの際に化粧水や美容液などの浸透力もアップ。さらにデトックス効果でむくみもすっきり! といいこと尽くしです。
だからこそ、皆さんにもバスタイムを大切にしてほしい! そんな思いから、Aimer(エメ)というバスブランドを昨秋にプロデュースしました。
その第一弾が、「エプソムソルト入浴剤」です。エプソムソルトとは、塩に粒子が似ていることから「ソルト」と名がついているのですが、主成分は硫酸マグネシウムです。硫酸マグネシウムは温熱・保温効果が高く、疲労回復にも高い効果が期待できる成分。この入浴剤をバスタブに入れて入浴すると体がポカポカ温まり、じわじわ汗をかくことができます!
また、塩ではないので、傷や肌荒れがあってもしみる心配はありません。ヒヤシンスとプルメリアを2対1で調合した香りもこだわり。さわやかでリラックスできる香りが浴室に広がります!
体を温めたり、汗をかいたりすることはもちろんですが、リラックスすることも肌の健康のためにはとても大切だと思いますね。
■Aimer
https://lp.aimer-store.com/
取材・文/柿沼曜子