マスクを着用していると無表情になりがちです。また、テレワークなどで人と話す機会が少なくなると、表情筋を動かす機会が減り、筋肉が衰えて老け顔になりやすくなります。今回は、コスメコンシェルジュの私が行っている美顔器を使った老け顔対策をご紹介します。顔のコリや、衰えがちな顔の筋肉にアプローチして、上向きの肌を目指しましょう!
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マスクの下で進行する老け顔化… どう防ぐといいの?
マスクをつける生活があたり前になってから、「顔の下半分がたるんで老けたような気がする…」というお悩みを感じている人が増えています。
マスクをつけると口もとが見えないので、口角が下がり無表情になりがちに。また、顔の筋肉を使う機会が減ると、体と同じように筋肉が衰えてたるんでいってしまいます。これらがマスクの下で進む、老け顔化の一因です。
そこで、私が今まで以上に意識してとり入れているのが美顔器です。手でふれるのとは異なる肌への働きかけをすることで、たまった老廃物をスッキリと流し、筋肉にも適度な刺激を与えて、老け顔をトレーニングすることができますよ!
私が使っている美顔器を3点ご紹介します。
カッサで顔こりをやさしくほぐそう
カッサはこりをほぐして滞りを流してくれる美顔器です。さまざまな形や材質のプレートがありますが、私が数年愛用しているものがこちらです。
【ナガエプリュス コリネットリンプ】(税込価格:5500円)
富山県高岡市の鋳物技術から生まれたアルミニウム製のカッサです。カーブの形が絶妙で、どの部分を肌に当てても、ピタッとツボやフェイスラインにはまる感覚があります。
継ぎ目がなくさびにくい素材なので、お風呂の中に持ち込んで、温めて使うこともできます。
●顔こりのほぐしに
ほおは意外とこりやすい部分です。老廃物がたまってめぐりが悪くなると肌に栄養が行き渡らず、たるみが目立ちやすくなります。こりをほぐしてスッキリ小顔になりましょう!
まずはこりチェックから。
小鼻の横から頬骨の下、かみ合わせの部分(下の左画像の丸印)をさわってみてください。感触がかたくて、押すと鈍い痛みを感じるようならこりのサインです。
コリネットリンプの角の部分(下の右画像の丸囲み部分)を使って、やさしく顔こりをほぐします。肌を摩擦しすぎないように、すべりのいいオイルやクリームなどをつけてから行いましょう。
こりを感じるところを、コリネットリンプの角でじんわりとやさしく押さえるようにします。さらに、押さえながら口を開け閉めするとよりほぐれやすくなります。
ほぐしたあとは、コリネットリンプの側面のカーブを肌に沿わせて、ほおの内側から外側へとリンパを流すと、むくみもスッキリします。
ローラーつき美容液でお手軽マッサージをしよう
最近は、ローラーなどの美顔器機能つきの美容液が人気ですが、1000円台というお手頃価格で手に入る美容液をご紹介します。
ポーチに入れて持ち歩きもしやすいコンパクトサイズなので、外出先でたるみが気になるときにもさっと使えて便利です。
【ナリス化粧品 フォーザエフ 薬用リンクルクリア エッセンス】(税込価格:1485円)
容器の先に小さなローラーがついていて、コロコロと転がすと、肌に美容液が直塗りできます。ローラーのマッサージ効果で血行をよくすることができますよ。
シワ改善と美白効果がある「ナイアシンアミド」配合の薬用美容液なので、主に目もとに使うのがおすすめですが、この小さなサイズ感は、口角の引き上げにもぴったりです!
●口角の引き上げに
唇の口角の横を、下から上に半円を描くように、ローラーを転がします。
ローラーは肌に軽くふれるくらいのやさしい力で、すべらせるように転がしてくださいね。そのあと、手のひらで美容液をなじませます。
口角が下がると不機嫌な表情に見えてしまうので、にっこり微笑むような上向きの口角を目指しましょう!
EMS美顔器で顔の筋トレをはじめよう
表情筋の衰えに働きかけるなら、電気で筋肉を刺激する「EMS機能」つきの美顔器がおすすめです。筋肉を収縮・弛緩させることで、衰えた表情筋を鍛えることができます!
【フェヴリナ リフテミス】(税込価格:34800円)
リフテミスは「カッサ」としても使うことができる、手のひらサイズの美顔器です。コンパクトで持ち運びしやすいので、どこでも手軽にEMSケアができるところが気に入っています。
EMSの刺激は、好みの強さに調節することが可能です。肌にピリピリッとした電気刺激が伝わり、めぐりがよくなるのを実感できますよ。
●ほうれい線・フェイスラインの引き締めに
肌を摩擦しないように、使う前にジェルや乳液を塗っておきます。
ハート型のプレート部分を、両方とも肌に密着するように当てて、肌の内側から外側へ、下から上へと引き上げるようにゆっくりすべらせます。
1回10分でお手入れ完了です。使うと肌が引き締まりキメが整うので、朝のメイク前の使用もおすすめです。
最近顔が疲れているな、と感じる人は、トレーニング代わりに美顔器のケアをとり入れてみませんか?